メッセージテンプレートがコントロールインスタンス上で作成され、テストが完了したら、パブリッシュできます。このプロセスにより、メッセージテンプレートはすべての実行インスタンスでもパブリッシュされます。
パブリッシュすると、実行インスタンスで自動的に 2 つのメッセージテンプレートが作成され、リアルタイムイベントとバッチイベントにリンクされたメッセージを送信できるようになります。
トランザクションメッセージテンプレートをパブリッシュすると、タイポロジルールが実行インスタンスに自動的にパブリッシュされます。
テンプレートに変更を加えた場合は、トランザクションメッセージの配信中に変更が有効になるように、必ず再度パブリッシュします。
コントロールインスタンス内で、ツリーの Message Center/トランザクションメッセージテンプレートフォルダーに移動します。
実行インスタンスにパブリッシュするテンプレートを選択します。
「パブリッシュ」をクリックします。
パブリッシュが完了すると、本番インスタンスのツリーの管理/プロダクション/Message Center の実行/デフォルト/トランザクションメッセージテンプレートフォルダー内に、バッチイベントに適用されるメッセージテンプレートとリアルタイムイベントに適用されるメッセージテンプレートの両方が作成されます。
テンプレートがパブリッシュされ、対応するイベントがトリガーされた場合、実行インスタンスはイベントを受け取って、トランザクションテンプレートにリンクし、対応するトランザクションメッセージを各受信者に送信します。詳しくは、イベント処理を参照してください。
トランザクションメッセージテンプレートの既存のフィールド(送信者のアドレスなど)を空の値と置き換えた場合、トランザクションメッセージをもう一度パブリッシュすると、既存のインスタンス上にある対応するフィールドは更新されません。引き続き以前の値が含まれます。
ただし、空でない値を追加すると、次回のパブリッシュ後に、対応するフィールドが通常どおり更新されます。
メッセージテンプレートは、実行インスタンスで公開した後に非公開にできます。テンプレートの公開プロセスについて詳しくは、この節を参照してください。
実際、対応するイベントがトリガーされた場合、公開済みのテンプレートは引き続き呼び出すことができます。メッセージテンプレートを使用しなくなった場合は、非公開にすることをお勧めします。 これは、不要なトランザクションメッセージを誤って送信するのを避けるためです。
例えば、クリスマスキャンペーンにのみ使用するメッセージテンプレートを公開したとします。クリスマス期間が終わったらテンプレートを非公開にして、来年の同時期に再度パブリッシュすることができます。
また、ステータスが「パブリッシュ済み」のトランザクションメッセージテンプレートは削除できません。最初にテンプレートを非公開にする必要があります。
この機能は、Campaign 20.2 リリース以降で利用できます。
トランザクションメッセージテンプレートを非公開にするには、次の手順に従います。
コントロールインスタンス内で、ツリーの Message Center/トランザクションメッセージテンプレートフォルダーに移動します。
非公開にするテンプレートを選択します。
「非公開にする」をクリックします。
「開始」をクリックします。
トランザクションメッセージテンプレートのステータスが「パブリッシュ済み」から「編集中」に変わります。
非公開にした後は、以下のようになります。
両方のメッセージテンプレート(バッチイベントおよびリアルタイムイベントに適用)が各実行インスタンスから削除されます。
これらのテンプレートは、管理/プロダクション/Message Center の実行/デフォルト/トランザクションメッセージテンプレートフォルダーに表示されなくなります(この節を参照してください)。
テンプレートを非公開にした後は、コントロールインスタンスから削除できます。
これをおこなうには、リストからテンプレートを選択し、画面の右上にある「削除」ボタンをクリックします。