ページバージョンの処理

最終更新日: 2023-12-19

バージョン管理では、特定の時点でのページの「スナップショット」を作成します。バージョン管理を使用すると、次の操作を実行できます。

  • ページのバージョンを作成します。
  • ページに対して行った変更を取り消せるように、ページを以前のバージョンに復元します。
  • ページの現在のバージョンと以前のバージョンを比較し、テキストや画像の違いを強調表示します。

バージョンの作成

ページのバージョンを作成するには:

  1. ブラウザーで、バージョンを作成するページを開きます。

  2. サイドキックで、「バージョン管理」タブ、「バージョンを作成」サブタブの順に選択します。

    screen_shot_2012-02-14at40259pm

  3. コメント」を入力します(オプション)。

  4. バージョンにラベルを設定するには(オプション)、「詳細 >>」ボタンをクリックし、「ラベル」を設定して、バージョンに名前を付けます。ラベルが設定されていない場合は、バージョンの名前は、自動的に増加する番号になります。

  5. バージョンを作成」をクリックします。ページにグレーのメッセージが表示されます。以下に例を示します。
    Version 1.2 created for: Shirts.

メモ

ページがアクティベートされると、バージョンが自動的に作成されます。

サイドキックからページのバージョンを復元する

以前のバージョンにページを復元するには:

  1. 以前のバージョンに復元するページを開きます。

  2. サイドキックで、「バージョン管理」タブ、「バージョンを復元」サブタブの順に選択します。

    screen_shot_2012-02-14at42949pm

  3. 復元するバージョンを選択して、「復元」を選択します。

コンソールからのページのバージョンの復元

この方法は、特定のページバージョンを復元するために使用できます。また、以前に削除されたページを復元するためにも使用できます。

  1. Web サイト​コンソールで、復元するページに移動し、そのページを選択します。

  2. 最上部のメニューから「ツール」、「復元」の順に選択します。

    screen_shot_2012-02-08at41326pm

  3. バージョンを復元」を選択すると、現在のフォルダーにあるドキュメントのバージョンが一覧表示されます。ページが削除されている場合でも、その最後のバージョンが一覧に表示されます。

    screen_shot_2012-02-08at45743pm

  4. 復元するバージョンを選択して、「復元」をクリックします。AEM によって、選択したバージョン(またはツリー)が復元されます。

コンソールからのツリーの復元

この方法は、特定のページバージョンを復元するために使用できます。また、以前に削除されたページを復元するためにも使用できます。

  1. Web サイト​コンソールで、復元するフォルダーに移動し、そのフォルダーを選択します。

  2. 最上部のメニューから「ツール」、「復元」の順に選択します。

  3. ツリーを復元」を選択するとダイアログボックスが開き、復元するツリーを選択できます。

    screen_shot_2012-02-08at45743pm-1

  4. 復元」をクリックします。AEM によって、選択したツリーが復元されます。

以前のバージョンとの比較

ページの現在のバージョンを以前のバージョンと比較するには:

  1. ブラウザーで、以前のバージョンと比較するページを開きます。

  2. サイドキックで、「バージョン管理」タブ、「バージョンを復元」サブタブの順に選択します。

    screen_shot_2012-02-14at42949pm-1

  3. 比較するバージョンを選択して、「差分」ボタンをクリックします。

  4. 現在のバージョンと選択したバージョンの相違点が以下のように表示されます。

    • 削除されたテキストは赤で示され、打ち消し線が付けられます。
    • 追加されたテキストは緑で示され、ハイライト表示されます。
    • 追加または削除された画像には緑の枠が付けられます。

    chlimage_1-75

  5. サイドキックで、「バージョンを復元」サブタブを選択し、「<<戻る」ボタンをクリックして現在のバージョンを表示します。

タイムワープ

タイムワープは、過去の特定の時間にページが​公開された​状態をシミュレートするために設計された機能です。

選択した時点で公開されている web サイトをトラッキングできるようにすることが目的です。パブリッシュ環境の状態を判断するために、ページのアクティベートが使用されます。

次の手順を実行します。

  • 選択した時間にアクティブであったページバージョンが検索されます。
  • つまり、タイムワープで選択した時点より前に作成またはアクティベートされたバージョンが表示されます​
  • 移動先が削除済みのページである場合も、このページの古いバージョンがリポジトリ内で有効であれば、このページのレンダリングが行われます。
  • 公開されたバージョンが見つからない場合、オーサー環境の現在のページの状態に戻ります(これは、閲覧できないことを示すエラー(404)ページが表示されないようにするためです)。
メモ

