Dynamic Media は、マーチャンダイジングおよびマーケティング用のリッチなビジュアルアセットをオンデマンドで配信するもので、これらのアセットは、Web、モバイルおよびソーシャルサイトでの利用に合わせて自動的に拡大縮小されます。Dynamic Media は、一連のプライマリソースアセットを使用し、パフォーマンスが最適化されスケーラビリティに優れたグローバルネットワーク経由で、複数のリッチコンテンツのバリエーションをリアルタイムで生成および配信します。
Dynamic Media は、ズーム、360 度スピン、ビデオなどのインタラクティブな視聴エクスペリエンスを提供します。Dynamic Media は Adobe Experience Manager デジタルアセット管理(AEM Assets)ソリューションのワークフローを独自に取り込むことで、デジタルキャンペーン管理プロセスを簡素化および効率化します。
Dynamic Media では、公開前のアセットを管理できます。一般的なアセットの操作方法については、デジタルアセットの操作で詳しく説明しています。一般的なトピックには、アセットのアップロード、ダウンロード、編集、公開と、プロパティの表示、編集、アセットの検索が含まれます。
Dynamic Media 限定の機能は次のとおりです。
Dynamic Media の設定も参照してください。
Dynamic Media の使用と、Dynamic Media Classic と Adobe Experience Manager の統合の違いについては、Dynamic Media Classic 統合 と Dynamic Media を参照してください。
Dynamic Media が有効(オン)になっているかどうかは、次の特徴から判断できます。
画像アセットを選択した場合、Dynamic Media を有効にしているときとアセットのビューが異なります。Dynamic Media では、オンデマンドの HTML5 ビューアが使用されます。
「動的」の下にある画像プリセットやビューアプリセットなどの動的レンディションは、Dynamic Media が有効な場合に使用できます。
画像セット、スピンセットおよび混在メディアセットは、Dynamic Media が有効な場合に使用できます。
Dynamic Media 対応のアセットには pyramid.tiffs
が含まれます。
Dynamic Media を有効にすると、「+
」ボタンをクリックしてズームインし、「-
」ボタンをクリックしてズームアウトすることができます。クリックまたはタップして、特定の領域にズームインすることもできます。元に戻すアイコンをクリックすると元のバージョンに戻ります。また、斜めの矢印をクリックすると、画像を全画面表示にすることができます。Dynamic Media を有効にした場合の画面は次のようになります。
Dynamic Media を無効にした場合は、次のようにズームイン、ズームアウトおよび元のサイズに戻す操作が可能です。