インストール後、次のようにしてインスタンスを設定します。
この設定は、hybris 5.3.0.1 以降には必要ありません。
ブラウザーで次の URL にアクセスし、Hybris 管理コンソールに移動します。
サイドバーから「System」、「Facet search」、「Facet Search Config」の順に選択します。
Sample Solr Configuration for clothescatalog 用にエディターを開きます。
「Catalog versions」の下の「Add Catalog version」を使用して、リストに outdoors-Staged
と outdoors-Online
を追加します。
設定を保存します。
「SOLR Item types」を開き、次の SOLR Sort を ClothesVariantProduct
に追加します。
コンテキストメニュー(通常は右ボタンをクリック)を使用して、「Create Solr sort
」を選択します。
Hybris 5.0.0 の場合は、「Indexed Types
」タブを開き、「ClothesVariantProduct
」をダブルクリックして「SOLR Sort
」タブを開きます。
「Indexed Types」タブで、「Composed Type」を次のように設定します。
Product - Product
「Indexed Types」タブで、「full
」の「Indexer queries」を次のように変更します。
SELECT {pk} FROM {Product} WHERE {pk} NOT IN ({{SELECT {baseProductpk} FROM {variantproduct}}})
「Indexed Types」タブで、「incremental
」の「Indexer queries」を次のように変更します。
SELECT {pk} FROM {Product} WHERE {pk} NOT IN ({{SELECT {baseProductpk} FROM {variantproduct}}}) AND {modifiedtime} <= ?lastIndexTime
「Indexed Types」タブで、category
ファセットを変更します。カテゴリリストの最後のエントリをダブルクリックすると、「Indexed property」タブが表示されます。
hybris 5.2 の場合は、「Properties」テーブルの Facet
属性が以下のスクリーンショットに従って選択されていることを確認します。
「Facet Settings」タブを開き、フィールドの値を変更します。
変更内容を保存します。
再び「SOLR Item types」から、以下のスクリーンショットに従って、price
ファセットを変更します。category
と同様に、price
をダブルクリックすると、「Indexed property」タブが表示されます。
「Facet Settings」タブを開き、フィールドの値を変更します。
変更内容を保存します。
「System」、「Facet search」の順に選択すると、Indexer operation ウィザードが表示されます。cron ジョブを開始します。
full
Sample Solr Config for Clothes
読み込まれたカタログバージョン(hybris.catalog.version
)を OSGi サービス用に設定できます。
Day CQ Commerce Hybris 設定
(com.adobe.cq.commerce.hybris.common.DefaultHybrisConfigurationService
)
通常、カタログバージョンは、Online
または Staged
(デフォルト)に設定されます。
AEM と連携する場合は、いくつかの方法でこのようなサービスの設定を管理できます。詳しくは、OSGi の設定を参照してください。設定可能なパラメーターとそのデフォルト値の詳細については、コンソールも参照してください。
ログ出力は、作成されたページとコンポーネントに関するフィードバックを提供し、潜在的なエラーを報告します。
デフォルトで作成される(アセット、ページおよびコンポーネントの)サンプル構造を以下に示します。
+ /content/dam/path/to/images
+ 12345.jpg (dam:Asset)
+ ...
+ ...
+ /content/site/en
- cq:commerceProvider = "hybris"
- cq:hybrisBaseStore = "basestore"
- cq:hybrisCatalogId = "catalog"
+ category1 (cq:Page)
+ jcr:content (cq:PageContent)
- jcr:title = "Category 1"
+ category11 (cq:Page)
+ jcr:content (cq:PageContent)
- jcr:title = "Category 1.1"
+ 12345 (cq:Page)
+ jcr:content (cq:PageContent)
+ par
+ product (nt:unstructured)
- cq:hybrisProductId = "12345"
- sling:resourceType = "commerce/components/product"
+ image (nt:unstructured)
- sling:resourceType = "commerce/components/product/image"
- fileReference = "/content/dam/path/to/images/12345.jpg"
+ 12345.1-S (nt:unstructured)
- cq:hybrisProductId = "12345.1-S"
- sling:resourceType = "commerce/components/product"
+ image (nt:unstructured)
- sling:resourceType = "commerce/components/product/image"
- fileReference = "/content/dam/path/to/images/12345.1-S.jpg"
+ ...
