「External signal」アクティビティでは、別のワークフローで特定の条件が満足されたときに、または REST API 呼び出しからワークフローをトリガーします。
「External signal」アクティビティは、同じカスタマージャーニーの構成要素である様々なプロセスを様々なワークフローに編成する場合に使用します。このアクティビティでは、あるワークフローを別のワークフローから起動できるので、さらに複雑なカスタマージャーニーをサポートできる一方、問題が発生した場合の監視と対応を改善することができます。
「External signal」アクティビティは、あるワークフローの最初のアクティビティとして配置するように設計されています。このアクティビティは、別のワークフローの「End」アクティビティから、または REST API 呼び出しからトリガーできます(REST API 呼び出しについて詳しくは、API のドキュメントを参照してください)。
トリガーする際に外部パラメーターを定義し、ワークフローイベント変数で使用することができます。外部パラメーターを指定してワークフローを呼び出す方法について詳しくは、こちらの節を参照してください。
このアクティビティは、10 分未満の間隔でトリガーすることはできません。
なお、「External signal」アクティビティは、別の複数のイベントからトリガーできます。その場合、「External signal」アクティビティは、いずれか 1 つのソースワークフローまたは API 呼び出しが実行されるとすぐにトリガーされます。すべてのソースワークフローが完了している必要はありません。
関連トピック
外部シグナルを設定する場合は,まず宛先ワークフローに[External signal]アクティビティを設定することが重要です。設定が完了したら、このワークフローの「External signal」アクティビティを使用してソースワークフローの「End」アクティビティを設定できるようになります。
宛先ワークフローに「External signal」アクティビティをドラッグ&ドロップします。
アクティビティを選択し、表示されるクイックアクションの ボタンを使用して開きます。
アクティビティのラベルを編集します。このラベルは、「External signal」をトリガーするソースワークフローを設定するときに必要になります。
パラメーターを指定してワークフローを呼び出す場合は、「Parameters」エリアを使用してパラメーターを宣言します。詳しくは、このページを参照してください。
アクティビティの設定を確認し、その他必要なアクティビティを追加して、ワークフローを保存します。
別のワークフローから宛先ワークフローをトリガーする場合は、次の手順に進みます。また、REST API 呼び出しから宛先ワークフローをトリガーする場合は、API のドキュメントを参照して詳細を確認してください。
ソースワークフローを開き、「End」アクティビティを選択します。使用できる「End」アクティビティがない場合は、ワークフローの分岐の最終アクティビティの後に追加します。
アクティビティによっては、デフォルトでアウトバウンドトランジションがない場合があります。こうしたアクティビティについては、「Properties」タブでアウトバウンドトランジションを追加できます。
例えば、「Update data」アクティビティの場合は、「Transitions」タブに移動して、「Add an outbound transition without the population」オプションをオンにします。このオプションを使用すると、データを含んでいないトランジションを追加できるので、システムの領域を不必要に消費せずに済みます。このオプションを使用するだけで宛先ワークフローをトリガーする追加の「End」アクティビティを接続できます。
「End」アクティビティの「External signal」タブで、宛先ワークフローと、このワークフロー内でトリガーする「External signal」アクティビティを選択します。
別のワークフローをトリガーする「End」アクティビティを設定すると、そのアイコンにシグナルシンボルが追加されます。
パラメーターを指定してワークフローを呼び出す場合は、「Parameters and values」エリアを使用します。詳しくは、このページを参照してください。
ソースワークフローを保存します。
ソースワークフローの「End」アクティビティ、または REST API 呼び出しが実行されると、「External signal」アクティビティから宛先ワークフローが自動的にトリガーされます。
宛先ワークフローをトリガーするには、その前に手動で開始しておく必要があります。開始すると、External activityが有効になり、ソースワークフローからシグナルが送られるのを待機します。