マテリアルカタログは、ビネット、マテリアル、およびICCプロファイルなどのサポートデータに関する情報をサーバに提供します。
各材料カタログは、必要なカタログ属性ファイルと、オプションのカタログデータファイルのセットで構成されます。
カタログデータファイルは、カタログ属性ファイル内のファイル参照によって、マテリアルカタログに関連付けられます。 同じカタログデータファイルを複数のマテリアルカタログで共有できます。
カタログ属性ファイルには.iniファイルのサフィックスが必要で、画像レンダリングカタログフォルダ(PlatformServer::ir.catalogRootPath)内に置く必要があります。 カタログデータファイルは、同じフォルダまたはRender Serverがアクセスできる他のフォルダに配置できます。
マテリアルカタログを更新する
サーバは、カタログフォルダを継続的に監視し、メインカタログ属性ファイルが変更されたことを検出すると、関連するカタログデータファイルを含むマテリアルカタログを自動的に再ロードします。 したがって、サーバ上のマテリアルカタログを更新するには、まず変更する必要のあるすべてのカタログデータファイルを置き換えてから、カタログ属性ファイルを置き換えて(「タッチ」)、カタログの再読み込みを行います。
初期設定のカタログ
初期設定のカタログでは、すべてのマテリアルカタログのすべてのカタログ属性の初期設定値が提供されます。 特定の材料カタログに特定の属性が見つからない場合、サーバは、初期設定のカタログの対応する値を代わりに使用します。 同様に、初期設定のカタログを使用して、特定のカタログデータレコード(マテリアルおよびICCプロファイル)の初期設定を指定できます。 特定の材料カタログに特定のデータレコードが見つからない場合、サーバは代わりに既定のカタログでそのデータレコードを見つけようとします。 これにより、マテリアルカタログの作成が簡単になり、共有テンプレート、マクロ、フォントなどのグローバル属性とデータの管理が簡単になります。
また、特定の材料カタログが操作に関与しない場合は、初期設定のカタログによってすべての属性とデータレコード(ICCプロファイル)が提供されます。
Render Serverが正しく機能するためには、初期設定のカタログのカタログ属性ファイルをdefault.iniという名前、常にカタログフォルダに存在し、attribute::RootId
を除く必要なすべての属性と各種カタログデータファイルへの参照をすべてオプションで設定する必要があります。
関連項目
PlatformServer::ir.catalogRootPath