データ要素

データ要素は、ルールの構成要素です。データ要素を使用すると、サイトに含まれる任意のオブジェクトについて、ページ上で共通的に使用されるアイテム(クエリ文字列、URL、Cookie 値など、任意の場所から得られたもの)のデータディクショナリ(またはデータマップ)を作成できます。データ要素を使用して、Analytics やその他のデータ収集ツールで使用できるデータレイヤーを構築します。

RulesData ElementsEdit

ルールの作成時には、できるだけ一貫してデータ要素を使用し、値のベタ書きを避けると、動的データの定義を集約できてタグ付け作業の効率が上がります。一度定義したデータルールは、複数回使用できます。

データ要素の再利用の考え方は非常に効果的です。ベストプラクティスとして、この仕組みをできるだけ活用することをお勧めします。

例えば、ページ名や製品 ID の参照、クエリ文字列パラメーターによるアフィリエイトマーケティングリンクや AdWords からの情報抽出などに関して、決まった実行方法がある場合は、様々なソースから情報を取得して 1 つのデータディクショナリ(データ要素)を作成し、そのデータを様々な Dynamic Tag Management ルール内で使用できます。

一例としてページ名の場合を考えてみましょう。Web サイトのデータレイヤー、document.title 要素、title タグを参照する手段として、ある特定のページ名スキーマを使用できるとすると、Dynamic Tag Management では、その特定のデータアクセスポイントに対応した単一の参照ポイントとなるデータ要素を作成できます。そのデータ要素は、ページ名の参照を必要とする任意のルール内で使用できます。将来、何らかの理由でページ面の参照方法を変更することになった場合(例:従来 document.title を参照していたものを、特定のデータレイヤーの参照に変更する場合)にも、多数の異なるルールを編集することなく参照の変更に対応できます。単にデータ要素内の参照を一度変更すれば、データ要素を参照するすべてのルールが自動的にアップデートされます。

データ要素には、ルールで使用されたときや、スクリプトから手動で呼び出されたときにデータが入力されます。概要としては、次の手順を実行します。

  1. データ要素を作成します(まだ作成していない場合)。
  2. ルールまたはカスタムスクリプトでデータ要素を使用します。

データ要素のタイプ

次の表に、データ要素のタイプを示します。

タイプ 説明
JavaScript オブジェクト 使用可能な JavaScript オブジェクトまたは変数は、パスフィールドを使用して参照できます。 window.document.title
CSS セレクター div または H1 タグなど、任意の要素の値を取得できます。 CSS セレクターチェーン: id#dc logo img 値の取得: src
cookie 使用可能なドメイン cookie は、cookie 名前フィールドで参照できます。 cookieName
URL Parameter 単一の URL パラメーターを URL Parameter フィールドで指定します。名前セクションのみが必要で、特殊な指定子(「?」や「=」など)は、省略する必要があります。 contentType

カスタムスクリプトの場合:

カスタム JavaScript は、「Open Editor」をクリックしてエディターウィンドウにコードを挿入することで、UI に入力できます。データ要素の値として設定する値を示すために、エディターウィンドウで return ステートメントを記述する必要があります。

return ステートメントがない場合、デフォルト値または空の文字列が、データ要素の値として返されます。

 var pageType = $('div.page-wrapper').attr('class').split(' 
     ')[1]; 
     if  
     (window.location.pathname == '/'){return 'homepage';    
     }     
     else  
     {  
 return pageType; 
     }|

永続性

属性 説明
Page view ページが維持されている間のみ使用できます。
_satellite オブジェクト構文(_satellite.setVar('data_element_name'))を使用して、スクリプトで作成および設定できます。
Session ブラウザーでセッションレベルの cookie を設定します。
そのサイト訪問の期間中、常に利用できます。
Visitor 2 年間の cookie を設定します。
Cookie の操作 _satellite cookie メソッド:
_satellite.setCookie(name,value,days);
_satellite.readCookie(name);
を使用して操作できます _satellite.removeCookie(name);

ビルトインデータ要素

属性 説明
URI ルールで使用: URI
document.location.pathname + document.location.search を返します
Protocol ルールで使用: protocol
document.location.protocol を返します
Hostname ルールで使用: hostname
document.location.hostname を返します

データ要素の使用方法

ルールの場合:

パーセント記号(%)構文を使用すると、ルール編集インターフェイスでデータ要素を使用できます。 フィールドにパーセント記号を入力すると、作成したデータ要素を含むドロップダウンメニューが表示されます。

