AEM Assets のホームページをカスタマイズして、アセットに関する最近のアクティビティのスナップショットを始め、有益なスタートアップスクリーンエクスペリエンスを実現できます。
Adobe Experience Manager(AEM)Assets のホームページでは、最近のアクティビティのスナップショット(最近表示またはアップロードされたアセットなど)を始め、カスタマイズした有益なスタートアップスクリーンエクスペリエンスを実現できます。
Assets のホームページは、デフォルトでは無効になっています。ホームページを有効にするには、次の手順を実行します。
AEM Configuration Managerにアクセスするには、ツール/操作/Webコンソールをクリックします。
Day CQ DAMイベントレコーダーサービスを開きます。
「このサービスを有効にする」を選択して、アクティビティの記録を有効にします。
イベントタイプリストから、記録するイベントを選択し、変更を保存します。
「Asset viewed」、「Projects viewed」、「Collections viewed」の各オプションを有効にすると、記録対象のイベント数が大幅に増加します。
Configuration Manager https://[AEM_server]:[port]/system/console/configMgr
からDAMアセットホームページ機能フラグサービスを開きます。
isEnabled.nameオプションを選択して、アセットホームページ機能を有効にします。 変更内容を保存します。
ユーザー環境設定ダイアログを開き、アセットホームページを有効にするを選択します。 変更内容を保存します。
アセットホームページを有効にした後、ナビゲーションページからアセットユーザーインターフェイスに移動します。
「ここをクリックしてエクスペリエンスのリンクを設定」をタップまたはクリックして、ユーザー名、背景画像、プロファイル画像を追加します。
Assets のホームページには次のセクションが含まれます。
「ようこそ」セクション
ユーザーのプロファイルが存在する場合、「ようこそ」セクションには、そのユーザー向けのようこそメッセージが表示されます。さらに、プロファイルの画像と、(既に設定されている場合は)ようこその画像が表示されます。
ユーザーのプロファイル設定が完了していない場合、「ようこそ」セクションには、一般的なようこそメッセージとプロファイル写真用のプレースホルダーが表示されます。
「ウィジェット」セクション
このセクションは「ようこそ」セクションの下にあり、既製ウィジェットが次のセクションに表示されます。
アクティビティ:このセクションの下で、 マイ アクティビティウィジェットには、アセットのアップロード、ダウンロード、アセットの作成、編集、コメント、注釈、共有など、アセット(レンディションのないアセットを含む)と共にログインしたユーザーが実行した最新のアクティビティが表示されます。
最新:このセクションの 最近表示された ウィジェットには、フォルダー、コレクション、プロジェクトなど、ログインユーザーが最近アクセスしたエンティティが表示されます。
Discover:このセクションの 新しいウィジェットには、AEM Assetsインスタンスに最近アップロードされたアセットとレンディションが表示されます。
ユーザーアクティビティデータの削除を有効にするには、Configuration ManagerからDAMイベント削除サービスを有効にします。 このサービスを有効にすると、ログインユーザーのアクティビティのうち指定した数を超えたものがシステムによって削除されます。
ようこそ画面には、フォルダー、コレクション、カタログにアクセスするためのツールバー上のアイコンなど、簡単に操作するための機能が含まれています。
Day CQ DAMイベントレコーダーとDAMイベント削除サービスを有効にすると、JCRおよび検索インデックスへの書き込み操作が増え、AEMサーバーの負荷が大幅に増加します。 AEM サーバーの負荷が増えるとパフォーマンスに影響が出ることがあります。
Assets のホームページで必要なユーザーアクティビティのキャプチャ、フィルタリングおよびパージをおこなうと、パフォーマンスのオーバーヘッドが発生します。そのため、管理者はターゲットユーザーのためにホームページを効果的に設定する必要があります。
一括操作を実行する管理者およびユーザーは、ユーザーアクティビティが増えるのを避けるため、Asset のホームページ機能を使用しないことをお勧めします。また、管理者は、設定マネージャーで「Day CQ DAM Event Recorder」を設定することで、特定のユーザーの記録アクティビティを除外することができます。
この機能を使用する場合は、サーバー負荷を考慮してパージの頻度を計画することをお勧めします。