Android Studio プロジェクトのセットアップと Android アプリの作成

ここでは、バージョン 6.3.1.1 移行の AEM Forms アプリケーションを作成する手順について説明します。AEM Forms App 6.3 のソースコードを使用してアプリケーションを作成する手順については、Eclipse プロジェクトの設定と Android™ アプリの作成を参照してください。

AEM Forms では、AEM Forms アプリケーションの完全なソースコードを提供しています。このソースには、カスタムの AEM Forms アプリケーションを構築するためのすべてのコンポーネントが含まれています。ソースコードアーカイブ adobe-lc-mobileworkspace-src-<version>.zip は、ソフトウェア配布の adobe-aemfd-forms-app-src-pkg-<version>.zip パッケージの一部です。

AEM Forms アプリケーションソースを入手するには、以下の手順を実行してください。

  1. ソフトウェア配布を開きます。ソフトウェア配布にログインするには、Adobe ID が必要です。
  2. ヘッダーメニューで「Adobe Experience Manager」をタップします。
  3. フィルター」セクションで、
    1. ソリューション」ドロップダウンリストから「Forms」を選択します。
    2. パッケージのバージョンとタイプを選択します。「ダウンロードを検索」オプションを使用して結果をフィルターすることもできます。
  4. お使いのオペレーティングシステムに適したパッケージの名前をタップし、「EULA 利用規約に同意する」を選択して、「ダウンロード」をタップします。
  5. パッケージマネージャーを開き、「パッケージをアップロード」をクリックしてパッケージをアップロードします。
  6. パッケージを選択して、インストール​をクリックします。

次の画像は、adobe-lc-mobileworkspace-src-<version>.zip から抽出した内容を示しています。

ZIP 形式に圧縮された Android™ ソースの抽出されたコンテンツ

次の画像は、srcフォルダー内の androidフォルダーのディレクトリ構造を示しています。

src 内の Android フォルダーのディレクトリ構造

標準的な AEM Forms アプリケーションの構築

  1. Android™ Studio でプロジェクトを設定し、署名 ID を指定するには、以下の手順を実行します。

    設定済みの Android™ Studio がインストールされているマシンにログインします。

  2. ダウンロードした adobe-lc-mobileworkspace-src-<version>.zip アーカイブを次の場所にコピーします。

    Mac ユーザーの場合[User_Home]/Projects

    Windows®ユーザーの場合%HOMEPATH%\Projects

    メモ

    Windows® の場合は、Android プロジェクトをシステムドライブに保存することをお勧めします。

  3. アーカイブを次のディレクトリに展開します。

    Mac ユーザーの場合[User_Home]/Projects/[your-project]

    Windows® ユーザーの場合%HOMEPATH%\Projects\[your-project]

    メモ

    抽出した Android プロジェクトを Android Studio にインポートする前に、そのプロジェクトをシステムドライブに保存することをお勧めします。

  4. Android™ Studio を起動します。

    Mac ユーザーの場合[User_Home]/Projects/[your-project]/android フォルダー内の local.properties ファイルを更新用に開き、デスクトップ上の SDK の場所を指すように sdk.dir 変数を編集します。

    Windows® ユーザーの場合%HOMEPATH%\Projects\[your-project]\android フォルダー内の local.properties ファイルを更新用に開き、デスクトップ上の SDK の場所を指すように sdk.dir 変数を編集します。

  5. プロジェクトをビルドするには、完了​をクリックします。

    プロジェクトが ADT Project Explorer で使用できるようになります。

    アプリケーション構築後の Eclipse プロジェクト

  6. Android™ Studio で、Import Project (Eclipse ADT, Gradle, Etc.) を選択します。

  7. プロジェクトエクスプローラーの「Root Directory」テキストボックスで、作成するプロジェクトのルートディレクトリを選択します。

    Mac ユーザーの場合: [User_Home]/Projects/MobileWorkspace/src/android

    Windows® ユーザーの場合: %HOMEPATH%¥Projects¥MobileWorkspace¥src¥android

  8. プロジェクトの読み込みが完了すると、ポップアップが表示されます。このポップアップには、Android™ プラグインの Gradle を更新するためのオプションが表示されます。要件に応じて、適切なボタンをクリックします。

    dontremindmeagainforthisproject

  9. Gradle が正しく作成されると、以下の画面が表示されます。適切なデバイスまたはエミュレーターをシステムに接続し、「Android™ を実行」をクリックします。

    gradleconsole

  10. Android™ Studio に、接続デバイスと使用可能なエミュレーターが表示されます。アプリケーションを実行するデバイスを選択して OK をクリックします。

    connecteddevice

プロジェクトの作成が完了したら、Android™ Debug Bridge または Android™ Studio を使用して、アプリケーションをインストールすることができます。

Android™ Debug Bridge を使用する

Android™ Debug Bridge で以下のコマンドを使用して、アプリケーションを Android™ デバイスにインストールすることができます。

Mac ユーザーの場合adb install [User_Home]/Projects/[your-project]/adobe-lc-mobileworkspace-src-[version]/android/build/outputs/apk/android-debug.apk

Windows® ユーザーの場合adb install %HOMEPATH%\Projects\[your-project]\adobe-lc-mobileworkspace-src-[version]\android\build\outputs\apk\android-debug.apk

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