このページの一部の機能には、AEM 6.5.3.0 以降のアプリケーションが必要です。
6.5.3.0:
6.5.2.0:
エクスペリエンスフラグメントは、次のいずれかに書き出すことができます。
AEM は IMS を使用した Adobe Target と統合する必要があります。
AEM 6.5.0.0 および 6.5.1.0:
Adobe Target(Target)向けに Adobe Experience Manager(AEM)で作成されたエクスペリエンスフラグメントを書き出すことができます。書き出したエクスペリエンスフラグメントは、Target アクティビティのオファーとして使用し、幅広くエクスペリエンスをテストおよびパーソナライズできます。
エクスペリエンスフラグメントをAdobe Target に書き出す際には、3 つのフォーマットオプションを利用できます。
AEM エクスペリエンスフラグメントは、Adobe Target のデフォルトワークスペースまたは Adobe Target のユーザー定義ワークスペースに書き出すことができます。これは、Adobe Developer Console を使用して行います。その場合、AEM は IMS を使用した Adobe Target と統合する必要があります。
Adobe Target のワークスペースは、Adobe Target 自体には存在しません。これらのワークスペースは、Adobe IMS(Identity Management System)で定義および管理され、Adobe Developer Console からの統合を使用するソリューション全体で使用するために選択されます。
Adobe Target のワークスペースを使用すると、組織(グループ)のメンバーは、他のユーザーにアクセス権を付与することなく、その組織専用のオファーとアクティビティを作成および管理することができます。例えば、国際的な企業の国別の組織などです。
詳しくは、以下も参照してください。
このページの一部の機能には、AEM 6.5.3.0 のアプリケーションが必要です。
様々なアクションが必要です。
エクスペリエンスフラグメントは AEM オーサーインスタンスから書き出されるので、オーサーインスタンスに AEM Link Externalizer を設定して、クスペリエンスフラグメント内のあらゆる参照が web 配信用に外部化されるようにする必要があります。
デフォルトでカバーされていないリンクの書き換えでは、Experience Fragment Link Rewriter Provider が利用可能です。これにより、インスタンスに合わせてカスタマイズされたルールを開発できます。
フラグメントを書き出す前に、Adobe Target 用のクラウド設定をフラグメントまたはフォルダーに追加する必要があります。この結果、次のことも可能になります。
必要なオプションは、必要なフォルダーやフラグメントのページのプロパティで選択できます。仕様は必要に応じて継承されます。
エクスペリエンスフラグメントコンソールに移動します。
適切なフォルダーまたはフラグメントのページのプロパティを開きます。
クラウド設定をエクスペリエンスフラグメントの親フォルダーに追加すると、設定はすべての子に継承されます。
クラウド設定をエクスペリエンスフラグメント自体に追加すると、設定はすべての変更によって継承されます。
「クラウドサービス」タブを選択します。
クラウドサービス設定で、ドロップダウンリストから「Adobe Target」を選択します。
エクスペリエンスフラグメントオファーの JSON 形式はカスタマイズできます。これをおこなうには、顧客のエクスペリエンスフラグメントコンポーネントを定義し、そのプロパティをコンポーネント Sling Model に書き出す方法に注釈を付けます。
コアコンポーネントを参照してください。
Adobe Target の下で、次を選択します。
Externalizer ドメインはオプションです。
AEM Externalizer を設定するのは、コンテンツの書き出し先を特定のパブリッシュドメインに指定する場合です。詳しくは、AEM Link Externalizer の設定を参照してください。
また、Externalizer ドメインは、Target に送信されるエクスペリエンスフラグメントのコンテンツにのみ関係があり、「オファーコンテンツを表示」などのメタデータには関係しません。
例えば、フォルダーの場合は下図のようになります。
保存して閉じる。
画像などのメディアアセットでは、参照のみが Target に書き出されます。アセット自体は AEM Assets に格納されたままで、AEM パブリッシュインスタンスから配信されます。
このため、エクスペリエンスフラグメントは、すべての関連アセットと共に、Target に書き出す前に公開する必要があります。
AEM から Target にエクスペリエンスフラグメントを書き出すには(クラウド設定を指定した後):
エクスペリエンスフラグメントコンソールに移動します。
Target に書き出すエクスペリエンスフラグメントを選択します。
エクスペリエンスフラグメント Web のバリエーションである必要があります。
Adobe Target に書き出しをタップ/クリックします。
エクスペリエンスフラグメントが既に書き出されている場合は、Adobe Target でアップデート を選択します。
要求に応じて公開せずに書き出しまたは公開をタップ/クリックします。
公開を選択すると、エクスペリエンスフラグメントはすぐに公開され、Target に送信されます。
確認ダイアログで「OK」をタップ/クリックします。
