Adobe Experience Manager Formsは、Adobe Analyticsと統合され、発行済みのフォームおよびドキュメントのパフォーマンス指標を取得して追跡できます。 これらの指標分析の意図は、フォームやドキュメントをさらに使いやすくするために必要な変更に関して、十分な情報に基づいた決定を行えるよう支援することです。
AEM Forms の分析機能は、AEM Forms のアドオンパッケージの一部として利用できます。アドオンパッケージのインストールについて詳しくは、AEM Forms のインストールと設定を参照してください。
アドオンパッケージに加えて、Adobe Analyticsアカウントが必要です。 解決方法について詳しくは、Adobe Analytics を参照してください。
AEM FormsアドオンパッケージとAdobe Analyticsアカウントを取得したら、 Adobe AnalyticsアカウントをAEM Formsと統合し、フォームやドキュメントのトラッキングを有効にします。詳しくは、 分析とレポートの設定.
ユーザーがフォームを操作すると、操作が記録され、Analytics サーバーに送信されます。 次のリストは、様々なユーザーアクティビティのサーバーコールを示しています。
このリストが完全なものではありません。
分析レポートを表示するには、次の手順を実行します。
https://[hostname]:'port'
から AEM ポータルにログインします。A. 分析レポートコマンド
以下のように、フォームおよびフォームに含まれる各パネルの分析レポートが AEM Forms によって表示されます。
A. コンバージョン B. フォームレベルの概要 C. パネルレベルの概要 D. 訪問者のブラウザー - フィルター E. 訪問者の OS - フィルター F. 訪問者の言語 - フィルター
デフォルトでは、過去 7 日間の分析レポートが表示されます。 過去 15 日間、過去 1 ヶ月間などのレポートを表示したり、日付範囲を指定したりできます。
「過去 7 日間」や「過去 15 日間」などのオプションでは、分析レポートを生成した日のデータは含まれません。 現在の日のデータを含めるには、現在の日付を含む日付範囲を指定してから、レポートを実行する必要があります。
フォームレベルのコンバージョングラフでは、次の KPI(主要業績評価指標)に基づいて、フォームの効果に関するインサイトを得ることができます。
フォームレベルの概要セクションでは、次の KPI(主要業績評価指標)項目別に、フォームの実行状況を把握できます。
パネルレベルの概要セクションでは、フォーム内の各パネルに関する次の情報を提供します。
パネルレポートでパネルの名前をクリックして、各パネルの詳細を表示することもできます。
詳細レポートは、パネル内のすべてのフィールドの値を表示します。
パネルレポートには次の 3 つのタブがあります。
複数のパネルを使用できる場合は、パネル間を移動できます。
「ブラウザー配布」、「OS 配布」、「言語配布」の各テーブルには、ブラウザー、OS、フォームユーザーの言語ごとに、レンディション、訪問者、送信が表示されます。 これらのテーブルには、デフォルトで最大 5 つのエントリが表示されます。 「表示を増やす」をクリックすると、さらに多くのエントリが表示され、「表示を減らす」をクリックすると、通常の 5 つ以下のエントリに戻ります。
分析データをさらにフィルターするには、任意のテーブルのエントリをクリックします。 例えば、ブラウザー配布テーブルで「 Google Chrome 」をクリックすると、Google Chrome ブラウザーに関連するデータを使用して、次のようにレポートが再度レンダリングされます。
フィルターを適用した後にパネルレポートを表示すると、パネルレポートのデータも適用したフィルターに従って表示されます。
フィルターを適用した場合の動作は次のとおりです。
A/B テストが有効になっていて、フォームに対して設定されている場合、レポートページにはドロップダウンが表示され、A/B テストレポートの表示に使用できます。 A/B テストレポートは、設定したとおりにフォームの 2 つのバージョンの比較パフォーマンス情報を表示します。
A/B テストについて詳しくは、アダプティブフォームの A/B テストの作成と管理を参照してください。