DefaultImportHandler
インターフェイスを実装する OSGi サービス ImportHandler
によって、このような構造が作成されます。商品、商品バリエーション、カテゴリ、アセットなどを作成するために、実際のインポーターによって読み込みハンドラーが呼び出されます。
読み込み時に生成される構造を、以下に合わせて設定できます。
``Day CQ Commerce Hybris デフォルトインポートハンドラー
(com.adobe.cq.commerce.hybris.importer.DefaultImportHandler
)
AEM と連携する場合は、いくつかの方法でこのようなサービスの設定を管理できます。詳しくは、OSGi の設定を参照してください。設定可能なパラメーターとそのデフォルト値の詳細については、コンソールも参照してください。
商品(バリアント)用に読み込むプロパティと属性を定義するように、応答パーサーを設定できます。
OSGi バンドルの設定:
Day CQ Commerce Hybris デフォルト応答パーサー
(com.adobe.cq.commerce.hybris.impl.importer.DefaultResponseParser
)
ここで、読み込みとマップに必要な、様々なオプションと属性を定義できます。
AEM と連携する場合は、いくつかの方法でこのようなサービスの設定を管理できます。詳しくは、OSGi の設定を参照してください。設定可能なパラメーターとそのデフォルト値の詳細については、コンソールも参照してください。
商品データは様々な方法で読み込むことができます。商品データは、環境の初期設定時や、hybris データを変更した後に、次の方法で読み込むことができます。
hybris から読み込まれた実際の商品情報は、次の場所にあるリポジトリに保持されます。
/etc/commerce/products
次のプロパティは、hybris とのリンクを示します。
commerceProvider
cq:hybrisCatalogId
cq:hybrisProductID
hybris 実装(geometrixx-outdoors/en_US
)は、商品 ID と他の基本的な情報のみを /etc/commerce
の配下に保存します。
商品に関する情報を要求されるたびに、hybris サーバーが参照されます。
必要に応じて、CRXDE Lite を使用して既存の商品データをすべて削除します。
商品データを保持するサブツリーに移動します。
/etc/commerce/products
次に例を示します。
http://localhost:4502/crx/de/index.jsp#/etc/commerce/products
商品データを保持しているノード(例:outdoors
)を削除します。
「すべて保存」をクリックして、変更内容を保存します。
AEM で hybris インポーターを開きます。
/etc/importers/hybris.html
次に例を示します。
必要なパラメーターを設定します。次に例を示します。
「Import Catalog」をクリックして読み込みを開始します。
完了したら、次の URL で読み込んだデータを検証できます。
/etc/commerce/products/outdoors
これは CRXDE Lite で開くことができます。次に例を示します。
[http://localhost:4502/crx/de/index.jsp#/etc/commerce/products](http://localhost:4502/crx/de/index.jsp#/etc/commerce/products)
AEM で、次の場所の適切なサブツリーに保持されている、関連商品の情報を確認します。
/etc/commerce/products
これは CRXDE Lite で開くことができます。次に例を示します。
http://localhost:4502/crx/de/index.jsp#/etc/commerce/products
hybris で、関連商品に関して保持している情報を更新します。
AEM で hybris インポーターを開きます。
/etc/importers/hybris.html
次に例を示します。
「増分読み込み」チェックボックスを選択します。
「カタログをインポート」をクリックして読み込みを開始します。
完了したら、AEM で更新されたデータを次の場所で確認できます。
/etc/commerce/products
読み込み処理には長い時間がかかることがあるので、商品同期の拡張として、カタログの特定の領域を選択して手動で呼び出される高速更新を実行できます。この機能では、書き出しフィードと標準の属性設定を使用しています。
AEM で、次の場所の適切なサブツリーに保持されている、関連商品の情報を確認します。
/etc/commerce/products
これは CRXDE Lite で開くことができます。次に例を示します。
http://localhost:4502/crx/de/index.jsp#/etc/commerce/products
hybris で、関連商品に関して保持している情報を更新します。
hybris で、商品を Express Queue に追加します。次に例を示します。
