有効期限

クライアントおよびプロキシサーバーのキャッシュを管理するために使用します。 サーバは、送信日時にこの値を加算してHTTP応答データの有効期限日時を計算する。

ブラウザーは、ファイルの有効期限を使用してキャッシュを管理します。 サーバーにリクエストを渡す前に、ブラウザーはキャッシュをチェックして、ファイルが既にダウンロードされているかどうかを確認します。 その場合で、ファイルの有効期限がまだ切れていない場合、ブラウザーは、条件付きGETリクエスト(例えば、リクエストヘッダーで設定されたIf-Modified-Sinceフィールドを含む)を、通常のGETリクエストではなく送信します。 サーバーは、「304」ステータスで応答し、画像を送信しないオプションを持ちます。 次に、ブラウザーは、キャッシュからファイルを読み込みます。 これにより、頻繁にアクセスするデータの全体的なパフォーマンスが大幅に向上する可能性があります。

有効期限は、次の応答タイプに使用されます。

  • req=img
  • req=mask
  • req=tmb
  • req=userdata
  • req=map

特定のタイプの応答(エラー応答など)は、常に即時有効期限(またはキャッシュ不可能とタグ付け)に対してマークされます。その他(プロパティやデフォルトの画像応答など)は、特別な有効期限設定(attribute::NonImgExpirationattribute::DefaultExpiration)を使用します。

プロパティ

実数、-2、-1、0以上。 応答イメージが生成されてから有効期限が切れるまでの時間数。 0に設定すると、常に返信イメージの有効期限が即座に切れ、クライアントのキャッシュが効果的に無効になります。 -1に設定すると、never expire​としてマークされます。 この場合、サーバーは常に、条件付きGETリクエストに対して304ステータス(変更なし)を返します。ファイルが実際に変更されたかどうかは確認されません。 attribute::Expirationが提供するデフォルトを使用するには、-2に設定します。

初期設定

attribute::Expiration が使用されるのは、フィールドが存在しない場合、値が —2の場合、またはフィールドが空の場合です。

関連項目

attribute::Expirationattribute::DefaultExpirationattribute::NonImgExpirationreq=

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