JEE 上の AEM Forms では、HTML Workspace でアダプティブフォームを使用することができます。
プロセスデザインの際に XDP を選択することができるため、既存のアダプティブフォーム AEM レポジトリから参照できる機能が追加されました。この機能により、プロセスデザイナーは、アダプティブフォームを Task からだけでなく、Starting Point からも設定することができます。
プロセスデザインでアダプティブフォームの使用を有効化するには、次の手順を実行します。
アダプティブフォームは AEM リポジトリにあるため、LiveCycle アプリケーションのエクスポートには、使用されているアダプティブフォームへのリファレンスのみが含まれています。そのため、LiveCycle アプリケーションのエクスポートおよびインポートは、2 段階のプロセスとなっています。LiveCycle アプリケーションには、プロセスの定義などが含まれています。アダプティブフォームを含む別のパッケージが、AEM より ZIP ファイルにてエクスポートされます。インポート中、LiveCycle アプリケーションは Workbench を通してインポートされ、アダプティブフォームは AEM を通してインポートされます。
HTML Workspace は、モバイルフォームに使用できるコントロールのほかに、アダプティブフォーム特有のコントロールをいくつか提供しています。HTML Workspace で「Task」または「Start Point」を開くと、ユーザーは、アダプティブフォームをナビゲートし、保存、署名、送信、添付ファイルの追加を行うことができます。詳しい内容は次のとおりです。
ファイルを添付するには、Mobile Forms と同じように、「Task」の添付ファイルを使用します。アダプティブフォームでは、File Attachment タイプのボタンは非表示になっています。
アダプティブフォームを保存するには、Mobile Forms の場合と同じように「保存」をクリックします。アダプティブフォームでは、Save タイプのボタンは非表示になっています。
アダプティブフォームを送信するには、Mobile Forms と同じように、「送信」ボタンを使うか、またはルートアクションを使用します。アダプティブフォームでは、Submit タイプのボタンは非表示になっています。
アダプティブフォームグローバルツールバーの表示:プロセスデザイナーがグローバル / トップレベルツールバーを非表示にした場合、ツールバーおよびボタンはアダプティブフォームに表示されません。
Workspace でのアダプティブフォームのナビゲーションコントロール:HTML Workspace のアダプティブフォームでは、「保存」、「送信」、「ルートアクション」のボタンに加え、「次へ」/「前へ」ボタンも使用できます。HTML Workspace でアダプティブフォームのパネルをナビゲートするには、「次へ」/「前へ」ボタンをクリックします。「次へ」/「前へ」ボタンは、アダプティブフォームのモバイル表示のナビゲーションコントロールのような、精密なナビゲーションを提供します。
アダプティブフォームの eSign サービスと Summary コンポーネント:Summary コンポーネントは、HTML Workspace では操作できません。つまり、アダプティブフォームに Summary コンポーネントが含まれていても、ワークスペースでは表示されません。HTML Workspace では、ユーザーは、Esign コンポーネントの自動送信の代わりに、送信またはルートアクションをクリックします。ドキュメントが署名された後は、フラット(非インタラクティブ)な署名済みドキュメントとして表示されます。「送信」またはルートアクションをクリックして、タスクまたは Start Point を閉じます。
署名済みのドキュメントが eSign サービスサーバーから収集され、データ xml ファイルがプロセス内の次のステップへと転送されます。
Adobe Experience Manager Forms Workbench を開きます。
ファイル/新規/アプリケーションに移動するか、または既存のアプリケーションを使用してアプリケーションを作成します。
新しいアプリケーションの作成
プロセスを作成するか、またはアプリケーション内の既存のプロセスを使用します。
新しいプロセスの作成
Start Point または Assign Task を作成し、ダブルクリックします。
「プレゼンテーションとデータ」セクションで、「CRX アセットを使用」を選択し、アセットの前にある省略記号をクリックします。
CRX アセットを使用
アセットを管理 UI を通して作成されたアダプティブフォームを選択し、「OK」をクリックします。
アダプティブフォームの選択
アダプティブフォームの作成について詳しくは、「アダプティブフォームの作成」を参照してください。
プロセスの作成について詳しくは、プロセスの作成と管理を参照してください。