AEM で hybris インポーターを開きます。
/etc/importers/hybris.html
次に例を示します。
「Express Update」チェックボックスを選択します。
「カタログをインポート」をクリックして読み込みを開始します。
完了したら、AEM で更新されたデータを次の場所で確認できます。
/etc/commerce/products
hybris カタログは、hybris カタログ、カテゴリおよび商品用のバッチインポーターを使用して AEM に読み込むことができます。
インポーターが使用するパラメーターは、以下に合わせて設定できます。
Day CQ Commerce Hybris カタログインポーター
(com.adobe.cq.commerce.hybris.impl.importer.DefaultHybrisImporter
)
AEM と連携する場合は、いくつかの方法でこのようなサービスの設定を管理できます。詳しくは、OSGi の設定を参照してください。設定可能なパラメーターとそのデフォルト値の詳細については、コンソールも参照してください。
hybris パッケージには、初期ページ構造を設定するためのカタログインポーターが付属しています。
次の場所から使用できます。
http://localhost:4502/etc/importers/hybris.html
以下の情報を指定する必要があります。
基本ストア hybris で設定された基本ストアの識別子。
カタログ 読み込むカタログの識別子。
ルートパス カタログを読み込むパス。
1 つまたは複数の商品をカタログから削除するには:
OSGi サービス Day CQ Commerce Hybris Catalog Importer を設定します。カタログインポーターの設定も参照してください。
以下のプロパティをアクティベートします。
AEM と連携する場合は、いくつかの方法でこのようなサービスの設定を管理できます。詳しくは、OSGi の設定を参照してください。設定可能なパラメーターとそのデフォルト値の詳細については、コンソールも参照してください。
増分更新を 2 回実行して、インポーターを初期化します(カタログの読み込みを参照)。
1 回目の読み込みは、商品情報を初期化するためのものです。2 回目の読み込みでは、すべてが問題なく機能していることと、商品セットの準備が完了していることを確認します。
削除する商品を含むカテゴリページを確認します。商品の詳細が表示されています。
例えば、次のカテゴリには Cajamara 商品の詳細が表示されます。
http://localhost:4502/editor.html/content/geometrixx-outdoors/en_US/equipment/biking.html
hybris コンソールで商品を削除します。「Change approval status」オプションを使用して、ステータスを「unapproved
」に設定します。商品がライブフィードから削除されます。
次に例を示します。
Outdoors Staged
を選択しますCajamara
を検索しますunapproved
」に変更します。もう一度増分更新を実行します(カタログの読み込みを参照)。削除された商品がログに記録されます。
該当するカタログをロールアウトします。商品と商品ページが AEM 内から削除されます。
次に例を示します。
次を開きます::
http://localhost:4502/aem/catalogs.html/content/catalogs/geometrixx-outdoors-hybris
Hybris Base
カタログをロールアウトします
次を開きます::
http://localhost:4502/editor.html/content/geometrixx-outdoors/en_US/equipment/biking.html
Cajamara
商品が Bike
カテゴリから削除されました
商品を元に戻すには:
hybris で、承認ステータスを「approved」に戻します。
AEM では、
注文履歴を ClientContext に追加するには:
次のどちらかの方法で、ClientContext のデザインページを開きます。
注文履歴コンポーネントを ClientContext の買い物かごコンポーネントに追加します。
ClientContext に注文履歴の詳細が表示されていることを確認できます。次に例を示します。
ClientContext を開きます。
アイテムを買い物かごに追加します。
チェックアウトを完了します。
ClientContext を確認します。
別のアイテムを買い物かごに追加します。
チェックアウトページに移動します。
このメッセージは、次の方法で実現されています。
http://localhost:4502/content/campaigns/geometrixx-outdoors/hybris-returning-customer.html に移動します。
キャンペーンは 1 つのエクスペリエンスで構成されます。
セグメント(http://localhost:4502/etc/segmentation/geometrixx-outdoors/returning-customer.html)をクリックします。
注文履歴プロパティ特性を使用してセグメントが作成されます。