要求のクエリ部分とvignette::Modifier文字列には、ユーザ定義の変数を含めることができます。
$ *[!DNL name]*= *[!DNL value]*
name 変数名。 「$」を除く、英数字と安全な文字の任意の組み合わせで構成できます。
value 変数の設定先の値(文字列)
変数は、他のサーバーコマンドと同様に、上記の構文を使用して定義します。 変数は、参照する前に定義する必要があります。 vignette::Modifier
に定義された変数はURLリクエストで参照でき、逆も同様です。
value は、安全なHTTP送信を目的として、1パスでURLエンコードする必要があります。valueがHTTP経由で再送信される場合は、重複エンコーディングが必要です。 これは、valueが入れ子になった外部要求に置き換えられる場合の例です。
変数は、コマンド値の任意の場所に変数名(先頭と末尾の$で囲む)を埋め込むことで参照されます。 例えば、コマンド名の後の「=」と、後続の「&」との間、またはリクエストの最後の間にあります。 サーバは、このような$ name$をstringで置き換えます。 コマンド名(コマンドの等号の前)、および要求のパス部分の$ name$が存在する場合は、置換は行われません。
カスタム変数は入れ子にできません。 string内の$ name$は置換されません。 例えば、リクエストフラグメント$var2=apple&$var1=my$var2$tree&text=$var1$
はtext=my$var2$tree
に解決されます。
$は予約文字ではありません。リクエスト内では、それ以外の場合に発生する可能性があります。 例えば、src=my$texture$file.tif
は有効なコマンドです(my$texture$file.tifという名前のマテリアルカタログエントリまたはテクスチャファイルが存在する場合)。wid=$number$
は、wid=
には数値引数が必要なので、存在しません。