AEM Forms は、Adobe Analytics と統合されているため、発行済みのフォームとドキュメントのパフォーマンス指標を取得および追跡できます。これらの指標分析の意図は、フォームやドキュメントをさらに有効利用するために必要な変更に関して十分な情報に基づいた決定を行えるよう支援することです。
AEM Forms のアドオンパッケージの一部として、AEM Forms の分析の機能を使用できます。アドオンパッケージのインストールについて詳しくは、「AEM Forms のインストールと設定」を参照してください。
アドオンパッケージの他に、Adobe Analytics のアカウントと AEM インスタンスでの管理者権限が必要になります。解決方法について詳しくは、「Adobe Analytics」を参照してください。
Adobe Analytics を使用して、アダプティブフォーム、HTML5 フォーム、インタラクティブ通信でユーザーが実行する操作のパターンを検出することができます。また、これらのフォームをユーザーが使用する場合の問題についても、特定することができます。デフォルトでは、Adobe分析は、次のパラメーターに関する情報を追跡し、保存します。
Adobe Analytics をカスタマイズして、追加のパラメーターを追加または削除できます。上記の情報と共に、レポートには HTML5 およびアダプティブフォームのすべてのパネルに関する次の情報が含まれています。
分析データは、レポートスイートと呼ばれる顧客固有のリポジトリに保存されます。レポートスイートを作成して Adobe Analytics を使用するには、有効な Adobe Marketing Cloud のアカウントが必要です。次の手順を実行する前に、有効な Adobe Marketing Cloud アカウントを保有していることを確認してください。
次の手順を実行して、レポートスイートを作成します。
次の場所にログイン: https://sc.omniture.com/login/
Marketing Cloudで、 管理者 > Admin Console > レポートスイート.
Report Suite Manager で、新規作成/レポートスイートを選択します。
新しいレポートスイートの作成
最初のドロップダウンリストを「テンプレートから作成する」に設定して、「コマース」を選択します。
レポートスイート ID フィールドを検索し、新規レポートスイート ID を追加します。例えば、JJEsquire とします。レポートスイート ID は、レポートスイート ID フィールドの下に表示されます。ID には自動でプレフィックスが追加されます。多くの場合、会社名が使用されます。
新しいサイトのタイトルを追加します。例えば、JJEsquire Getting Started Suite とします。このタイトルは、Analytics UI 内で使用されます。コード内でレポートスイート ID を使用します。
ドロップダウンから「タイムゾーン」を選択します。このレポートスイートに含められるすべてのデータは、定義済みのタイムゾーンに基づいて記録されます。
ベース URL フィールドとデフォルトページフィールドは空にしておきます。これら 2 つの値は、Adobe Marketing Cloudインターフェイスから Web サイトにリンクするためにのみ使用されます。
Go Live 日は today にしておきます。この Go Live 日で、レポートスイートがアクティベートされる日が決定されます。
日別予想ページビュー数フィールドに、100 を入力します。このフィールドを使用して、Web サイトの予想される日別のページビュー数を見積もります。この概算から Adobe は、収集していくデータを処理するために必要な適切な量のハードウェアを整備することができます。
ドロップダウンリストから「ベース通貨」を選択します。このレポートスイートに含められるすべての通貨データは、この通貨形式に変換されて保存されます。
「レポートスイートの作成」をクリックします。レポートスイートが正常に作成されたことを通知するメッセージ付きのページ更新が表示されます。
新規作成されたレポートスイートを選択します。設定を編集/一般/一般的なアカウント設定の順に移動します。
図: 一般的なアカウント設定
一般的なアカウント設定画面で、 地域レポートをクリックし、 保存.
