アクティビティコンソールでは、ブランドのマーケティングアクティビティを作成、整理、管理できます。次のことができます。
Adobe Target をターゲティングエンジンとして使用する場合は、アクティビティのパフォーマンスデータを表示することもできます。A/B テストを使用する場合は、勝者を採用できます。
アクティビティコンソールでは、アクティビティがブランドごとに整理されます。ブランドとフォルダーを使用して、アクティビティの構造を作成できます。アクティビティコンソールに移動するには、「パーソナライズ機能」をタップまたはクリックしてから、「アクティビティ」をタップまたはクリックします。
アクティビティはターゲット設定モードでターゲットコンテンツのオーサリングに使用できます。その際には、アクティビティを作成することもできます。ターゲット設定モードで作成したアクティビティは、アクティビティコンソールに表示されます。
アクティビティ名の横には、アクティビティの種類を示す次のラベルが表示されます。
使用可能なアクティビティの種類は、次のオプションによって決まります。
Adobe Target の接続に AEM 側で使用される Adobe Target テナント(clientcode)で xt_only オプションがオンになっている場合は、XT アクティビティのみを AEM で作成できます。
Adobe Target テナント(clientcode)で xt_only オプションがオフになっている場合は、XT アクティビティと A/B アクティビティの両方を AEM で作成できます。
追加のメモ: xt_only オプションは特定の Target テナント(clientcode)に適用される設定で、Adobe Target でのみ直接編集できます。このオプションは AEM で有効および無効にすることはできません。
権限のないユーザーがアクセスできないように、パブリッシュインスタンスでアクティビティ設定ノード cq:ActivitySettings を保護する必要があります。アクティビティ設定ノードには、Adobe Target へのアクティビティの同期を処理するサービスのみがアクセスできるようにしてください。
詳しくは、Adobe Target との統合の前提条件を参照してください。
マーケティングアクティビティを管理するブランドを作成します。
アクティビティコンソールを使用してブランドを作成すると、そのブランドがオファーコンソールにも表示されます。オファーコンソールでは、アクティビティのエクスペリエンス用のオファーを作成できます。
ナビゲーションコンソールで、「パーソナライズ機能」をクリックまたはタップします。「アクティビティ」をクリックまたはタップします。
アクティビティコンソールで、作成/ブランドを作成をクリックまたはタップします。
ブランドテンプレートを選択して、「次へ」をクリックまたはタップします。
アクティビティコンソールとオファーコンソールに表示するブランドのタイトルを入力します。オプションで、このブランドに関連付ける 1 つ以上のタグを入力または選択します。
「作成」をクリックまたはタップします。アクティビティコンソールにブランドが表示されます。
アクティビティを追加するか、既存アクティビティを編集して、マーケティング活動の焦点を特定のオーディエンスに合わせます。アクティビティを作成または編集する際は、以下の情報を指定します。
名前:アクティビティ名。
ターゲティングエンジン:ターゲットコンテンツのエンジンとして、「AEM」または「Adobe Target」。
Target 設定を選択:(Adobe Target のみ)このアクティビティが Adobe Target に接続するために使用するクラウド設定。このオプションは、Adobe Target が「ターゲティングエンジン」として選択されている場合にのみ表示されます。
**アクティビティタイプ:**アクティビティのタイプ(「A/B テスト」または「エクスペリエンスのターゲット設定」)。
目的:(オプション)アクティビティの説明。
エクスペリエンス:オーディエンス名と、ターゲットを設定するマーケティングセグメントのマッピング。
トラフィックの割合: A/B テストを選択した場合、各エクスペリエンスに割り当てるトラフィック量を(パーセント単位で)変更できます。
期間:アクティビティが適用される期間。
優先度:アクティビティの相対的優先度。複数のアクティビティが同じユーザーセグメントにコンテンツを提供する場合、優先度が高いアクティビティが優先されます。
目標指標: Adobe Target をターゲティングエンジンとして選択した場合、成功指標をアクティビティに追加できます。成功指標が 1 つ必要です。
Adobe Target への同期が失敗するので、新しい Adobe Target アクティビティは、アクティビティコンソールではなく、ターゲットコンテンツエディターで作成する必要があります。
ただし、既存の Adobe Target アクティビティはアクティビティコンソールで編集できます。
アクティビティを追加するには:
アクティビティを作成するブランドをクリックまたはタップして、「作成」、「アクティビティを作成」の順にクリックまたはタップします。編集する場合は、アクティビティを選択し、「編集」をクリックまたはタップします。
以下の情報を指定して、「次へ」をクリックまたはタップします。
1 つ以上のエクスペリエンスをアクティビティに追加します。「エクスペリエンスを追加」をクリックまたはタップします。
AEM ターゲット設定または Adobe Target エクスペリエンスターゲット設定を使用する場合:
「オーディエンスを選択」をクリックまたはタップし、エクスペリエンスのターゲットになるセグメントを選択します。
「エクスペリエンスを追加」をクリックまたはタップし、名前を入力し、「OK」をクリックまたはタップします。
「次へ」をクリックまたはタップします。
Adobe Target A/B テストを使用する場合:
オーディエンスボックスの鉛筆アイコンをクリックまたはタップして、オーディエンスを選択します。
