記述的分析ウィザードの使用

記述的分析レポートを作成するには、専用のウィザードを使用します。設定は、分析するデータおよび希望するレンダリングによって異なります。

データベース内のデータの分析

記述的分析ウィザードは、ツール/記述的分析​メニューで起動できます。その場合は、デフォルトで、受信者に関係する分析になります(nms:recipient)。分析は、Adobe Campaign データベース内のすべてのデータに適用されます。

標準の受信者テーブル(nms:recipient)以外のテーブルを分析するには、ウィザードの最後の段階で「詳細設定」リンクをクリックし、設定に一致するテーブル(この場合は cus:individual)を選択します。

データの一部に関する統計を生成する場合は、フィルターを定義できます。それには、次のように、「詳細設定」リンクをクリックし、適用するフィルターを定義します。

この分析では、データベースに格納されている受信者のうち、16 歳以上でロンドンに住んでいる人だけを対象にします。

データセットの分析

記述的分析ウィザードは、リスト、ワークフロートランザクション、1 つ以上の配信、選択した一部の受信者などの様々なコンテキストで使用できます。

受信者テーブルを指す Adobe Campaign ツリーの複数のノードからアクセスできます。

項目を選択して右クリックすることで、記述的分析ウィザードを開きます。選択したデータのみ分析されます。

  • 一連の​受信者​の場合は、上に示すように、分析対象となる受信者を選択し、右クリックして​アクション/参照​を選択します。受信者のリストにフィルターを適用する場合は、その内容のみ分析されます。

    フォルダーまたは現在のフィルター内のすべての受信者を選択するには、Ctrl + A キーを使用します。つまり、表示されていない受信者でも選択されます。

    受信者の記述的分析の例については、定性的データ分析を参照してください。

  • ワークフロー​のコンテキストでは、受信者テーブルを指すトランザクションにカーソルを置き、右クリックして「ターゲットを分析」を選択します。詳しくは、ワークフローのトランジションターゲットの分析の例を参照してください。

  • リスト​の場合は、1 つ以上のリストを選択し、受信者の場合と同じ手順を適用します。

  • 配信​の場合は、次に示すように、分析対象をターゲットとする配信を選択し、右クリックして​アクション/ターゲットを参照​を選択します。

    配信の記述的分析の例については、母集団の分析および受信者トラッキングログの分析を参照してください。

定性配分テンプレートの設定

定性配分​テンプレートでは、あらゆるタイプのデータ(会社名、E メールドメインなど)に関する統計を作成できます。

定性配分​テンプレートを基に作成したレポートに使用可能な設定オプションについて詳しくは、テーブルでのデータ表示を参照してください。完全な例の詳細は、母集団の分析で説明しています。

記述的分析ウィザードを使用してデータを分析する場合、使用可能なオプションは、選択した設定によって異なります。次に、それらについて説明します。

データビニング

表示する変数を選択する場合は、データビニングを定義できます。つまり、選択したデータのグループ化条件を設定できます。

メモ

計算に関係するフィールドを集計を使用して計算する場合は、パフォーマンスを向上させるために「データは既に集計済み」をチェックします。

オプションはフィールドの内容によって異なります。

  • なし」オプション:変数に割り当て可能なすべての値をビニングなしで表示できます。

    注意

    このオプションは慎重に使用してください。レポートおよびマシンのパフォーマンスに重大な影響を及ぼすおそれがあります。

  • 自動」オプション:最も頻繁に表された n 個の値を表示できます。これらは自動的に計算され、それぞれ、bin の数と比べた変数の割合を表します。数値の場合は、データを分類する n 個のクラスが Adobe Campaign によって自動的に生成されます。

  • 手動」オプション:「自動」オプションと似た動作をしますが、これらの値を手動で設定できる点が異なります。それには、値テーブルの右にある「追加」ボタンをクリックします。

    値は、パーソナライゼーションの前に Adobe Campaign によって自動的に初期化できます。それには、次に示すように、生成する bin の数を入力し、「初期化の条件」リンクをクリックします。

    次に、必要に応じて内容を調整します。

    希望する精度に応じて、日付を格納するフィールドを時間、日、月、年などでグループ化できます。

  • 剰余」オプション:数値の場合に値のグループを作成できます。例えば、剰余の値が 10 の場合は、10 ずつ変わる値の区間を作成できます。

    次の例では、受信者の年齢別分類が表示されています。

テーブルでのデータ表示

ツールバーを使用すると、列の削除、列ではなく行でのデータ表示、列の左または右への移動、値の計算の表示または変更など、テーブルでの変数の表示をパーソナライズできます。

