Livefyre の業界最高レベルのキュレーション機能を AEM 6.4 インスタンスと統合する方法を説明します。これにより、ソーシャルネットワークからの有用なユーザー生成コンテンツ(UGC)をサイトに数分で公開できます。
AEM 6.4 には、Livefyre 機能パッケージ 1.2.6 がプリインストールされています。このパッケージには Livefyre の AEM Sites との統合のみが含まれているので、更新パッケージをインストールする前に、まずアンインストールする必要があります。最新のパッケージでは、Sites、Assets および Commerce を含む、Livefyre と AEM の完全な統合を利用できます。
AEM-LF パッケージの一部の機能は、ソーシャルコンポーネントフレームワーク(SCF)に依存しています。Livefyre 機能パックをコミュニティ以外のサイトの一部として使用している場合は、Web サイトのオーサー clientlibs に依存関係として cq.social.scf を宣言する必要があります。コミュニティ Web サイトの一部として LF 機能パックを使用している場合、この依存関係はすでに宣言されているはずです。
AEM ホームページで、左側のパネルにあるツールアイコンをクリックします。
デプロイメント/パッケージに移動します。
パッケージマネージャーで、プリインストールされた Livefyre 機能パッケージが表示されるまでスクロールし、パッケージタイトル cq-social-livefyre-pkg-1.2.6.zip をクリックしてオプションを展開します。
詳細/アンインストールをクリックします。
ソフトウェア配布から Livefyre パッケージをダウンロードします。
パッケージマネージャーで、ダウンロードしたパッケージをインストールします。AEMでのソフトウェア配布およびパッケージの使用手順については、 パッケージの操作方法.
Livefyre-AEM パッケージがインストールされます。統合機能を使い始める前に、Livefyre を使用するように AEM を設定する必要があります。
AEM ホームページで、左側のパネルにある「ツール」アイコンをクリックして、一般/設定ブラウザーに移動します。
「作成」をクリックして、設定を作成ダイアログを開きます。
作成した設定に名前を付けて、「クラウド設定」チェックボックスをオンにします。
これによってツール/デプロイメント/Livefyre 設定の下に、提供された名前でフォルダーが作成されます。
組織の Livefyre ライセンス資格情報を使用するように AEM を設定して、Livefyre と AEM の間で通信できるようにします。
AEM ホームページで、左側のパネルにある「ツール」アイコンをクリックして、デプロイメント/Livefyre 設定に移動します。
新しい Livefyre 設定を作成する設定フォルダーを選択して、「作成」をクリックします。
フォルダーは、Livefyre 設定を追加する前に、プロパティでクラウド設定を有効にする必要があります。設定フォルダーが作成され、設定ブラウザーで管理されます。
設定の名前は作成できません。フォルダーのパスによって参照されます。設定はフォルダーごとに 1 つのみです。
詳しくは、🔗設定ブラウザーのドキュメントを参照してください。
新しく作成した Livefyre 設定カードを選択して、「プロパティ」をクリックします。
組織の Livefyre 資格情報を入力して、「OK」をクリックします。
この情報にアクセスするには、Livefyre Studio を開いて、設定/統合設定/資格情報に移動します。
Livefyre を使用するように AEM インスタンスが設定され、統合機能を使用できます。
AEM 用 Livefyre パッケージには、AEM Communities プロファイルと Livefyre の SSO サービス間の標準の統合が含まれています。
ユーザーは、AEM サイトにログインすることで、Livefyre ソーシャルコンポーネントにもログインします。ログアウトしたユーザーが、写真のアップロードなど、認証が必要な Livefyre コンポーネント機能を使用しようとすると、Livefyre コンポーネントがユーザー認証を開始します。
デフォルトの認証統合は、すべてのサイトに対して完璧なわけではありません。サイトテンプレートの認証フローに完全に合致させるために、ニーズに合わせてデフォルトの Livefyre Authentication Delegate を上書きすることができます。次の手順を実行します。
CRXDE Lite を使用して、/libs/social/integrations/livefyre/components/authorizablecomponent/authclientlib を /apps/social/integrations/livefyre/components/authorizablecomponent/authclientlib にコピーします。
/apps/social/integrations/livefyre/components/authorizablecomponent/authclientlib/auth.js を編集および保存して、ニーズに合った Livefyre Authentication Delegate を実装します。
Authentication Delegate のカスタマイズについて詳しくは、ID 統合を参照してください。
AEM Clientlibs について詳しくは、クライアントサイドライブラリの使用を参照してください。
