AEM 基盤における GDPR 要件の取り扱い

重要

以下の節では GDPR を例として使用していますが、詳細はすべてのデータ保護およびプライバシー規制(GDPR、CCPA など)に適用できます。

AEM 基盤の GDPR サポート

AEM 基盤のレベルでは、保存される個人データはユーザープロファイルです。そのため、この記事では主に、GDPR のアクセスリクエストと削除リクエストに対処できるように、ユーザープロファイルのアクセス方法と削除方法について説明します。

ユーザープロファイルへのアクセス

手動の手順

  1. 設定/セキュリティ/ユーザー​を参照するか、または https://<serveraddress>:<serverport>/libs/granite/security/content/useradmin.html を直接参照して、ユーザー管理コンソールを開きます。

    useradmin2

  2. 次に、ページの上部にある検索バーに目的のユーザーの名前を入力して検索します。

    usersearch

  3. 最後に、ユーザープロファイルをクリックして開き、「詳細」タブで情報を確認します。

    userprofile_small

HTTP API

前述したように、自動化を促進するために、ユーザーデータにアクセスするための API が用意されています。利用可能な API には、以下のようにいくつかのタイプがあります。

UserProperties API

curl -u user:password http://localhost:4502/libs/granite/security/search/profile.userproperties.json\?authId\=cavery

Sling API

ユーザーホームの検索:

curl -g -u user:password 'http://localhost:4502/libs/granite/security/search/authorizables.json?query={"condition":[{"named":"cavery"}]}'
     {"authorizables":[{"type":"user","authorizableId_xss":"cavery","authorizableId":"cavery","name_xss":"Carlene Avery","name":"Carlene Avery","home":"/home/users/we-retail/DSCP-athB1NYLBXvdTuN"}],"total":1}

ユーザーデータの取得

上記のコマンドで返された JSON ペイロードの home プロパティに含まれているノードパスの使用

curl -u user:password  'http://localhost:4502/home/users/we-retail/DSCP-athB1NYLBXvdTuN/profile.-1.json'
curl -u user:password  'http://localhost:4502/home/users/we-retail/DSCP-athB1NYLBXvdTuN/profiles.-1.json'

ユーザーの無効化と関連プロファイルの削除

ユーザーの無効化

  1. 前述のように、ユーザー管理コンソールを開き、目的のユーザーを検索します。

  2. ユーザーの上にマウスポインターを置き、選択アイコンをクリックします。プロファイルがグレーに変わり、選択されたことが示されます。

  3. 上部のメニューの「無効にする」ボタンをクリックして、このユーザーを無効にします。

    userdisable

  4. 最後に、アクションを確認します。

    image2018-2-6_1-40-58

    次のように、プロファイルカードがグレーアウトされてロックが追加されるので、ユーザーのアクティベートが解除されたことがわかります。

    disableduser

ユーザープロファイル情報の削除

  1. CRXDE Lite にログインし、userId を検索します。

    image2018-2-6_1-57-11

  2. /home/users にデフォルトで配置されているユーザーノードを開きます。

    image2018-2-6_1-58-25

  3. プロファイルノードとそのすべての子ノードを削除します。プロファイルノードには、AEM のバージョンに応じて以下の 2 種類の形式があります。

    1. /profile のデフォルトの非公開プロファイル
    2. /profiles(AEM 6.5 を使用して作成された新しいプロファイル用)

    image2018-2-6_2-0-4

HTTP API

以下の手順では、curl コマンドラインツールを使用して cavery userId を持つユーザーを無効化し、デフォルトの場所にあるそのユーザーのプロファイルを削除する方法を示します。

  • ユーザーホームの検索
curl -g -u user:password 'http://localhost:4502/libs/granite/security/search/authorizables.json?query={"condition":[{"named":"cavery"}]}'
     {"authorizables":[{"type":"user","authorizableId_xss":"cavery","authorizableId":"cavery","name_xss":"Carlene Avery","name":"Carlene Avery","home":"/home/users/we-retail/DSCP-athB1NYLBXvdTuN"}],"total":1}
  • ユーザーの無効化

上記のコマンドから返された JSON ペイロードの home プロパティに含まれているノードパスを使用:

curl -X POST -u user:password -FdisableUser="describe the reasons for disabling this user (GDPR in this case)" 'http://localhost:4502/home/users/we-retail/DSCP-athB1NYLBXvdTuN.rw.userprops.html'
  • ユーザープロファイルの削除

アカウント検索コマンドから返された JSON ペイロードの home プロパティに含まれているノードパス、および既知のデフォルトのプロファイルノード位置を使用:

curl -X POST -u user:password -H "Accept: application/json,**/**;q=0.9" -d ':operation=delete' 'http://localhost:4502/home/users/we-retail/DSCP-athB1NYLBXvdTuN/profile'
curl -X POST -u user:password -H "Accept: application/json,**/**;q=0.9" -d ':operation=delete' 'http://localhost:4502/home/users/we-retail/DSCP-athB1NYLBXvdTuN/profile'

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