メタデータのスキーマに関する参照情報

次のリファレンスでは、一部のメタデータスキーマに関する情報(アルファベット順)と、プロパティおよびその定義のリストを示します。

Dublin Core

Dublin Core メタデータは、アセットをより検索しやすい形で記述できるように、標準化された規則のセットを提供します。In Experience Manager Assets(Dublin Core) は、ビデオ、サウンド、画像、ドキュメントなどのデジタルアセットを記述します。

シンプルな Dublin Core Metadata Element Set(DCMES)には、以下の表に示すように、15 個のメタデータ要素が含まれます。それぞれの Dublin Core 要素はオプションであり、繰り返し可能です。Dublin Core メタデータ情報は、メディアタイプ固有のメタデータと同様に、削除および追加が可能です。

DCMES 以外にも、Dublin Core Metadata Initiative によって作成された他のメタデータ要素があります。詳しくは、Dublin Core Initiative を参照してください。

プロパティ 説明
contributor コンテンツに貢献する責任を負う人または会社。
coverage アセットの対象となる地理的な場所または期間。
creator コンテンツを作成する責任を負う人または会社。
date アセットに関連付けられた日付または期間。
description アセットの詳細。
format アセットのファイル形式、物理的な媒体またはサイズ。Experience Manager では、アセットの MIME タイプを示すために dc:format が使用されます。
identifier アセットの一意の参照。
language アセットの言語(英語の場合は en、など)。
publisher アセットを使用可能にする責任を負う人または会社。
relation 関連アセット。
rights このアセットに対して権限を持つ者に関する情報。
source アセットの派生元の関連アセット。
subject アセットのトピック。
title アセットの名前。
type アセットの性質またはジャンル。

IPTC

IPTC(International Press Telecommunications Council)は各国の通信社による協会で、技術的な規格の開発および管理を目的とします。IPTC によって定義された、画像向けの一連のフォトメタデータ標準は、フォトグラファーの間で一般的に広く受け入れられています。これらメタデータ標準は、IPTC Information Interchange Model(IIM)として知られる、1990 年代に制定されたより広範な標準の一部です。

IPTC のヘッダー情報は、ほとんどが XMP に置き換わりましたが、IPTC のコアスキーマと拡張スキーマは XMP で利用可能です。画像プログラムでは、XMP と IPTC のプロパティは同期されます。

このページ