このユースケースの目的は、アウトバウンドの送信時にメール添付ファイルをオンザフライで追加することです。
このシナリオでは、個人向け添付ファイルやパーソナライズされた添付ファイルを含んだトランザクションメールを送信する方法について説明します。添付ファイルは、トランザクションメッセージのサーバーに事前にアップロードされるのではなく、オンザフライで生成されます。
顧客のインタラクションや詳細を記録する場合は、プロセスの最後にこの情報を顧客に送り返すことが必要になる場合があります。例えば、この情報を含めた PDF ファイルを E メールに添付したりします。
このシナリオの主な手順は次のとおりです。
このシナリオでは、添付ファイルは事前に作成されるのではなく、送信 E メールにオンザフライで追加されます。それにより、次のような利点があります。
パフォーマンスの問題を回避するために、パーソナライズされた URL からその場でダウンロードされた画像を添付ファイルとして含める場合は、デフォルトで各画像サイズが 100,000 バイトを超えないようにする必要があります。この推奨しきい値は、Campaign Classic オプションのリストから設定できます。
このシナリオを実装する前に、次のガイドラインをよくお読みください。
パフォーマンスの問題を回避するために、1 つの E メールに複数の添付ファイルを含めないことをお勧めします。推奨しきい値は、Campaign Classic オプションのリストから設定できます。
次のダイアグラムに、このシナリオを実装する際の様々な手順を示します。
E メール添付ファイルをオンザフライでトランザクションメッセージに追加するには、次の手順に従います。
添付ファイルのデザインから開始します。詳しくは、この節を参照してください。
こうすることで、実行インスタンスでホストされていなくても、ファイルを E メールに添付できます。
SOAP メッセージトリガーを介して E メールを送信できます。SOAP 呼び出しには、URL パラメーター(attachmentURL)があります。
SOAP リクエストについて詳しくは、イベントの説明を参照してください。
E メールをデザインするときに、「添付ファイル」をクリックします。
添付ファイルの定義画面で、SOAP 添付ファイルパラメーターを入力します。
<%= rtEvent.ctx.attachmentUrl %>
メッセージの処理中、システムによってリモートの場所(サードパーティサーバー)からファイルが取得され、個々のメッセージに添付されます。
このパラメーターには変数を使用できるので、目的のファイルの完全な形のリモート URL 変数を指定し、SOAP 呼び出しを介して送信できます。