エンドユーザーがフォームに記入しているときに、特定のフォームフィールドへの記入方法がわからない場合があります。そのような問題を解決するために、アダプティブフォームでは、テキストのまたは高度な文脈依存ヘルプをフォームフィールドに追加できるようになっています。これにより、フォーム記入体験を向上し、エンドユーザーにとっての曖昧さを回避することができます。
この記事では、アダプティブフォームの作成中に文脈依存ヘルプを追加する方法を説明します。
文脈依存ヘルプは、サイドバーにある「プロパティ」タブの「ヘルプコンテンツ」セクションで、次のオプションを利用して指定できます。
詳細な説明は短い説明をオーバーライドします。両方を指定した場合は、詳細な説明のみが表示されます。
短い説明フィールドは、フォームフィールドの記入に関する短く簡単なヒントを提供するためにあります。短い説明内で指定されたテキストは、フィールドの上にカーソルを移動させると、ツールヒントとして表示されます。
ヘルプテキストを常にフィールドの下に表示するには、「短い説明を常に表示する」を選択します。
「詳細な説明」フィールドを使って、文脈依存ヘルプに長いテキストを指定したり、ビデオなどのリッチメディアコンテンツを埋め込んだりすることができます。例えば、次の画像では文脈依存ヘルプとしてビデオを埋め込む方法を示しています。
詳細な説明を追加することにより、フィールドの隣に ? アイコンが表示されます。アイコンをクリックすると、「詳細な説明」セクションに追加されたコンテンツが表示されます。
フォームフィールドの文脈依存ヘルプに加え、パネル編集ダイアログの「ヘルプコンテンツ」タブから、パネルレベルでヘルプを指定することができます。
パネルにヘルプを追加することにより、パネルの説明の隣に ? アイコンが表示されます。アイコンをクリックすると、パネル編集ダイアログの「ヘルプコンテンツ」セクションに追加されたコンテンツが表示されます。