Livefyre コンポーネントを Sites 内のページに追加する前に、Livefyre クラウド設定を親ページから継承するか、設定をページに直接追加することで、ページ用の Livefyre を有効にする必要があります。サイトのクラウドサービスの追加方法について、実装を参照します。
ページ用に Livefyre が有効になったら、Livefyre コンポーネントを許可するようにコンテナを設定する必要があります。様々なコンポーネントの有効化方法について詳しくは、デザインモードでのコンポーネントの設定を参照してください。
投稿するために認証が必要なアプリは、シングルサインオン統合のカスタマイズで認証が設定されるまでは機能しません。
デザインモードのコンポーネントサイドパネルで、メニューから Livefyre を選択して、使用可能な Livefyre コンポーネントだけがリスト表示されるようにします。
Livefyre コンポーネントを選択して、ページ上の位置にドラッグします。
新しい Livefyre アプリを作成するか、既存のアプリを埋め込むかを選択します。
既存のアプリを埋め込む場合、アプリを選択するように促されます。新しいアプリを作成する場合、アプリは、コンテンツが表示される前に設定しておく必要があります。アプリは、Livefyre サイト、およびページ用に Livefyre クラウド設定を有効にした際に選択したネットワークに作成されます。
コンポーネントの挿入について詳しくは、ページのコンテンツの編集を参照してください。
Livefyre コンポーネントは、Livefyre Studio でのみ設定および編集できます。AEM で次の手順を実行します。
UGC Importer を使用して、Twitter および Instagram ユーザー生成コンテンツ(UGC)を Livefyre Studio から AEM Assets に読み込むことができます。読み込むコンテンツを選択したら、読み込みを完了する前に、コンテンツに対する権限をリクエストする必要があります。
Assets に UGC を読み込んで使用する前に、Livefyre Studio でソーシャルアカウントと権限リクエストアカウントを設定する必要があります。詳しくは、設定:権限リクエストを参照してください。
UGC を AEM Assets に読み込むには:
AEM ホームページで、アセット/ファイルに移動します。
「作成」をクリックし、「UGC を読み込み」をクリックします。
次の方法でコンテンツを見つけます。
読み込むアセットを選択します。選択したアセットは、自動的にカウントされ、「選択済み」タブに保存されます。
オプション:「選択済み」タブをクリックして、インポートするために選択した UGC コンテンツを確認します。
「次へ」をクリックします。
権限リクエストについて、各アセットに対して次のいずれかのオプションを選択します。
Instagram の場合:
ビジネス以外のユーザーアカウントのコンテンツの集計に影響する更新があったため、お客様の代わりにコメントを投稿したり、作成者からの返信を自動的に確認したりすることはできなくなりました。詳しくは、こちらを参照してください。
Twitter の場合:
「インポート」をクリックします。
Twitter の権限リクエストを送信した場合、コンテンツ所有者には、自身のアカウント上に権限リクエストメッセージが表示されます。
Twitter には、同じアカウントから来る同じリクエストに対して制限があります。2 つ以上のアセットを読み込む場合、メッセージを個別に変更して、フラグが設定されるのを避けます。
右上隅にある「完了」をクリックして、権限リクエストワークフローを終了します。
Livefyre Studio で、アセットに対する保留中の権限リクエストのステータスを確認できます。コンテンツで権限リクエストが保留されている場合、権限が付与されるまで、AEM Assets にアセットは表示されません。権限リクエストが許可されると、AEM Assets にアセットが自動的に表示されます。
Instagram の場合は、コンテンツ所有者の応答を追跡し、コンテンツへの権限が与えられている場合は手動で権限を付与する必要があります。
AEM Commerce ユーザーは、既存の製品カタログを Livefyre にシームレスに統合して、Livefyre のビジュアライゼーションアプリのユーザーエンゲージメントを推進できます。
製品カタログを読み込んだら、製品がリアルタイムに Livefyre インスタンスに表示されます。AEM Commerce 製品カタログの項目を編集または削除する場合、変更は Livefrye で自動的に更新されます。
AEM インスタンスに AEM パッケージ用の最新の Livefyre がインストールされていることを確認します。
AEM ホームページで、AEM Commerce に移動します。
新しいコレクションを作成するか、既存のコレクションを使用します。
コレクションの上にマウスポインターを置いて、「コレクションのプロパティ」(鉛筆アイコン)をクリックします。
「Livefyre に同期」をクリックします。
このコレクションを AEM の特定のページにリンクするには、Livefyre ページのプレフィックスに入力します。
ページのプレフィックスは、環境のルートパスを定義します(そこから製品ページの検索が開始されます)。Livefyre で、関連付けられた対応する製品を含む最初のページが選択されます。別の製品のための別のページを取得するには、複数のコレクションが必要です。
Livefyre アプリ | AEM 6.1 | AEM 6.2 | AEM 6.3 | AEM 6.4 |
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