バージョンがリポジトリから削除された場合、タイムワープで正しい表示を行うことができません。また、web サイトのレンダリングに使用する要素(コード、CSS、画像など)を変更した場合、これらのアイテムはリポジトリ内でバージョン化されないので、元の表示と異なる表示になります。

タイムワープカレンダーの使用

タイムワープはサイドキックから使用できます。

カレンダーでのバージョンは、特定の日について表示する場合に使用します。

  1. バージョン管理」タブを開き、「タイムワープ」(サイドキックの下部)をクリックします。次のダイアログボックスが表示されます。

    chlimage_1-76

  2. 日付と時間のセレクターを使用して目的の日付や時間を指定し、「移動」をクリックします。

    タイムワープで、選択した日付またはそれより前に公開された状態のページが表示されます。

    メモ

    タイムワープは対象のページが以前に公開されている場合のみ完全に機能します。まだ公開されていない場合は、オーサー環境の現在のページがタイムワープに表示されます。

    メモ

    リポジトリから削除されたページに移動する場合、このページの古いバージョンがリポジトリ内で有効であれば正しくレンダリングされます。

    メモ

    ページの古いバージョンを編集することはできません。古いバージョンは表示のみ可能です。古いバージョンを復元する場合は、復元を使用して手動で行う必要があります。

  3. ページの表示が完了したら、次のオプションをクリックします。

    • 終了して現在のオーサーページに戻る場合は、「タイムワープを終了」をクリックします。
    • タイムラインを表示する場合は、「タイムラインを表示」をクリックします。

    chlimage_1-77

タイムワープタイムラインの使用

タイムラインのバージョンは、ページの公開アクティビティの概要を表示する場合に使用します。

ドキュメントのタイムラインを表示する場合、次の手順を行います。

  1. タイムラインを表示するには、以下のいずれかの操作を行います。

    1. バージョン管理」タブを開き、「タイムワープ」(サイドキックの下部)をクリックします。

    2. タイムワープカレンダーの使用後に表示されるサイドキックダイアログを使用します。

  2. タイムラインを表示」をクリックすると、ドキュメントのタイムラインが次のように表示されます。

    chlimage_1-78

  3. タイムラインを選択して動かし(クリックしながらドラッグ)、ドキュメントのタイムライン内を移動します。

    • 線はすべて公開済みのバージョンを示します。
      ページがアクティベートされると、新しい線が表示されます。ドキュメントが編集されるたびに、新しい色が表示されます。
      以下の例で、赤色の線は最初の緑色のバージョンの期間中にページが編集されたことを示し、黄色い線は、ページが赤いバージョンの間に編集されたことを示します。

    chlimage_1-79

  4. 次のオプションをクリックします。

    1. 選択した時点に公開されていたページのコンテンツを表示するには、「移動」をクリックします。
    2. そのコンテンツを表示しているときに「タイムワープを終了」を使用すると、終了して現在の作成者ページに戻ります。

タイムワープの制限事項

タイムワープでは、選択した時点のページを再現するために最大限の努力をします。ただし、AEM でのコンテンツの継続的なオーサリングは複雑な作業なので、これが常に可能とは限りません。タイムワープを使用する際は、以下の制限事項に留意してください。

  • タイムワープは公開されたページに基づいて機能する - タイムワープは対象のページが既に公開されている場合にのみ完全に機能します。まだ公開されていない場合は、オーサー環境の現在のページがタイムワープに表示されます。

  • タイムワープはページのバージョンを使用する - リポジトリから削除されたページに移動する場合、このページの古いバージョンがリポジトリ内でまだ有効であれば、正しくレンダリングされます。

  • 削除されたバージョンがタイムワープに影響を及ぼす - バージョンがリポジトリーから削除された場合、タイムワープで正しい表示を行うことができません。

  • タイムワープは読み取り専用 - ページの古いバージョンを編集することはできません。古いバージョンは表示のみ可能です。古いバージョンを復元する場合は、復元を使用して手動で行う必要があります。

  • タイムワープはページコンテンツのみに基づく - web サイトのレンダリング用の要素(コード、CSS、画像アセットなど)が変更された場合、表示は元のものとは異なります。これは、これらの項目がリポジトリ内でバージョン管理されないためです。

注意

タイムワープは、作成者によるコンテンツの把握と作成を支援するツールとして設計されています。監査ログや法的な目的のためのものではありません。

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