Correspondence Management を使用すると、ソリューションテンプレートをリブランディングしてブランド価値を保持したり、組織のブランディング基準を統一したりするのに役立ちます。ユーザーインターフェイスのリブランドには、組織ロゴの変更も含まれます。ロゴは、通信作成用 UI の左上隅に表示されます。
通信作成用 UI に表示されるロゴは、組織のロゴと入れ替えることもできます。
通信作成用 UI に表示されたカスタムアイコン
カスタムロゴ画像を使用するには、次の手順を実行します。
CRX 内で適切なフォルダー構造を作成します。
CRX で作成したフォルダーに、新しいロゴファイルをアップロードします。
CRX 上に CSS をセットアップし、新しいロゴを参照します。
ブラウザーの履歴を消去し、通信作成 UI を更新します。
カスタムロゴ用の画像やスタイルシートをホストするため、以下に説明するフォルダ構造を作成します。/apps ルートフォルダを持つ新しいフォルダ構造は、/libs フォルダ構造に類似しています。
何らかのカスタマイズを加える場合は、以下に説明するように、/apps ブランチに並列フォルダ構造を作成します。
/apps 分岐(フォルダー構造)により:
次の手順を実行して、必要なフォルダー構造を /apps 分岐に作成します。
https://'[server]:[port]'/[ContextPath]/crx/de
にアクセスし、管理者としてログインします。
apps フォルダー内に、ccrui フォルダーにある css フォルダーと同様のパスと構造を持つ、css
というフォルダーを作成します。
css フォルダーの作成手順:
次のパスにある css フォルダーを右クリックし、「ノードをオーバーレイ」を選択します。/libs/fd/cm/ccr/gui/components/admin/clientlibs/ccrui/css
「ノードをオーバーレイ」ダイアログに次の値が表示されていることを確認します。
パス: /libs/fd/cm/ccr/gui/components/admin/clientlibs/ccrui/css
オーバーレイの場所:/apps/
ノードタイプを一致させる:オン
/libs 分岐は変更しないでください。次の操作を行った場合はこのブランチが変更されるため、各自で加えた変更はすべて失われます。
* インスタンス上でのアップグレード
* ホットフィックスの適用
* 機能パックのインストール
「OK」をクリックします。指定されたパスに、css フォルダが作成されます。
apps フォルダー内に、ccrui フォルダーにある imgs フォルダーと同様のパスと構造を持つ、imgs
というフォルダーを作成します。
次のパスにある imgs フォルダーを右クリックし、「ノードをオーバーレイ」を選択します。/libs/fd/cm/ccr/gui/components/admin/clientlibs/ccrui/imgs
「ノードをオーバーレイ」ダイアログに次の値が表示されていることを確認します。
パス:/libs/fd/cm/ccr/gui/components/admin/clientlibs/ccrui/imgs
オーバーレイの場所:/apps/
ノードタイプを一致させる:オン
「OK」をクリックします。
フォルダ構造は、/apps フォルダーに手動で作成することもできます。
「すべて保存」をクリックして、サーバーに変更を保存します。
CRX にカスタムロゴファイルをアップロードします。ロゴの描画には、標準的な HTML 規則が適用されます。サポートしている画像ファイル形式は、AEM Forms へのアクセスに使用しているブラウザーによって異なります。ただし、JPEG、GIF、および PNG は、すべてのブラウザでサポートされています。ブラウザでサポートされている画像形式の詳細は、ブラウザ固有のドキュメントを参照してください。
以下の手順を実行して、CRX にカスタムロゴファイルをアップロードします。
https://'[server]:[port]'/[contextpath]/crx/de
にアクセスします。必要に応じて、管理者としてログインします。
CRXDE から、次のパスにある imgs フォルダーを右クリックし、「作成」/「ファイルを作成」を選択します。
/apps/fd/cm/ccr/gui/components/admin/clientlibs/ccrui/imgs/
「ファイルを作成」ダイアログで、ファイルの名前「CustomLogo.png」(またはロゴファイルの名前)を入力します。
「すべて保存」をクリックします。
新しく作成したファイル(ここでは「CustomLogo.png」)の下にjcr:content のプロパティが表示されます。、
フォルダー構造内で、jcr:content をクリックします。
jcr:content のプロパティが表示されます。
jcr:data プロパティをダブルクリックします。
「Edit jcr:data」のダイアログが表示されます。
次に、newlogo.png フォルダーをクリックし、jcr:content(dim オプション)をダブルクリックし、タイプを nt:resource に設定します。プロパティが表示されていない場合は、まず、名前が「jcr:content」のプロパティを作成します。
「jcr:data の編集」ダイアログで「参照」をクリックし、ロゴとして使用する画像ファイルを選択します(ここでは、「CustomLogo.png」)。
サポートしている画像ファイル形式は、AEM Forms へのアクセスに使用しているブラウザーによって異なります。ただし、JPEG、GIF、および PNG は、すべてのブラウザでサポートされています。ブラウザでサポートされている画像形式の詳細は、ブラウザ固有のドキュメントを参照してください。
例:CustomLogo.png をカスタムロゴとして使用する
「すべて保存」をクリックします。
カスタムロゴ画像では、コンテンツコンテキストで追加のスタイルシートを読み込む必要があります。
ロゴの描画用スタイルシートを設定する手順は、以下のとおりです。
https://'[server]:[port]'/[contextpath]/crx/de
にアクセスします。必要に応じて、管理者としてログインします。
次の場所に、customcss.css というファイルを作成します。異なるファイル名は使用できません。
/apps/fd/cm/ccr/gui/components/admin/clientlibs/ccrui/css/
customcss.css ファイルの作成手順:
「css」フォルダーを右クリックし、「作成」/「フォルダの作成」を選択します。
新規ファイルダイアログボックスで、CSS の名前を「customcss.css
」として指定し、「OK」をクリックします。異なるファイル名は使用できません。
次のコードを、新しく作成した css ファイルに追加します。コード内の content:url にて、CRXDE の imgs フォルダにアップロードした画像の名前を指定します。
.logo, .logo:after {
content:url("../imgs/CustomLogo.png");
}
「すべて保存」をクリックします。
ブラウザのキャッシュをクリアし、続けてブラウザから通信作成用 UI インスタンスを開きます。カスタムロゴが表示されます。
通信作成用 UI に表示されたカスタムアイコン