AEM Formsアプリのオフラインモードを使用すると、アプリがオフラインになった場合でもシームレスに作業を行うことができます。 ネットワーク接続を必要とせずにフォームを開いたり、更新したり、送信したりすることができます。
アプリケーションをAEM Formsサーバーと同期して、AEM Formsアプリケーションで作業を行う開始が発生しました。 ユーザーに割り当てられているフォームすべてが、ユーザーのアプリケーションにダウンロードされます。JEE 上の AEM Forms の場合、タスクは「タスク」タブで取得され、スタートポイントに関連付けられているフォームおよびその他のフォームは「フォーム」タブで取得されます。OSGi 上の AEM Forms の場合、フォームのみが「フォーム」タブに読み込まれます。
アプリケーションを同期する方法について詳しくは、「アプリケーションの同期」を参照してください。
アプリケーションを AEM Forms サーバーと同期すると、フォームがモバイルデバイス上にダウンロードされます。ただし、デフォルトでは、フォームに関連付けられた添付ファイルはダウンロードされません。このことは、オンラインになったときに添付ファイルを表示できることを意味します。ただし、オフラインモードで添付ファイルを表示できるようにするには、アプリケーションのデフォルト設定を変更します。
各フォームに関連付けられた添付ファイルをダウンロードするには、「添付ファイルの取得」を「有効」に設定します。詳しくは、「一般設定の更新」を参照してください。
モバイルデバイスへデータをダウンロードすると処理能力に影響を与えるため、デフォルトでは、「添付ファイルの取得」オプションは「オフ」に設定されています。これらの設定を「有効」に変更すると、タスクがサーバーからダウンロードされる際に添付ファイルもデバイスにダウンロードされます。オフラインモードでは、添付ファイルの取得オプションをオンに設定した後、デバイスにダウンロードされるすべてのタスクで作業を行うことができます。
AEM Forms アプリケーションオフラインサービスでは、フォームで使用するリソースを認識します。AEM Formsアプリは、フォームの依存関係に関する情報を取得する際に、このサービスに依存しています。 フォームの依存関係に関する情報は、オフライン機能を有効にするために必要です。AEM Forms アプリケーションのオフラインサービスでは、フォームで使用されるリソースのパスや URL をキャッシュに保存します。キャッシュは、フォームに加えられた変更やオフラインサービスに設定された有効期間に基づいて更新されます。フォームで使用されるリソースのパスや URL をキャッシュに保存することで、サーバー側のパフォーマンスが向上します。
AEM Forms アプリケーションでサーバー側のオフラインコンポーネントの設定は、次のように行います。
オーサーインスタンスで、Adobe Experience Manager/ツール/Forms/Formsアプリのオフラインサービスを設定に移動します。
URL: https://<server>:<port>/<context-path>/libs/fd/workspace-offline/gui/content/config.html
一般設定で、以下を実行します。
/etc/clientlibs/fd,/content/dam/images
「手動のリソースキャッシュ」タブで、オフラインサービスでは認識できないフォームの依存性を設定します。JavaScript 内で読み込まれた画像などのリソースを指定することができます。AEM Forms アプリケーションは、オフラインモードに向けてこれらのリソースもダウンロードします。