HTML5 フォームをドラフトとして保存し、後でフォームへの記入を再開できます。フォームポータルを使用すると、すべてのユーザーが HTML5 フォームを保存および復元できます。「ドラフトとして保存」機能を有効にするには、プロファイルのノードに次の設定を追加します。
AEM Forms では初期状態で「ドラフトとして保存」プロファイルを使用できます。「ドラフトとして保存」プロファイルを持つフォームをレンダリングすると、HTML5 フォームのドラフト機能を有効にすることができます。Forms Manager で、フォームに対する HTML レンダリングプロファイルを指定できます。
既存のカスタムプロファイルに対して「ドラフトとして保存」機能を有効にするには、カスタムプロファイルのノードに次のプロパティを追加します。
プロパティ名 | タイプ | 値 | 説明 |
mfAllowFPDraft | 文字列 | true | このプロファイルの「ドラフトとして保存」機能を 有効にします。 |
mfAllowAttachments | 文字列 | true | このプロファイルと一緒に添付ファイル をアップロードすることを許可します。 |
フォームの「ドラフトとして保存」機能を有効にしてからフォームを保存すると、ドラフトと送信コンポーネントに一覧表示されます。ドラフトと送信コンポーネントから保存しておいたフォームを取得して再入力できます。
ドラフトと送信コンポーネントのフォームの一覧表示を有効にするには、プロファイルのノードに次のプロパティを追加します。
プロパティ名 | タイプ | 値 | 説明 |
fp.enablePortalSubmit | 文字列 | true | ドラフトとフォームを送信した後、 フォームポータルのドラフトと送信コンポーネントに一覧表示できるようにします |
デフォルトでは、AEM Forms はフォームのドラフトと送信に関連付けられたユーザーデータをパブリッシュインスタンスの /content/forms/fp ノードに保存します。カスタムのストレージプロバイダーを追加できます。詳細は、ドラフトと送信コンポーネントのカスタムストレージを参照してください。