テンプレートを使用して、複数の画像レイヤーを合成するリクエストや、rtf形式のテキストを含むリクエストの長さと複雑さを軽減できます。
カスタム変数を使用すると、テンプレートの使用をさらに簡略化できます。 多くの場合、画像やテキストの入れ替えや実行時のその他のオプションの設定を容易に行えるように、テンプレートが設定されています。
テンプレートは、画像カタログ内のレコードとして格納され、テンプレート本体はcatalog::Modifier
フィールドに、catalog::Path
フィールドは空にするか、動的に変更できない静的な背景画像を指定します。
テンプレートは、template=
コマンドまたは要求URLのパスコンポーネントで指定します。 ほとんどのアプリケーションでは、template=
コマンドを使用してテンプレートを指定することをお勧めします。 template=
コマンドは、catalog::PostModifier
フィールドでは使用できません。また、ネストされたISリクエストのcatalog::Modifier
フィールド(src=is{...}
構文内など)でのみ使用できます。 テンプレートレコードは、src=
またはmask=
コマンドでは参照できません。
テンプレートに埋め込まれたsrc=
またはmask=
コマンドは、要求のメインカタログまたは別の画像カタログに解決される場合があります。 rootId
を明示的に指定しない場合、メインカタログと見なされます。 template=
で指定したテンプレートは、メインカタログまたは別の画像カタログに配置することもできます。
テンプレートで使用されるすべての変数に対して、常にデフォルトの定義を含めることを強くお勧めします。 これにより、テンプレートで使用される変数を把握する必要なく、 attribute::RootId
とcatalog::Id
を指定するだけで、テンプレートの画像出力を常に表示できます。
事前定義済みのパス置換変数$object$
を使用すると、ネストされたリクエストや埋め込まれたリクエストでも、URLパスで指定された画像オブジェクトを任意のレイヤーソースまたはマスク(src=
またはmask=
)に適用できます。