IntelliJ で AEM の開発を開始するには、次の手順を実行する必要があります。
各手順の詳細については、このトピックで後述します。
このガイドは IntelliJ IDEA Ultimate Edition 12.1.4 と AEM 5.6.1 を基に作成されています。
JetBrains のダウンロードページから IntelliJ IDEA をダウンロードします。
そのページのインストール手順に従ってください。
次に、Apache Maven を使用して AEM プロジェクトをビルドする方法に記載されている手順に従って、Maven を使用してプロジェクトを設定します。
IntelliJ IDEA で AEM プロジェクトを使用するには、5 分で完了する作業準備で説明する基本設定を行ってください。
IntelliJ IDEA では JSP との連携もサポートされます。サポートされる項目の例を次に示します。
<cq:defineObjects />
と <sling:defineObjects />
で定義されたオブジェクトの認知サポートを有効にするには、Apache Maven を使用して AEM プロジェクトをビルドする方法の JSP を使用する方法に記載されている手順に従います。
次の手順を使用して、IntelliJ IDEA で読み込みダイアログを開きます。
読み込みダイアログで、プロジェクトの POM ファイルを選択します。
次のダイアログに示すデフォルト設定を使用して続行します。
以降のダイアログで繰り返し「次へ」をクリックし、最後に「終了」をクリックします。
これで、IntelliJ IDEA を使用した AEM 開発用の設定は完了です。
IntelliJ IDEA を使用して JSP をデバッグするには、次の手順を行う必要があります。
デバッグ用の JSP を検索する場所を IntelliJ IDEA で認識する必要があります。IDEA では content-package-maven-plugin
設定を解釈できないので、これを手動で設定する必要があります。
content/src/main/content/jcr_root subdirectory
を選択します。
必要な最後の手順は、IntelliJ IDEA が推奨する JVM オプションを指定して AEM を起動することです。
AEM jar ファイルを直接起動し、次のコマンドラインなどを使用して、これらのオプションを追加します。
java -Xdebug -Xrunjdwp:transport=dt_socket,address=58242,suspend=n,server=y -Xmx1024m -jar cq-quickstart-6.5.0.jar
また、次に示すように、crx-quickstart/bin/start
の起動スクリプトにこれらのオプションを追加することもできます。
# ...
# default JVM options
if [ -z "$CQ_JVM_OPTS" ]; then
CQ_JVM_OPTS='-server -Xmx1024m -Djava.awt.headless=true'
fi
CQ_JVM_OPTS="$CQ_JVM_OPTS -Xdebug -Xrunjdwp:transport=dt_socket,address=58242,suspend=n,server=y"
# ...
これで、AEM における JSP のデバッグ用の設定はすべて完了です。
標準の汎用リモートデバッグ接続を使用して、バンドル内のコードをデバッグできます。リモートデバッグに関する Jetbrain のドキュメントの手順に従ってください。