Process Reporting は、JEE 上の AEM Forms のレポートモジュールです。
Process Reporting を使用すると、AEM Forms のプロセスとタスクに関するレポートを実行できます。
Process Reporting は、組み込みの Process Reporting リポジトリを使用して Forms データを公開します。その後、そのデータを使用してレポートを実行します。
Process Reporting は、以下のモジュールで構成されています。
ProcessDataPublisher サーバーは、AEM Forms データベースで定期的に実行され、サービスの最後の実行以降に変更されたデータを抽出します。その後、Process Data Storage サービスにデータを公開します。
サービスの設定について詳しくは、ProcessDataPublisher サービスの設定を参照してください。
ProcessDataStorageProvider サービスは、ProcessDataPublisher サービスからプロセスデータを受け取り、そのデータを Process Reporting リポジトリに保存します。
サービスの設定について詳しくは、ProcessDataStorageProvider サービスの設定を参照してください。
QueryDataServlet は、このサービスを使用して、Process Reporting リポジトリからレポートデータを取得します。
QueryDataServlet サービスは、Process Reporting ユーザーインターフェイスからクエリを受け入れます。
次に、このサービスは OSGi サービスを使用して関連するレポートデータを取得し、そのデータを処理して、ユーザーインターフェイスにデータを返します。
Process Reporting のユーザーインターフェイスは、web ブラウザーベースのインターフェイスです。このインターフェイスを使用して、AEM Forms データベースから公開されたプロセスおよびタスク情報を表示します。
QueryDataServlet サービスは、Process Reporting ユーザーインターフェイスからクエリを受け入れます。
次に、このサービスは OSGi サービスを使用して関連するレポートデータを取得し、そのデータを処理して、ユーザーインターフェイスにデータを返します。
独自のカスタムレポートを作成し、これらのレポートを Process Reporting ユーザーインターフェイスの「カスタムレポート」タブに表示できます。
カスタムレポートを作成する手順については、Process Reporting のカスタムレポート記事の「カスタムレポートを作成するには」を参照してください。