このページでは、モバイルアプリケーションが PII 収集データをスケジュールに従って送信した後にプロファイルデータを作成/更新するワークフローを開発する手順について説明します。
この使用例の目的は、モバイルアプリケーションから返される PII データにプロファイル関連のデータが含まれる場合に、Campaign Standardプロファイルを作成または更新することです。
モバイルアプリのサブスクリプションデータに基づいてプロファイルを作成または更新する前に、Campaign Standardでプッシュ通知を有効にするには、いくつかの設定手順を実行する必要があります。
PII データを使用してプロファイルリソースを作成または更新するには、まず目的のフィールドを使用してプロファイルリソースを拡張する必要があります。 手順は次のとおりです。
この例では、 Fields 「 」セクションには、モバイルアプリケーションから送信される PII データが反映されています。 この Link to profiles 「 」セクションには、PII をプロファイルデータに関連付けるために使用するフィールドが表示されます。ここで、 cusEmail マップ: @email.
を拡張する際のプロファイルデータのマッピング Subscriptions to an Application リソースは読み取り専用です。 紐付けに使用されます。 プロファイルと PII データを紐付けるには、必要なデータを使用してプロファイルをシステムに入力する必要があります。 この場合、紐付けをおこなうには、プロファイルの電子メールアドレスが Collect PII からの電子メールと一致する必要があります。
関連トピック:
ワークフローをCampaign Standardで使用すると、管理者は、AppSubscription(購読者)データとプロファイルまたは受信者データの間でデータを一意に識別し、同期できます。 ワークフローベースの更新では、プロファイルデータはリアルタイムに同期されませんが、データベースの過度のロックやオーバーヘッドが発生することはありません。
ワークフローを作成する主な手順は次のとおりです。
このワークフローでは、次の要件が想定されます。
ワークフローを構築するには、次のアクティビティをワークスペースにドラッグ&ドロップし、リンクします。 Start, Scheduler, Incremental query, Update data.
その後、以下の手順に従って各アクティビティを設定します。
内 General タブ、 Execution frequency (例:「日」)、 Time ( 例: 1:00:00 AM")、および Start (今日の日付など)。
内 Properties タブで、 Select an element アイコン Resource 「 」フィールドで、 Subscriptions to an application (nms:appSubscriptionRcp:appSubscriptionRcpDetail) 要素。
内 Target タブで、 Mobile application フィルターを使用して、モバイルアプリ名を選択します。
内 Processed data タブ、選択 Use a date fieldをクリックし、 Last modified (lastModified) ~としてのフィールド Path to the date field.
内 Identification タブで、 Dimension to update フィールドが「プロファイル (profile)」に設定されている場合、 Create element ボタンを使用して、フィールドを紐付け条件として追加します。
内 Source 「 」フィールドで、appSubscriptionRcp テーブルから紐付けフィールドとしてフィールドを選択します。 プロファイルの電子メール、crmId、marketingCloudId などがあります。 この例では、「Email (cusEmail)」フィールドを使用します。
内 Destination 「 」フィールドで、プロファイルテーブルからフィールドを選択して、 appSubscriptionRcp テーブルからデータを紐付けします。 プロファイルの電子メール、または crmId、marketingCloudId などの拡張フィールドを指定できます。 この例では、「Email (email)」フィールドを選択して、appSubscriptionRcp テーブルの「Email (cusEmail)」フィールドにマッピングする必要があります。
内 Fields to update タブで、 Create element ボタンをクリックし、 appSubscriptionRcp テーブル (Source フィールド ) を、プロファイルテーブル (Destination フィールド ) に書き込まれます。
内 Enabled if 「 」フィールドに式を追加して、ソースフィールドに値が含まれている場合にのみプロファイルテーブルの対応するフィールドが更新されるようにします。 これをおこなうには、リストからフィールドを選択し、「!=""式 (「ソース」フィールドが [target/@cusEmail]
式エディターで、必ず「 [target/@cusEmail] != ''"
) をクリックします。
この場合、ワークフローはアップサートを実行しますが、これは Incremental query データは挿入されるだけです。 クエリを変更すると、挿入または更新されるデータに影響する場合があります。
また、「更新するフィールド」タブの設定により、特定の条件下で挿入または更新されるフィールドが決まります。 これらの設定は、アプリケーションまたは顧客ごとに一意に指定できます。
appSubscriptionRcp データに基づいてプロファイルのレコードを更新すると、検証されずにユーザーの個人情報が変更される可能性があるので、これらの設定をおこなう際は意図しない結果が生じる可能性があるので、注意が必要です。
プロファイルに挿入/更新するすべてのフィールドが追加されたら、 Confirm.
ワークフローを保存し、「 Start をクリックして、ワークフローを実行します。