カスタムスクリプトの場合:

_satellite オブジェクトを使用して、カスタムスクリプトでデータ要素を使用できます。

_satellite.getVar('data element name');

データ要素の可用性

データ要素がルールで参照されていない場合、カスタムスクリプトで特に呼び出さない限り、どのページにも読み込まれません。

カスタム識別子を使用したデータ要素の取得の強制

データ要素は、ルールに使用できることを保証するために、ルール識別情報のカスタムコードセクションに設定できます。 この状況は、タイミングや既存の実装コードに関する特定の問題のために必要な場合があります。

例えば、次のコードを入力すると、ルールの残りの部分で発生するデータ操作の前のルールの識別手順中に、sample data という名前が付けられたデータ要素が強制的に取得されます。

データ要素に有効な値が使用できるかどうかに関係なく、識別情報のカスタムコードセクションは true を返す必要があります。 そうしないと、ルールは true として評価されず、実行されません。

JavaScript 変数から値を収集する方法

マークアップに JavaScript 変数またはオブジェクトプロパティがあり、それらの値を Dynamic Tag Management で収集して、分析ツール、テストツール、またはサードパーティのタグで使用する場合、これらの値をキャプチャする 1 つの方法は Dynamic Tag Management でデータ要素を使用することです。この方法を使用すると、ルール全体でデータ要素を参照でき、データのソースが変更された場合でも、Dynamic Tag Management の 1 か所でソース(データ要素)への参照を変更するだけで済みます。

例えば、次のように、マークアップに「Page_Name」という JavaScript 変数が含まれているとします。

<script> 
    //data layer 
    var Page_Name = "Homepage" 
  </script> 

Dynamic Tag Management でデータ要素を作成する場合は、次のように変数へのパスを指定するだけです。

データレイヤーでデータコレクターオブジェクトを使用している場合は、パスに、データ要素に取得するオブジェクトおよびプロパティを参照するドット表記を使用します(例:_myData.pageNamedigitalData.pageName)。

Adobe トレーニングビデオ:データ要素

このビデオを最後まで学習すると、次のことが可能になります。

  • データ要素とは何かを理解する
  • 異なる要素タイプを説明する
  • データ要素の作成
  • ルール内でデータ要素を使用する

データ要素の作成

Dynamic Tag Management でデータ要素を作成します。

  1. Web プロパティを作成する。

  2. Web プロパティで、RulesData Elements をクリックします。

  3. Create New Data Element」をクリックします。

  4. 次のフィールドおよびオプションに情報を入力します。

    • Name​マーケティング担当者が認識できる、データ要素のわかりやすい名前。例:Product ID

      メモ

      ルールビルダーでは、ID ではなく名前が参照されます。データ要素の名前を変更した場合は、それを使用しているルール内の参照をすべて変更する必要があります。

    • Type JS オブジェクト、CSS セレクター、Cookie、URL パラメーター、カスタムスクリプトなど、データ取得元のタイプを指定します。選択したタイプに応じて、異なるオプションが表示されます。詳細情報と例については、「データ要素のタイプ」を参照してください。

    • Default Value デフォルトの要素です。 この値は、URL パラメーターが存在しない場合や Dynamic Tag Management で見つからない場合でも、データ要素に常に値が割り当てられるようにします。

      メモ

      値がなくデフォルト値も指定されていない場合、戻り値は返されません。そのデータ要素を参照する変数は設定されません。 また、「カスタムコード」データ要素の場合、デフォルト値フィールドは無視されます。

    • Dynamic Tag Management は Force lowercase value 値が自動的にすべて小文字に変換されるようにします。

    • Remember this value for Dynamic Tag Management にこの値を記憶させる期間。

    • Force lowercase value Dynamic Tag Management は、値が自動的に小文字に変換されるようにします。

    • Remember this value for Dynamic Tag Management にこの値を記憶させる期間。

    有効な設定値は以下のとおりです。

    • セッション:セッションベースのタイミングは、実装によって異なる場合があります。 セッションデータ要素は、セッション cookie に設定されます。 ただし、この設定は Web サーバーまたはブラウザーに基づくものです。 マーケティングレポート & Analytics で使用されるセッションとは関係ありません。
    • ページビュー
    • Visitor

    データ要素の使用方法についての詳細情報は、「データ要素」を参照してください。

  5. Save Data Element」をクリックします。

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