「エクスペリエンスを追加」をクリックまたはタップし、名前を入力し、「OK」をクリックまたはタップします。
各エクスペリエンスを表示するトラフィックの割合を入力します。
「次へ」をクリックまたはタップします。
アクティビティが開始するタイミングを指定するには、開始ドロップダウンメニューを使用して、次のいずれかの値を選択します。
アクティビティが終了するタイミングを指定するには、終了ドロップダウンメニューを使用して、次のいずれかの値を選択します。
アクティビティの優先度を指定するには、スライダーを使用して「低」、「標準」または「高」を選択します。
Adobe Target をターゲティングエンジンとして使用する場合は、このアクティビティを使用して何を測定するかを選択します。使用可能な成功指標について詳しくは、アクティビティの設定と目標の設定を参照してください。目標を少なくとも 1 つ選ぶ必要があります。
「保存」をクリックまたはタップします。
作成したアクティビティを使用可能にするには、アクティビティを公開する必要があります。
アクティビティを使用可能にするには、公開する必要があります。逆に、アクティビティを使用不可にするには、非公開にします。
アクティビティを非公開にする場合、ページを更新しない限り、アクティビティのステータスは変更されません。
アクティビティを公開または非公開にするには:
ブランドをクリックまたはタップしてから、公開または非公開にするアクティビティを含む領域をクリックまたはタップします。
公開または非公開にするアクティビティの横のアイコンをタップまたはクリックします。
公開するには、「公開」をタップまたはクリックします。非公開にするには、「非公開」をタップまたはクリックします。アクティビティが公開または非公開され、アクティビティコンソールでステータスが変更されます(更新が必要な場合があります)。
Adobe Target ターゲット設定エンジンを使用するアクティビティがアクティベートされると、パブリッシュインスタンス上に 2 つ目のアクティビティが作成されます。
Adobe Target アクティビティ(XT または A/B)のパフォーマンスを表示できます。A/B テストを使用する場合は、成功エクスペリエンスを採用して、これをデフォルトのエクスペリエンスにすることができます。
アクティビティのパフォーマンスを表示して成功エクスペリエンスを採用するには:
「パーソナライズ機能」で、「アクティビティ」をクリックまたはタップして、アクティビティコンソールに移動します。
アクティビティを表示するブランドをクリックまたはタップします。
アクティビティを選択し、「プロパティを表示」をクリックまたはタップし、「レポート」タブをクリックして、パフォーマンスを表示または成功エクスペリエンスを採用するアクティビティを選択します。パフォーマンスデータが表示されます。
「勝者を採用」リンクをクリックまたはタップして、そのエクスペリエンスをデフォルトエクスペリエンスとして採用します。
勝者を採用すると、次のことが行われます。
成功エクスペリエンスとは、レポートのコンバージョン率を上昇させるエクスペリエンスです。
「はい」をクリックまたはタップして勝者の採用を確認すると、現在のエクスペリエンスが無効になり、成功エクスペリエンスのコンテンツで置き換えられます。
Adobe Target ターゲティングエンジンを使用するアクティビティは、Adobe Target キャンペーンと同期されます。以下の条件を満たす場合、アクティビティは自動的に Adobe Target に同期されます。
これらの条件は、オーサーインスタンスおよびパブリッシュインスタンス上のアクティビティに適用されます。
アクティビティを同期すると、対応するキャンペーンが Adobe Target 内で次のように作成されます。
_author
というサフィックスが付く。_author タイプのアクティビティは、アクティビティが変更されると直ちに同期されます。即時同期によって、ClientContext または ContextHub を使用したアクティビティのシミュレーションが可能になります。
公開アクティビティは、アクティビティが AEM パブリッシュインスタンスに公開されると同期されます。
AEM では、アクティビティを Adobe Target と同期するときに、thirdPartyId
というアクティビティのプロパティを含めます。このプロパティの値は、AEM リポジトリー内のアクティビティのパスに基づいています。Adobe Target 内で、2 つのキャンペーンが thirdPartyId
プロパティに同じ値を持つことはできません。したがって、Adobe Target 内の(AB、XT という異なるタイプの)既存キャンペーンが thirdPartyId
に同じ値を使用している場合は、アクティビティの同期が失敗します。
この問題は、次の状況で発生する場合があります。
この問題は、次の状況でも発生する場合があります。
同期の問題を回避するには、すべてのアクティビティに一意の名前を付けてください。アクティビティの同期が失敗した場合は、同じ名前を使用しているキャンペーンを Adobe Target で削除できます(そのキャンペーンが使用中でない場合)。
Adobe Target でキャンペーンを作成すると、thirdPartyId t
というプロパティが各キャンペーンに割り当てられます。Adobe Target でキャンペーンを削除しても、thirdPartyId
は削除されません。thirdPartyId
を異なるタイプ(AB、XT)のキャンペーンに再利用することはできません。また、手動で削除することはできません。この問題を回避するには、各キャンペーンに一意の名前を付けてください。そうすれば、キャンペーン名を異なるキャンペーンタイプで再利用できなくなります。
同じキャンペーンタイプで同じ名前を使用する場合は、既存のキャンペーンが上書きされます。
同期中に、「リクエストは失敗しました。thirdPartyId
は既に存在します」というエラーが表示された場合は、キャンペーン名を変更して再度同期してください。