ここでは、トラブルシューティングに役立つログの詳細情報を示します。
ログについて詳しくは、以下を参照してください。
CRX では詳細なログを記録します。クイックスタートを解凍して起動すると、次の場所にログが見つかります。
デフォルトのログレベルは情報(INFO)であるため、デバッグ(DEBUG)メッセージはログに記録されません。
デバッグログレベルをアクティベートするには、CRX Explorer を使用して次のプロパティを設定します。
/libs/sling/config/org.apache.sling.commons.log.LogManager/org.apache.sling.commons.log.level
このプロパティを debug に設定してください。多くのログが生成されるので、デバッグログレベルのログを不必要に長く残さないでください。
デバッグファイルの行は、通常は DEBUG で始まり、その後にログレベル、インストーラーのアクション、ログメッセージが示されます。次に例を示します。
DEBUG 3 WebApp Panel: WebApp successfully deployed
ログレベルは次のとおりです。
0 | 重大なエラー | アクションが失敗し、インストーラーの処理を続行できません。 |
---|---|---|
1 | エラー | アクションが失敗しました。インストールは続行しますが、CRX の一部が正常にインストールされなかったので、機能しません。 |
2 | 警告 | アクションは成功しましたが、問題が発生しました。CRX は正常に機能する場合と機能しない場合があります。 |
3 | 情報 | アクションが成功しました。 |
CRX の起動時には、次に示すように、–v(verbose)オプションをコマンドラインに追加できます。
java -jar crx-<*version*>-<*edition*>.jar -v
verbose オプションでは quickstart のログ出力の一部がコンソールに表示されるので、このオプションをトラブルシューティングに使用してください。