マルチテナント機能を使用すると、組織プレフィックスと組織 ID に基づいて CRX のコンテンツを隔離し、他の組織のユーザーによるコンテンツへの不正アクセスを防止できます。
Adobe Experience Manager(AEM)Assets では、組織のデータは、組織ごとに異なるパスに保存されます。組織固有の各パスは、組織のプレフィックスと組織IDで識別されます。
の値は、様々なタイプのアセットがCRXに保存される従来の場所に含まれています。
例えば、Demo
という名前のフォルダーを作成した場合、AEMアセットは、デフォルトで、CRXの../content/dam/Demo
の場所にフォルダーを保存します。 マルチテナンシー機能を有効にすると、../content/dam/<organization prefix>/<organization id>Demo
にデータを保存できます。
例えば、aodpremium
組織に割り当てられているAEM AssetsのAdobe Marketing Cloudユーザー(オンデマンド)の場合、マルチテナンシー機能を使用して次のパスを../content/dam/mac/aodpremiumDemo
に設定し、コンテンツを分離できます。 この例では、mac
が組織のプレフィックス、aodpremium
が組織IDです。
ユーザーの組織と ID に基づくこの修飾パスは、AEM Assets インターフェイスと各種ウィザード(例えば、強制隔離するための移動およびスニペット作成ウィザードなど)に表示されます。
マルチテナンシー機能を使用すると、次のタイプのアセットとコンポーネントを選択できます。