API を使用したリアルタイムレポートの設定

リアルタイム API を使用してAdobe Analyticsで 3 つ以上のリアルタイムレポートを設定する必要がある場合は、様々な順列と組み合わせを適用する必要が生じる場合があります。 問題を解決する手順とポインターについては、この記事を参照してください。

説明 description

環境

  • Customer Journey Analytics
  • Analytics

問題/症状

リアルタイムアプリケーションプログラミングインターフェイス (API) を使用したリアルタイムレポートの設定

解決策 resolution

リアルタイムレポートは、UI から最大 3 つのレポートを取得します。
リアルタイム API で「ui_report」:「true」を設定すると、Adobeのリアルタイムレポートにレポートが表示されます。 「ui_report」:「true」を設定する場合は、API で 3 つのディメンションを設定する必要があります。
ただし、「ui_report」:「false」を設定した場合は、3 次元の設定は必須ではありません。「ui_report」:「true」を持つレポートがなく、各レポートに単一次元が含まれるレポートがない場合は、最大 9 つのレポートを設定できます。
理由は次のとおりです。 レポートスイートは最大 9 つのイベント関係を持つことができます。 つまり、リアルタイム設定の場合、すべてのリアルタイム設定 (「ui_report」:「true」+「ui_report」:「false」) を組み合わせて 9 つ以上のディメンションを指定することはできません。
API を使用して、様々な順列と組み合わせのリアルタイムレポートを作成できます。

  1. 「ui_report」を持つ 3 つのレポート: 「true」 — 合計ディメンションは 9(3 X 3) になります
  2. 「ui_report」を含む 2 つのレポート:「true」+「ui_report」を含む 3 つのレポート:単一のディメンションで「false」 — 合計ディメンションは 9(2X3+3X1) になります
  3. 「ui_report」を含む 1 つのレポート:「true」+「ui_report」を含む 2 つのレポート:各レポートに 2 つのディメンションを含む「false」 — 合計ディメンションは 7(1X3+2X2) になります

リアルタイム API に関する適切なポインターを次に示します。

  1. API で method=Report.Run を使用する場合、既に保存されている API 呼び出し (method=ReportSuite.SaveRealTimeSettings) でのみ、これらのディメンションおよび指標を取り込むことができます。 method=ReportSuite.SaveRealTimeSettings および method=Report.Run を使用して「prop35」の値を「instances」で取得する場合、「prop25」の設定を「instances」で保存しても、機能しません。

  2. ui_report が「false」の場合、リアルタイム API でも eVar を設定できます。 したがって、リアルタイム API では eVar も設定できますが、リアルタイムレポートではその機能を利用できません。

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