ハイブリッドホスティングモデルでインスタンスを使用している場合は、既にデリゲートされたサブドメインのみを表示でき、サブドメインを設定できません。
このページでは、完全なサブドメインの委任または CNAME を使用して新しいサブドメインを設定する方法について説明します。これら 2 つの方法に関する全体的な概念については](/docs/control-panel/using/subdomains-and-certificates/subdomains-branding.html?lang=ja)サブドメインのブランディング[の節で説明します。
関連トピック:
サブドメイン設定は、プロダクションインスタンスでのみ使用できます。
ウィザードで選択したインスタンスに以前設定されたサブドメインがない場合は、最初に設定されたサブドメインがそのインスタンスのプライマリサブドメインとなり、後で変更することはできません。その結果、このプライマリサブドメインを使用する他のサブドメインに対して、DNS 逆引きレコードが作成されます。その他のサブドメインの返信アドレスとバウンスアドレスは、プライマリサブドメインから生成されます。
ネームサーバーを設定する際は、ルートサブドメインをアドビにデリゲートしないようにしてください。そうしないと、ドメインが機能できるのがアドビのみになります。例えば、組織の従業員に内部 E メールを送信するなど、他の用途には使用できなくなります。
また、この新しいサブドメイン用に別のゾーンファイルを作成しないでください。
サブドメインを Adobe Campaign に完全にデリゲートするには、次の手順に従います。
Campaign v7/v8 または Campaign Standard を使用して、ビデオでこの機能を確認
「サブドメインおよび証明書」カードで、目的のプロダクションインスタンスを選択し、「新しいサブドメインを設定」をクリックします。
「次へ」をクリックして、完全デリゲーションの方法を確定します。
組織で使用するホスティングソリューションに、目的のサブドメインとネームサーバーを作成します。これをおこなうには、ウィザードに表示される Adobe ネームサーバー情報をコピー&ペーストします。ホスティングソリューションでのサブドメインの作成方法について詳しくは、チュートリアルビデオを参照してください。
Adobe Campaign Standard の場合、デリゲートされたサブドメインを使用すると、マーケティングとトランザクションの両方のやりとりを送信できます。
対応するアドビのネームサーバーの情報を使用してサブドメインを作成したら、「次へ」をクリックします。
Campaign v7/v8 インスタンスを選択した場合、サブドメインに必要な使用例(マーケティングコミュニケーションまたはトランザクションおよび運用コミュニケーション)を選択します。サブドメインの使用例に関する全体的な概念については、この節で説明します。
作成したサブドメインをホスティングソリューションに入力し、「送信」をクリックします。
必ずデリゲートするサブドメインのフルネームを入力してください。例えば、「usoffers.email.weretail.com」サブドメインをデリゲートするには、「usoffers.email.weretail.com」 と入力します。
サブドメインが送信されると、Campaign コントロールパネルで様々なチェックと設定手順が実行されます。詳しくは、サブドメインのチェックと設定を参照してください。
CNAME を使用してサブドメインを設定するには、次の手順に従います。
Campaign v7/v8 または Campaign Standard を使用して、ビデオでこの機能を確認
「サブドメインおよび証明書」カードで、目的のプロダクションインスタンスを選択し、「新しいサブドメインを設定」をクリックします。
「CNAME」メソッドを選択し、「次へ」をクリックします。
Campaign v7/v8 インスタンスを選択した場合、サブドメインの使用例(マーケティングコミュニケーションまたはトランザクションおよび運用コミュニケーション)を選択します。サブドメインの使用例に関する全体的な概念については、この節で説明します。
作成したサブドメインをホスティングソリューションに入力し、「次へ」をクリックします。
必ず設定するサブドメインのフルネームを入力してください。例えば、「usoffers.email.weretail.com」サブドメインを設定するには、「usoffers.email.weretail.com」と入力します。
DNS サーバーに配置するレコードのリストが表示されます。これらのレコードを 1 つずつコピーするか、CSV ファイルをダウンロードしてから、ドメインのホスティングソリューションに移動して、一致する DNS レコードを生成します。
前の手順のすべての DNS レコードが、ドメインホスティングソリューションで生成されていることを確認してください。すべてが正しく設定されている場合は、最初の文を選択し、「送信」をクリックして確定します。
レコードを作成し、後でサブドメイン設定を送信する場合は、2 番目の文を選択し、「後で送信」をクリックします。その後、サブドメインの管理画面の処理中領域から直接サブドメイン設定を再開できます。
サーバーに配置する DNS レコードは、Campaign コントロールパネルに 30 日間保持されます。その後は、サブドメインを最初から設定する必要があります。
サブドメインが送信されると、Campaign コントロールパネルで様々なチェックと設定手順が実行されます。詳しくは、サブドメインのチェックと設定を参照してください。
サブドメインが送信されると、Campaign コントロールパネルは、そのサブドメインが正しくアドビの NS レコードを指していることと、このサブドメインに SOA(Start of Authority)レコードが存在しないことを確認します。
パフォーマンスの問題を回避するために、サブドメイン設定が実行される間は、Campaign コントロールパネルからのその他のリクエストはキューに入り、サブドメイン設定が完了した後で実行されます。
チェックが正常に完了すると、Campaign コントロールパネルで、DNS レコード、追加の URL、受信ボックスなどを含むサブドメインの設定が開始されます。
サブドメイン設定の「詳細」ボタンをクリックすると、設定プロセスに関する詳細を確認できます。
最終的に、監査するために、新しいサブドメインについて配信品質チームに通知されます。監査プロセスは、サブドメインが設定されてから最大 10 営業日かかる場合があります。
実行される配信品質チェックには、フィードバックループや迷惑メール報告ループテストが含まれます。したがって、監査が完了する前にサブドメインを使用することはお勧めしません。サブドメインの評価が悪くなる可能性があります。
ただし、配信品質監査がまだ処理中の場合でも、サブドメインで SSL 証明書に関する操作を実行できます。
プロセスの最後に、Adobe Campaign インスタンスで機能するようにサブドメインが設定され、次の要素が作成されます。
デフォルトでは、コントロールパネルからの「返信先」受信ボックスは、E メールを消去するように構成され、再表示できません。マーケティングキャンペーンの「返信先」受信ボックスを監視する場合は、このアドレスを使用しないでください。
「サブドメインの詳細」ボタンと「送信者情報」ボタンをクリックすると、サブドメインに関する詳細を確認できます。