設定を編集/トラフィック/トラフィック変数の順に移動します。
レポートスイートで、次のトラフィック変数を設定し、有効化します。
に移動します。 設定を編集 > コンバージョン > 成功イベント. 次の成功イベントを定義して有効にします。
成功イベント | タイプ |
---|---|
abandon | カウンター |
render | カウンター |
panelVisit | カウンター |
fieldVisit | カウンター |
保存 | カウンター |
エラー | カウンター |
help | カウンター |
submit | カウンター |
timeSpent | 数値 |
AEM Forms Analytics の設定に使用するイベント番号と prop 番号は、 AEM analytics 設定。
Adobe Marketing Cloud アカウントからログアウトします。
クラウドサービス設定は、Adobe Analytics アカウントに関する情報です。この設定で Adobe Experience Manager(AEM)を有効化し、Adobe Analytics に接続します。使用する各 Analytics アカウントに対してそれぞれ個別の設定を作成します。
管理者として、AEM のオーサーインスタンスにログインします。
左上隅で、 Adobe Experience Manager > ツール > Cloud Services > 従来のCloud Services.
「Adobe Analytics」アイコンを見つけます。クリック 設定を表示 次に、「 [+] 新しい設定を追加します。
初めて使用する場合は、 今すぐ設定.
新しい設定にタイトルを追加します(名前フィールドへの記入はオプションです)。例えば、My analytics configuration などとします。「作成」をクリックします。
設定ページで編集パネルが開いたら、次のフィールドに記入します。
会社名:Adobe Analytics で表示させる会社名。
ユーザー名:Adobe Analytics のログインに使用する名前。
パスワード:上記のアカウントのAdobe Analyticsパスワード。
データセンター:Adobe Analyticsアカウントのデータセンター。
「Analytics に接続」をクリックします。正常に接続されたことを通知するメッセージと共にダイアログが表示されます。「OK」をクリックします。
Adobe Analytics フレームワークは、Adobe Analytics 変数と AEM 変数の間の一連のマッピングです。フレームワークを使用して、フォームから Adobe Analytics レポートにデータを入力する方法を設定します。フレームワークは、Adobe Analytics の設定に関連付けられています。設定ごとに複数のフレームワークを作成できます。
AEM クラウドサービスコンソールで、Adobe Analytics の下にある「設定を表示」をクリックします。
次をクリック: [+] Analytics 設定の横にあるリンクをクリックします。
図: Adobe Analytics設定
フレームワークのタイトルと名前を入力し、Adobe Analytics フレームワークを選択して「作成」をクリックします。フレームワークが編集用に開きます。
横にあるポッドの「レポートスイート」セクションで、「項目を追加」をクリックし、ドロップダウンリストを使用してフレームワークとやり取りを行うレポートスイート ID(例えば、JJEsquire)を選択します。
レポートスイート ID の横で、レポートスイートに情報を送信するサーバーインスタンスを選択します。
ドラッグ フォーム分析コンポーネント から その他 カテゴリをサイドキックからフレームワークに移動します。
コンポーネントで定義された変数を使用して Analytics 変数をマッピングするには、AEM Content Finder からトラッキングコンポーネントのフィールド上に変数をドラッグします。
サイドキックのページタブで「フレームワークをアクティベート」をクリックし、フレームワークをアクティベートします。
オーサーインスタンスで、 https://< のAEM Web Console Configuration Manager を開きます。server>:<ポート>/system/console/configMgr.
AEM Forms Analytics Configuration を探して開きます。
図: AEM Forms Analytics Configuration サービス
次のフィールドに適切な値を指定し、 保存.
レポートの取得操作がタイムアウトし、指定された秒数が経過するまで、最大 10 秒かかる場合があります。
パブリッシュインスタンスで手順 1 から 3 を繰り返し、Analytics を設定します。
これで、フォーム用に Analytics を有効化して、分析レポートを生成できるようになりました。
次の場所にあるAEMポータルにログインします。 https://[hostname]:[port]
.
フォーム/フォームとドキュメントをクリックしてフォームまたはドキュメントを選択し、「Analytics を有効にする」をクリックします。Analytics が有効になります。
図: フォームの分析の有効化
A. 「Analytics を有効にする」ボタン B. 選択したフォーム
フォームの分析レポートの表示について詳しくは、 AEM Forms Analytics レポートの表示と理解