SMS 配信 sms-delivery

説明 description

SMS delivery」アクティビティでは、ワークフローでの SMS の送信を設定できます。これは、1 回だけ送信する単一送信 SMS か、繰り返し送信 SMS のどちらかです。

  • 単一送信 SMS メッセージは、1 回だけ送信される標準の SMS です。
  • 定期 SMS メッセージを使用すると、定義した期間に同じ SMS を異なるターゲットに複数回送信できます。 期間ごとの配信を集計して、ニーズに応じたレポートを取得できます。

使用状況 context-of-use

SMS delivery」アクティビティは、一般的に、同じワークフロー内で計算されるターゲットへの SMS 送信を自動化するために使用されます。

スケジューラーにリンクされている場合は、繰り返し送信の SMS メッセージを定義できます。

SMS 受信者は、同じワークフロー内アクティビティの上流でクエリやインタセクションなどのターゲティングアクティビティによって定義されます。

メッセージの準備は、ワークフロー実行パラメーターに従ってトリガーされます。メッセージを送信するために手動確認を要求するかどうかをメッセージダッシュボードで選択できます(デフォルトでは必須)。ワークフローは、手動で開始するか、ワークフロー内に「スケジューラー」アクティビティを配置して自動的に実行することができます。

設定 configuration

  1. ワークフローに「SMS delivery」アクティビティをドラッグ&ドロップします。

  2. アクティビティを選択し、表示されるクイックアクションの ボタンを使用して開きます。

    note note
    NOTE
    ワークフローのアクションバーにある ボタンを使用して、(配信自体のオプションではなく)アクティビティの一般的なプロパティや詳細設定オプションにアクセスできます。このボタンは「SMS delivery」アクティビティに固有のものです。SMS のプロパティにアクセスするには、SMS ダッシュボードのアクションバーを使用します。
  3. SMS の送信モードを次の中から選択します。

    • SMS:SMS は 1 回だけ送信されます。アウトバウンドトランジションをアクティビティに追加するかどうかをここで指定できます。トランジションタイプについては、この手順のステップ 7 で詳しく説明します。

    • Recurring SMS:「Scheduler」アクティビティで定義されている頻度に従って、SMS が繰り返し送信されます。送信の集計期間を選択します。これにより、定義済みの期間中に発生したすべての送信を 1 つの表示に再グループ化することができます。この表示は​ 繰り返し実行 ​とも呼ばれ、アプリケーションのマーケティングアクティビティリストからアクセス可能です。

      例えば、毎日送信する誕生日の繰り返し SMS の場合、送信を 1 ヶ月ごとに集計するように選択できます。これにより、毎日送信する SMS でも、配信のレポートを月単位で受け取ることができます。

  4. SMS のタイプを選択します。SMS タイプは、ResourcesTemplatesDelivery templates ​メニューに定義されている SMS テンプレートに基づいています。

  5. SMS の一般的なプロパティを入力します。既存のキャンペーンに SMS を添付することもできます。ワークフローの配信アクティビティのラベルが SMS のラベルに更新されます。

  6. SMS コンテンツを定義します。SMS メッセージの作成に関する節を参照してください。

  7. デフォルトでは、「SMS delivery」アクティビティにアウトバウンドトランジションは含まれていません。アウトバウンドトランジションを「SMS delivery」アクティビティに追加する場合は、アクティビティの詳細設定オプション(アクティビティのクイックアクションにある ボタンで開く)の「General」タブに移動し、次のいずれかのオプションをオンにします。

    • Add outbound transition without the population:インバウンドトランジションとまったく同じ母集団を含んだアウトバウンドトランジションを生成できます。
    • Add outbound transition with the population:SMS の送信先となった母集団を含んだアウトバウンドトランジションを生成できます。配信の準備中に(強制隔離、無効な番号などにより)ターゲットから除外されたメンバーは、このトランジションから除外されます。
  8. アクティビティの設定を確認し、ワークフローを保存します。

アクティビティを再度開くと、SMS ダッシュボードに直接移動します。そのコンテンツのみ編集可能です。

デフォルトでは、配信ワークフローを開始すると、メッセージの準備のみトリガーされます。ワークフローで作成したメッセージでも、ワークフローを開始した後で送信の確認をおこなう必要があります。ただし、メッセージダッシュボードから操作している場合と、メッセージをワークフローから作成した場合に限り、「Request confirmation before sending messages」オプションを無効にできます。このオプションをオフにした場合は、準備が完了したら、追加の通知なしでそのままメッセージが送信されます。

備考 remarks

ワークフロー内で作成された配信には、アプリケーションのマーケティングアクティビティリストからアクセスできます。ダッシュボードを使用して、ワークフローの実行ステータスを確認できます。SMS の概要パネルのリンクを使用すると、リンクされた要素(ワークフロー、キャンペーン、繰り返し送信 SMS の場合はさらに親配信)に直接アクセスできます。

ただし、繰り返し配信の実行は、デフォルトで非表示になっています。この配信を表示する場合は、マーケティングアクティビティの検索パネルで「Show recurring executions」オプションをオンにします。

親配信では、「SMS delivery」アクティビティの設定時に指定した集計期間に従って、処理済みの送信の合計数が表示されます(親配信には、マーケティングアクティビティリストからアクセスすることも、関連する繰り返し実行から直接アクセスすることもできます)。この合計数を表示するには、 をクリックして、親配信の「Deployment」ブロックの詳細表示を開きます。

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