エージェント UI を使用してインタラクティブ通信の準備を行い、後処理用として送信することができます。エージェントは、許可設定に基づいて必要な変更を行い、電子メールの送信や印刷出力などの後処理用としてインタラクティブ通信を送信します。
インタラクティブ通信を作成したら、エージェントを使用してそのインタラクティブ通信をエージェント UI で開き、データ入力と、コンテンツや添付ファイルの管理を行って、受信者固有のコピーを作成することができます。その後、エージェントにより、後処理用としてインタラクティブ通信を送信することができます。
エージェント UI を使用してインタラクティブ通信の準備を行う際に、以下に示すインタラクティブ通信の構成要素が、エージェントによりエージェント UI で管理されます。その後、インタラクティブ通信が後処理用に送信されます。
フォーム/フォームとドキュメントを選択します。
目的のインタラクティブ通信を選択して「エージェント UI を開く」をタップします。
エージェント UI が機能するのは、選択したインタラクティブ通信に印刷チャネルが含まれている場合だけです。
インタラクティブ通信のコンテンツとプロパティに基づいて、エージェント UI に、「データ」タブ、「コンテンツ」タブ、「添付ファイル」タブという 3 つのタブが表示されます。
次に、データの入力、コンテンツの管理、添付ファイルの管理を行います。
「データ」タブで、変数のデータ、フォームデータモデルのプロパティ、印刷テンプレート(XDP)のフィールドを、必要に応じて入力します。アスタリスク(*)の付いた必須フィールドをすべて入力し、「送信」ボタンを有効にします。
インタラクティブ通信のプレビュー画面でデータフィールドの値をタップすると、対応するデータフィールドが「データ」タブでハイライト表示されます(その逆も同様です)。
「コンテンツ」タブで、インタラクティブ通信内のドキュメントフラグメントやコンテンツ変数などのコンテンツを管理します。
「コンテンツ」を選択します。インタラクティブ通信の「コンテンツ」タブが表示されます。
必要に応じて、「コンテンツ」タブでドキュメントフラグメントを編集します。コンテンツ階層内の関連するフラグメントにフォーカスするには、インタラクティブ通信のプレビュー画面で関連する行や段落をタップするか、コンテンツ階層内で目的のフラグメントを直接タップします。
例えば、以下のプレビュー画面で、「Make a payment online now …」という行が含まれているドキュメントフラグメントを選択すると、「コンテンツ」タブでも同じドキュメントフラグメントが選択されます。
「コンテンツ」タブまたは「データ」タブで、プレビューの左上にある「コンテンツ内の選択したモジュールをハイライト表示」()をタップすると、関連するテキスト、段落またはデータフィールドがプレビュー画面でタップまたは選択されたときにドキュメントフラグメントに移動する機能の有効と無効を切り替えることができます。
インタラクティブ通信の作成時にエージェントによって編集できるフラグメントには、「選択したコンテンツを編集」するためのアイコン()が表示されます。このアイコンをタップすると、フラグメントが編集モードで表示され、フラグメントを編集できるようになります。テキストの書式設定と管理を行うには、以下のオプションを使用します。
エージェント UI で各種のドキュメントフラグメントを操作する方法については、エージェント UI で使用できる操作と情報を参照してください。
インタラクティブ通信の印刷出力に改ページを追加するには、改ページを追加する位置にカーソルを置き、「直前に改ページ」または「直後に改ページ」を選択します()。
インタラクティブ通信に、改ページのプレースホルダーが明示的に挿入されます。この明示的な改ページによってインタラクティブ通信の外観がどのように変わるのかを確認するには、印刷出力をプレビュー表示します。
次に、インタラクティブ通信の添付ファイルの管理を行います。
「添付ファイル」を選択します。エージェント UI に、インタラクティブ通信の作成時に設定可能な添付ファイルが表示されます。
インタラクティブ通信と共に添付ファイルを送信しない場合は、ビューアイコンをタップします。添付ファイルに表示されている削除アイコン(「X」アイコン)をタップすると、インタラクティブ通信から添付ファイルが削除されます(エージェントによる添付ファイルの削除または非表示が許可されている場合)。インタラクティブ通信の作成時に必須ファイルとして指定された添付ファイルの場合、ビューアイコンと削除アイコンは無効になります。
ライブラリアクセス()アイコンをタップしてコンテンツライブラリにアクセスし、添付ファイルとして DAM アセットを挿入します。
ライブラリアクセスアイコンを使用できるのは、インタラクティブ通信の作成時に、印刷チャンネルの「ドキュメントコンテナ」プロパティでライブラリへのアクセスを有効にした場合だけです。
インタラクティブ通信の作成時に、添付ファイルの順序をロックしなかった場合は、添付ファイルを選択して上下の矢印をタップすると、添付ファイルの順序を変更することができます。
Web プレビューと印刷プレビューを使用して、2 つの出力が正しく作成されているかどうかを確認します。
プレビューの表示内容に問題がない場合は、「送信」をタップして、インタラクティブ通信を後処理用に送信します。さらに変更を行う場合は、プレビュー画面を終了して変更画面に戻ります。
エージェント UI でテキストフラグメントを編集する場合、編集のタイプ(フォント、段落、リスト)に応じて、表示されるツールバーが異なります。
フォントツールバー
段落ツールバー
リストツールバー
編集可能なフラグメント内のテキストの一部をハイライト表示または強調表示するには、目的のテキストを選択して「ハイライト表示の色」をタップします。
エージェント UI では、210 個の特殊文字がサポートされています。管理者は、カスタマイズすることで特殊文字を増やしたり、カスタムの特殊文字を追加したりすることができます。
編集(テキストフラグメントの場合のみ):テキストドキュメントフラグメントを編集するためのリッチテキストエディターが起動します。詳しくは、テキストのフォーマットを参照してください。
選択(目のアイコン):インタラクティブ通信にドキュメントフラグメントを含めたり、インタラクティブ通信からドキュメントフラグメントを除外したりすることができます。
未入力値:ドキュメントフラグメントの未入力変数の数が表示されます。これは、表示専用情報です。