RTF仕様では、\colortbl
で指定されたRGBカラー値が許可されています。 各コンポーネントには、\red
、\green
、\blue
の各コマンドが別々に用意されています。
独自のRTF拡張子コマンド\cmykcolortbl
を使用すると、CMYK色を指定できます。各カラーコンポーネントには、\cyan
、\magenta
、\yellow
、\black
の各コマンドが付属します。
\colortbl
の色成分値は0 ~ 255の範囲です。 \cmykcolortbl
のコンポーネント値は0 ~ 100の範囲です。
textPs=
でサポートされるRTF拡張子コマンド\*\iscolortbl
を使用すると、標準の画像サービングカラー値を持つカラーテーブルを、フルRGB、グレー、CMYK、アルファをサポートする形式で指定できます。 次の構文を使用します。
{\*\iscolortbl; *[!DNL colors]*;}
colors 1つ以上のISカラー値、「;」で区切る
同じtext=
またはtextPs=
RTF文字列内に、複数の種類のカラーテーブルを指定できます。 各カラーテーブルのエントリ数は異なる場合があります。 画像サービングでは、次の順序で色を検索します。\iscolortbl
を\cmykcolortbl
の前(テキストレイヤーのピクセルタイプがCMYKの場合のみ)に置き、\colortbl
の前に置きます。 textPs=
のみ、必要に応じて色はCMYKとRGBの間で正確に変換されます(RGB色が指定されているがCMYK出力が必要な場合など)。 特定のインデックス値の色が見つからない場合は、初期設定の色(黒)が使用されます。
ISカラー値の構文については、colorを参照してください。
text=
はをサポートしません \*\iscolortbl
。textPs=
はをサポートしません \cmykcolortbl
。
Photofontsのレンダリング時、カラーの選択は無視されます。
変数を使用して3つのテキストカラーを制御でき、標準のRTFテキストエディタでRTF文字列を開いた場合でも、カラーのデフォルト値が表示されます。
…&$c1=ff0000&$c2=00ff00&$c3=0000ff&textPs={{\*\iscolortbl;$c1$;$c2$;$c3$;}{\colortbl;\red255;\green0;\blue0;\red0;\green255;\blue0;\red0;\green0;\blue255;}…}…