プロジェクトコンソールで、プロジェクトにアクセスして管理を実行できます。
コンソールを使用してプロジェクトを作成し、リソースとプロジェクトを関連付け、プロジェクトまたはリソースリンクを削除することもできます。
プロジェクトは標準の AEM 機能なので、追加の設定は必要ありません。
ただし、プロジェクト内のユーザーがプロジェクトを使用中(プロジェクトの作成、タスクやワークフローの作成、チームの表示と管理など)に、他のユーザーやグループを表示するには、/home/users
および /home/groups
に対する読み取りアクセス権が必要です。
これを行う最も簡単な方法は、projects-users グループに /home/users
および /home/groups
に対する読み取りアクセス権を付与することです。
新しいプロジェクトを作成するには、次の手順に従います。
プロジェクトコンソールで「作成」をタップまたはクリックして「プロジェクトを作成」ウィザードを開きます。
テンプレートを選択して、「次へ」をクリックします。標準プロジェクトテンプレートの詳細については、こちらを参照してください。
「タイトル」と「説明」を定義し、必要に応じて「サムネール」画像を追加します。ユーザーおよびユーザーが属するグループを追加または削除することもできます。
「作成」をタップまたはクリックします。新しいプロジェクトを開くか、コンソールに戻るかを確認するメッセージが表示されます。
プロジェクトを作成する手順は、すべてのプロジェクトテンプレートで同じです。プロジェクトのタイプによって異なるのは、使用可能なユーザーの役割とワークフローに関するものです。
プロジェクトでは、リソースを 1 つのエンティティにグループ化して、全体として管理できます。したがって、リソースをプロジェクトに関連付ける必要があります。これらのリソースは、プロジェクト内でタイルとしてグループ化されます。追加できるリソースのタイプについては、プロジェクトタイルで説明します。
リソースとプロジェクトを関連付けるには:
プロジェクトコンソールからプロジェクトを開きます。
「タイルを追加」をタップまたはクリックして、プロジェクトにリンクするタイルを選択します。複数のタイプのタイルを選択できます。
「作成」をタップまたはクリックします。リソースがプロジェクトにリンクされ、今後はそのプロジェクトからアクセスできるようになります。
タイルによっては、複数の項目を追加できます。例えば、一度に複数のワークフローを実行したり、複数のエクスペリエンスを持ったりすることができます。
タイルに項目を追加するには:
プロジェクトで、目的のプロジェクトに移動し、アイテムを追加するタイルの右上にある下向き山形アイコンをクリックし、適切なオプションを選択します。
新しいタイルの作成時と同様にして、タイルに項目を追加します。プロジェクトタイルについては、こちらで説明しています。
プロジェクトの主な目的は、関連する情報を 1 か所にグループ化して、アクセスしやすく、実行しやすいようにすることです。この情報にアクセスする方法は多数あります。
現在のタイルにどのような項目が含まれているかを表示したり、タイル内の項目を変更または削除したりできます。
項目を表示または変更するためにタイルを開くには:
タイルの右下にある省略記号アイコンをタップまたはクリックします。
AEM は、選択したプロジェクトに基づいて、タイルに関連付けられた項目のタイプのコンソールを開き、フィルターを設定します。
プロジェクトタイムラインは、プロジェクト内のアセットが最後にいつ使用されたかを示します。プロジェクトタイムラインを表示するには、次の手順に従います。
アセットがパネルに表示されます。終了したら、パネルセレクターを使用して通常の表示に戻ります。
アクティブなプロジェクトと非アクティブなプロジェクトを切り替えるには、プロジェクトコンソールで、ツールバーの「アクティブなプロジェクトを切り替え」アイコンをクリックします。
デフォルトでは、コンソールにアクティブなプロジェクトが表示されます。「アクティブなプロジェクトを切り替え」アイコンを 1 回クリックすると、非アクティブなプロジェクトの表示に切り替わります。もう一度クリックすると、アクティブなプロジェクトに切り替わります。
プロジェクトコンソールを管理しやすくするために、プロジェクトを整理するのに役立つオプションがいくつか用意されています。
プロジェクトコンソールでフォルダーを作成して、類似のプロジェクトをグループ化および整理できます。
プロジェクトコンソールで、「作成」、「フォルダーを作成」の順にタップまたはクリックします。
フォルダーにタイトルを付け、「作成」をクリックします。
フォルダーがコンソールに追加されます。
これで、フォルダー内にプロジェクトを作成できます。複数のフォルダーを作成したり、フォルダーをネストしたりできます。
プロジェクトが完了しても、そのプロジェクトに関する情報をまだ保持する必要がある場合は、プロジェクトを非アクティブにマークできます。非アクティブなプロジェクトがプロジェクトコンソールでデフォルトで表示されるようになりました。
プロジェクトを非アクティブにするには、次の手順に従います。
目的のプロジェクトのプロジェクトのプロパティウィンドウを開きます。
プロジェクトのプロパティウィンドウで、「プロジェクトステータス」スライダーを「アクティブ」から「非アクティブ」に変更します。
「保存して閉じる」をタップまたはクリックして、変更内容を保存します。
以下の手順に従って、プロジェクトを削除します。
プロジェクトコンソールの最上位レベルに移動します。
コンソールでプロジェクトを選択します。
ツールバーの「削除」をタップまたはクリックします。
AEM は、プロジェクトの削除時に、関連するプロジェクトデータを削除または変更できます。必要なオプションをプロジェクトを削除ダイアログで選択します。
「削除」をタップまたはクリックして、選択したオプションでプロジェクトを削除します。
プロジェクトで自動的に作成されるグループについて詳しくは、グループの自動作成を参照してください。