エクスペリエンスフラグメントは Target に送信されているはずです。
書き出しについての様々な詳細は、コンソールのリストビューとプロパティで参照できます。
Adobe Target でエクスペリエンスフラグメントを表示すると、表示される最終変更日は、フラグメントが最後に Adobe Target に書き出された日付ではなく、AEM でフラグメントが最後に変更された日付です。
あるいは、ページ情報メニューの同等のコマンドを使用して、ページエディターから書き出しを実行することもできます。
ここまでのタスクを完了すると、エクスペリエンスフラグメントが Target のオファーページに表示されます。Target 側でできることを詳しく知るには、Target に特化したドキュメントを参照してください。
Adobe Target でエクスペリエンスフラグメントを表示すると、表示される最終変更日は、フラグメントが最後に Adobe Target に書き出された日付ではなく、AEM でフラグメントが最後に変更された日付です。
Target に書き出し済みのエクスペリエンスフラグメントを削除すると、そのフラグメントが既に Target のオファーで使用されている場合に問題が発生する可能性があります。フラグメントのコンテンツが AEM によって配信されているため、フラグメントを削除するとオファーが使用できなくなります。
そのような状況を避けるためには:
エクスペリエンスフラグメントが現在アクティビティで使用されていない場合、AEM はユーザーに警告メッセージなしでフラグメントを削除することを許可します。
エクスペリエンスフラグメントが現在 Target のアクティビティで使用されている場合、フラグメントを削除するとアクティビティに影響が及ぶ可能性があると、AEM ユーザーに警告メッセージが表示されます。
AEM のエラーメッセージは、ユーザーがエクスペリエンスフラグメントを(強制的に)削除することを禁止するものではありません。エクスペリエンスフラグメントが削除された場合は、次のような結果になります。
AEM エクスペリエンスフラグメントを使用した Target オファーで望ましくない動作が見られる場合があります。
当然ながら、エクスペリエンスフラグメントが AEM には存在しないため、さらに変更することは不可能です。
エクスペリエンスフラグメントには、完全な HTML タグと、エクスペリエンスフラグメントコンテンツ作成者が作成したとおりにフラグメントをレンダリングするために必要なすべてのクライアントライブラリ(CSS/JS)が含まれています。これは仕様によるものです。
AEM によって配信されるページで Adobe Target とエクスペリエンスフラグメントオファーを併用する場合、ターゲットページには必要なすべてのクライアントライブラリが既に含まれています。 また、エクスペリエンスフラグメントオファーの不要な HTML も必要ありません(考慮事項を参照)。
次に、エクスペリエンスフラグメントオファーの HTML の擬似例を示します。
<!DOCTYPE>
<html>
<head>
<title>…</title>
<!-- all of the client libraries (css/js) -->
…
</head>
<body>
<!--/* Actual XF Offer content would appear here... */-->
</body>
</html>
大まかに言えば、AEM が Adobe Target にエクスペリエンスフラグメントを書き出す際に、いくつかの追加の Sling セレクターを使用します。 例えば、書き出されたエクスペリエンスフラグメントの URL は次のようになります(nocloudconfigs.atoffer
に注意)。
nocloudconfigs
セレクターは HTL を使用して定義され、次の場所からコピーしてオーバーレイできます。
atoffer
セレクターは、実際には Sling Rewriter を使用した後処理で適用されます。いずれかを使用して、クライアントライブラリを削除できます。
ここでは、nocloudconfigs
を使用してこれを行う方法を説明します。
詳しくは、編集可能なテンプレートを参照してください。
この特定の例では、オーバーレイが含まれているため、クライアントライブラリと不要な HTML が削除されます。エクスペリエンスフラグメントのテンプレートタイプを既に作成していることを前提としています。 /libs/cq/experience-fragments/components/xfpage/
からコピーする必要がある必要なファイルは次のとおりです。
nocloudconfigs.html
head.nocloudconfigs.html
body.nocloudconfigs.html
この例では、次の構造を使用します。
これらのファイルの内容は次のとおりです。
body.nocloudconfigs.html
head.nocloudconfigs.html
nocloudconfigs.html
data-sly-unwrap
を使用して本文タグを削除するには、nocloudconfigs.html
が必要です。
Adobe Target でエクスペリエンスフラグメントオファーを使用して AEM サイトと AEM 以外のサイトの両方をサポートする必要がある場合は、2 つのエクスペリエンスフラグメント(2 つの異なるテンプレートタイプ)を作成する必要があります。
clientlibs/extra html を削除するオーバーレイを使用しているもの
オーバーレイがなく、必要な clientlibs が含まれているもの