エクスペリエンスフラグメントは、ページ内で参照できるコンテンツとレイアウトを含む 1 つまたは複数のコンポーネントからなるグループです。任意のコンポーネントを含めることができます。
エクスペリエンスフラグメントは、
エクスペリエンスフラグメントを使用できるのは、次の場合です。
エクスペリエンスフラグメントの書き込みアクセス権には、次のグループに登録されたユーザーアカウントが必要です。
experience-fragments-editors
問題が発生している場合は、システム管理者にお問い合わせください。
エクスペリエンスフラグメントは次の場合に使用します。
エクスペリエンスを再利用する場合。
サードパーティのためのコンテンツ配信プラットフォームとして AEM を使用する場合。
異なるバリエーションまたはレンディションを持つエクスペリエンスがある場合。
オムニチャネルコマースを使用する場合。
以下をお勧めします。
フォルダーを使用してエクスペリエンスフラグメントを整理する。
フォルダーを作成すると、次の操作を行うことができます。
エクスペリエンスフラグメントにとって意味のある構造(例:分類に従った構造)を作成する。
エクスペリエンスフラグメントの構造をサイトのページ構造に合わせる必要はありません。
テンプレートエディターを使用すると、独自のテンプレートを作成できます。
WKND プロジェクトでは、Contributors
に従って一部のエクスペリエンスフラグメントを構造化します。また、使用される構造は、マルチサイト管理(言語コピーを含む)などの他の機能の使用方法の例も示します。
以下を参照してください。
http://localhost:4502/aem/experience-fragments.html/content/experience-fragments/wknd/language-masters/en/contributors/kumar-selveraj/master
エクスペリエンスフラグメントのフォルダーを作成および設定するには、次の操作をお勧めします。
また、インスタンスに使用できるテンプレートを設定することもできますが、アップグレード時に値が上書きされる可能性があるので、この方法はお勧めしません。
アップグレード時に値が上書きされないので、「許可されたテンプレート」を指定する場合は、この方法をお勧めします。
必要なエクスペリエンスフラグメントフォルダーに移動します。
フォルダーを選択してから、「プロパティ」を選択します。
必要なテンプレートを取得するための正規表現を「許可されたテンプレート」フィールドに指定します。
次に例を示します。
/conf/(.*)/settings/wcm/templates/experience-fragment(.*)?
以下を参照してください。
http://localhost:4502/mnt/overlay/cq/experience-fragments/content/experience-fragments/folderproperties.html/content/experience-fragments/wknd
詳しくは、エクスペリエンスフラグメントのテンプレートを参照してください。
「保存して閉じる」を選択します。
指定したテンプレートがアップグレード時に上書きされる可能性があるので、「許可されたテンプレート」をこの方法で変更することはお勧めしません。
このダイアログは、情報を提供する目的でのみ使用してください。
必要なエクスペリエンスフラグメントコンソールに移動します。
「設定オプション」を選択します。
エクスペリエンスフラグメントを設定ダイアログで、必要なテンプレートを指定します。
詳しくは、エクスペリエンスフラグメントのテンプレートを参照してください。
「保存」を選択します。
エクスペリエンスフラグメントを作成するには、次の手順に従います。
グローバルナビゲーションから「エクスペリエンスフラグメント」を選択します。
目的のフォルダーに移動し、「作成」を選択します。
「エクスペリエンスフラグメント」を選択して、エクスペリエンスフラグメントを作成ウィザードを開きます。
適切なテンプレートを選択して、「次へ」を選択します。
エクスペリエンスフラグメントのプロパティを入力します。
タイトルは必須です。名前が空欄のままの場合、タイトルから派生されます。
エクスペリエンスフラグメントテンプレート内のタグは、このエクスペリエンスフラグメントルートページのタグとは結合されません。
これらは完全に別個のものです。
「作成」をクリックします。
メッセージが表示されます。選択:
「完了」を選択すると、コンソールに戻ります。
「開く」を選択すると、フラグメントエディターを開きます。
エクスペリエンスフラグメントエディターには、通常のページエディターと似た機能があります。
ページエディターの使用方法について詳しくは、ページのコンテンツの編集を参照してください。
次の手順の例では、商品のティーザーを作成する方法を示します。
コンポーネントブラウザーからティーザーをドラッグ&ドロップします。
コンポーネントツールバーから設定を選択します。
必要に応じてアセットを追加してプロパティを定義します。
完了(チェックマークアイコン)をクリックして定義を確定します。
必要に応じてその他のコンポーネントを追加します。
必要に応じて、エクスペリエンスフラグメントのバリエーションを作成できます。
編集するフラグメントを開きます。
「バリエーション」タブを開きます。
「作成」を使用すると、以下を作成できます。
必要なプロパティを定義します。
「完了(チェックマークアイコン)」で確定すると、新しいバリエーションがパネルに表示されます。
ページをオーサリングする際に、エクスペリエンスフラグメントを使用できるようになりました。
編集するページを開きます。
例:https://localhost:4502/editor.html/content/we-retail/language-masters/en/products/men.html
コンポーネントブラウザーからページ段落システムにコンポーネントをドラッグして、エクスペリエンスフラグメントコンポーネントのインスタンスを作成します。
次のいずれかの方法で、実際のエクスペリエンスフラグメントをコンポーネントインスタンスに追加します。
コンポーネントツールバーの「編集」は、フラグメントエディターでフラグメントを開くためのショートカットとして動作します。
1 つ以上のコンポーネントを選択して、フラグメント内で再利用するための構築ブロックを作成できます。
新しい構築ブロックを作成するには、次の手順に従います。
エクスペリエンスフラグメントエディターで、再利用するコンポーネントを選択します。
コンポーネントツールバーから、「構築ブロックに変換」を選択します。
構築ブロックの名前を入力して、「変換」で確定します。
構築ブロックがタブに表示され、段落システムで選択できます。
構築ブロックは、「構築ブロック」タブに表示されます。各ブロックでは、次の操作を行えます。
任意のコンポーネントと同様に、構築ブロックをフラグメントの段落システムにドラッグできます。
フラグメントの詳細は、以下のようにして確認できます。
詳細は、エクスペリエンスフラグメントコンソールのすべてのビューに表示されます。リスト表示には、Adobe Target への書き出しの詳細も含まれます。
エクスペリエンスフラグメントの「プロパティ」を開くと、
プロパティが次のように様々なタブに表示されます。
これらのタブは、エクスペリエンスフラグメントコンソールから「プロパティ」を開くと表示されます。
エクスペリエンスフラグメントの編集時にプロパティを開くと、適切なページのプロパティが表示されます。
基本
タイトル(必須)
説明
タグ
バリアントの合計数 - 情報提供のみ
Web バリアントの数 - 情報提供のみ
非 Web バリアントの数 - 情報提供のみ
このフラグメントを使用するページの数 - 情報提供のみ
Cloud Services
参照
ソーシャルメディアのステータス
URL の .plain.
セレクターを使用すると、ブラウザーからプレーン HTML レンディションにアクセスできます。
デフォルトでは、エクスペリエンスフラグメントは HTML 形式で配信され、AEM とサードパーティチャネルのどちらでも同じように使用できます。
Adobe Target への書き出しには、JSON も使用できます。詳しくは、Adobe Target とエクスペリエンスフラグメントの統合を参照してください。