ウィンドウの上部のセクションで表示設定を選択できます。

統計の名前や小計の表示/非表示を切り替えたり、統計の方向を選択したりできます。詳しくは、分析レポートの表示設定を参照してください。

グラフでのデータ表示

記述的分析ウィザードの最初の段階では、テーブルを使用せずにグラフ形式のみでデータを表示することを選択できます。その場合は、グラフを設定する際に変数選択をおこなう必要があります。まず、表示する変数の数を選択し、関連するデータベースのフィールドを選択します。

その後、希望するグラフタイプを選択します。

メモ

変数をグラフとテーブルに同時に表示できます。それには、テーブル設定​ウィンドウに変数を入力します。「次へ」をクリックし、グラフ設定ウィンドウでグラフのタイプを選択します。テーブルにサブディメンションが定義されている場合、それらはグラフには表示されません。

バリエーション」リンクをクリックすると、グラフのプロパティを変更できます。

提供されるオプションは、選択したグラフのタイプによって異なります。詳しくは、このページを参照してください。

統計の計算

記述的分析ウィザードでは、データに関する複数のタイプの統計を計算できます。デフォルトでは、単純カウントのみ設定されています。

追加」をクリックすると、新しい統計を作成できます。

次の演算が可能です。

  • カウント:フィールドの null でない値をすべて数えて集計します。(集計フィールドの)重複値を含めます。

  • 平均:数値フィールドの値の平均を計算します。

  • 最小:数値フィールドの値の最小値を計算します。

  • 最大:数値フィールドの値の最大値を計算します。

  • 合計:数値フィールドの値の合計を計算します。

  • 標準偏差:返された値が平均値からどれだけばらついているかを計算します。

  • 行の割合の配分:列の値の行の値に対する比を計算します(テーブルの場合のみ使用可能)。

  • 列割合配分:行の値の列の値に対する比を計算します(テーブルの場合のみ使用可能)。

  • 合計割合配分:関係する受信者の値別の配分を計算します。

  • 計算されたフィールド:パーソナライズした演算子を作成します(テーブルの場合のみ使用可能)。「ユーザー関数」フィールドでは、データに適用する計算を入力できます。

    例:国別および部門別に顧客ごとの平均購入額を計算

    上記の情報をテーブルに表示するには、顧客ごとの平均購入額を格納するための計算フィールドを作成する必要があります。

    手順は次のとおりです。

    1. 購入合計額を計算します。

    2. この統計はテーブルには表示されません。「詳細設定」タブの「テーブルで表示」オプションのチェックをオフにする必要があります。

    3. 計算されたフィールド​タイプの統計を新しく作成し、「ユーザー関数」フィールドに数式、@purchases/@count を入力します。

レポートの表示

ウィザードの最後の段階では、レポート(つまり、テーブルやグラフ)を設定どおりに表示できます。

レポートにテーブルが含まれている場合、計算結果のセルには色が付きます。結果の値が大きくなるほど、色が濃くなります。

結果のレイアウトを変更できます。それには、関係する変数を右クリックし、ショートカットメニューから入力を選択します。

レポートにグラフが含まれている場合は、表示される情報を凡例のラベルを使用してフィルターできます。つまり、ラベルをクリックすると、グラフ内の表示を有効または無効にすることができます。

定量配分テンプレートの設定

記述的分析を手動で生成するには、「テンプレートからの新しい記述的分析」オプションを選択します(デフォルトで設定されていない場合)。

定量配分​テンプレートでは、測定可能またはカウント可能なデータ(請求書の金額、受信者の年齢など)に関する統計を生成できます。

定量配分​テンプレートを基に作成した分析レポートの設定モードについて詳しくは、定量的データ分析の実装例を参照してください。

次に、記述的分析ウィザードを使用して定量的なレポートを作成する際に使用可能なオプションについて説明します。

最初に、計算に関係する変数を選択します。

Adobe Campaign には、デフォルトで、選択されたデータを計算するための一連の統計が用意されています。必要に応じて、このリストを変更して、統計を追加したり、削除したりできます。

次の演算が可能です。

  • カウント:フィールドの null でない値をすべて数えて集計します。(集計フィールドの)重複値を含めます。

  • 平均:数値フィールドの値の平均を計算します。

  • 最小:数値フィールドの値の最小値を計算します。

  • 最大:数値フィールドの値の最大値を計算します。

  • 合計:数値フィールドの値の合計を計算します。

  • 標準偏差:返された値が平均値からどれだけばらついているかを計算します。

  • 足りない値の数:値が確定していない数値フィールドの数を計算します。

  • 十分位数の配分:返された値を、それぞれが数値フィールドの値の 1/10 を表すように配分します。

  • カスタム配分:返された値をユーザー定義のしきい値に基づいて配分します。

    次に示すように、詳細​ボタンをクリックすると、統計を編集でき、必要に応じて統計の計算や表示をパーソナライズできます。

    ウィザードの最後の段階では、定量分析レポートが表示されます。

    レポートを変更するには、レポートの処理を参照してください。

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