Experience Manager Assets Brand Portal は、別の表示オプションを使用しながらリソースの参照、アセット階層のトラバース、およびアセットの検索を容易に行える様々な機能とユーザーインターフェイス要素を提供します。
管理者ユーザーは、上部にある ツールバーの Experience Manager ロゴから、管理ツールパネルへアクセスできます。
Brand Portal ドロップダウンの左上にあるパネルセレクターを使用すると、アセット階層へ移動、検索を効率化、およびリソースを表示するオプションが表示されます。
Brand Portal の右上にある表示セレクターで利用可能な表示(カード、列、およびリスト)のいずれかを使用すると、アセットを表示、ナビゲーション、および選択することができます。
概念上、表示、ナビゲーションおよび選択はすべての表示で同じ操作ですが、使用している表示によって処理がわずかに異なります。
使用可能な任意の表示方法で、リソースを表示、ナビゲーションおよび(追加のアクションを行うために)選択できます。
カード表示では、現在のレベルの各項目の情報カードを表示します。これらのカードは、以下の詳細が記載されています。
カードを(クイックアクションを回避するために慎重に)タップまたはクリックして階層の下に移動したり、ヘッダーのパンくずリストを使用して再び上に移動したりできます。
カード表示のフォルダーのカードは、管理者以外のユーザー(編集者、閲覧者、およびゲストユーザー)にフォルダー階層情報を表示します。この機能は、親階層について、アクセスしようとしているフォルダーの場所をユーザーに知らせます。
フォルダー階層情報は特に、似たような名前のフォルダーを、別のフォルダー階層から共有された他のフォルダーと区別する際に便利です。管理者以外のユーザーが、自分たちに共有されているアセットのフォルダー構造を把握していない場合、似たような名前のアセット/フォルダーは紛らわしくなります。
アセットのプロパティを表示する「概要」オプション
「概要」オプションでは、管理者以外のユーザー(編集者、閲覧者、ゲストユーザー)が、選択したアセット/フォルダーのアセットのプロパティを表示できます。「概要」オプションは、次の場所に表示されます。
アセットやフォルダーを選択した状態で「概要」オプションを選択すると、タイトル、パス、アセット作成時間を確認できます。一方、アセットの詳細ページで「概要」オプションを選択すると、アセットのメタデータを確認できます。
表示セレクターで表示設定を選択すると、表示設定ダイアログが開き、カード表示でアセットのサムネールをサイズ変更できます。これにより、表示をパーソナライズして、表示されるサムネールの数を制御できます。
リスト表示では、現在のレベルの各リソースの情報が表示されます。リスト表示は次の詳細を提供します。
パス列を使用すると、フォルダー階層内のアセットの場所が特定しやすくなります。リソース名をタップまたはクリックして階層の下に移動したり、ヘッダーのパンくずリストを使用して上に戻ったりできます。
リスト表示の最初の列には、デフォルトでアセットの名前が表示されます。アセットのタイトル、ロケール、タイプ、ディメンション、サイズ、レーティング、公開状態などの追加情報も表示されます。ただし、「表示設定」を使用して、表示する列を選択することもできます。
列表示を使用すると、一連のカスケード列からコンテンツツリー内を移動できます。この表示は、アセット階層を視覚化およびトラバースするのに便利です。
最初(一番左)の列のリソースを選択すると、右側にある 2 列目に子リソースが表示されます。2 列目のリソースを選択すると、右側にある 3 列目に子リソースが表示されます(以降も同様です)。
リソース名かリソース名の右にある山形記号をタップまたはクリックすることで、ツリーを上下に移動できます。
列表示でアセットが選択されると、アセットを視覚的に表現したものが次の詳細と共に最後の列に表示されます。
これらの表示に加え、3 つのツリー表示を使用して、目的のアセットやフォルダーを表示および選択しながらアセット階層をドリルダウンします。
ツリー表示を開くには、左上のパネルセレクターをタップまたはクリックし、メニューから「コンテンツツリー」を選択します。
コンテンツ階層から目的のアセットに移動します。
アセットの詳細ページでは、アセットを表示、ダウンロード、アセットリンクを共有、コレクションへアセットを移動させる、またはアセットのプロパティページを表示することができます。また、同じフォルダーの他のアセットの詳細ページへ続けて移動することもできます。
アセットのメタデータや様々なレンディションを表示するには、アセットの詳細ページのパネルセレクターを使用します。
アセットの詳細ページでアセットの利用可能なレンディションをすべて表示し、レンディションパネルからレンディションを選択してプレビューできます。
アセットプロパティページを開くには、上部のバーにある「プロパティ §」オプションを使用します。
また、アセットの関係も AEM から Brand Portal に公開されているので、アセットのプロパティページですべての関連アセット(AEM 上のソースまたは派生アセット)のリストを表示することもできます。