リリース 18.10
リリース 18.10.6 - ビルド 8985
2019 年 7 月 12 日
強化点
- ワークフローをインポートする際に Microsoft Dynamics で作成されたダミーレコードを削除できるようになりました。
- ファイルコレクターワークフローアクティビティで、ファイルへのアクセスが拒否された場合にエラーがループして記録される問題を修正しました。(NEO-12085)
- ユーザーアクティビティと、開封数配信指標のトラッキングレポートの間で、レポートに違いが発生していた問題を修正しました。(NEO-11742)
- 内部アカウントを使用する際にセキュリティゾーンパッケージを実行するための権限が改善されました。
- mtachild ログでエラーが発生する原因となっていた問題を修正しました。(NEO-8978)
リリース 18.10.5 - ビルド 8984
2019 年 4 月 23 日
強化点
- 同時分析/送信をおこなうと(同時に 2 つの配信を分析した場合)配信分析が失敗していた SQL デッドロックの問題を修正しました。(NEO-13026)
- データが失われる問題を修正するため、ワークフローヒートマップの 10,000 レコードの制限を削除しました。(NEO-12329)
- エンリッチメントワークフローアクティビティで「メインセットからのすべての追加データを維持」オプションを使用した際の問題を修正しました。(NEO-13291)
リリース 18.10.4 - ビルド 8983
2019 年 4 月 15 日
強化点
- トランザクションメッセージに対するトラッキング指標の計算プロセスの問題を修正しました。(NEO-12529、NEO-12581)
- すべてのコールバックが終了するまで HTTPRequest API が待機しなかった問題を修正しました。(NEO-12628)
- クーポン一時テーブルにインデックスを追加し、配信の送信を最適化しました。(NEO-12437)
- 日本語(.JP)ドメインの受信者をターゲットとしたメッセージを分析する際の問題を修正しました。(NEO-12246)
- Analytics 統合で、% 文字を使用した AAM セグメントデータを取得できるようになりました。(NEO-12025)
- HTTP2 を使用して通知を送信する際に Tomcat がクラッシュする問題を修正しました。(NEO-12701)
リリース 18.10.3 - ビルド 8981
2019 年 1 月 29 日
強化点
- s3 ファイル転送ワークフローアクティビティの問題を修正しました。(NEO-12473)
- トラッキングワークフローが失敗することがあった問題を修正しました。(NEO-12520)
- IMS ログインの問題を修正しました。
- 大きなオファー ID を使用した際に、トランザクションメッセージにプレビューとコンテンツの承認で発生していた問題を修正しました。
- ミッドソーシング(配信カウンター)ワークフローの問題を修正しました。
- データベース構造を更新すると NmsRecipient 上にある新しいインデックスがドロップされていた問題を修正しました。
- 配信のメインターゲット用に「外部ファイルで定義」オプションを使用した際、コンソールのクラッシュが発生することがあった問題を修正しました。(NEO-12349)
- 複数の InMail クラッシュを修正しました。
- データを更新ワークフローアクティビティを使用して、FDA Teradata データベースに格納されているレコードを削除する際の問題を修正しました。
- 秘密鍵管理の不一致の問題を修正しました。
- フィールドに「xml=true and calculated=true」と入力したときのエンリッチメントアクティビティの問題を修正しました。
- モバイルアプリケーションでプッシュ通知を送信する際に文字がエスケープされる問題を修正しました。
- ミッドソーシング外部アカウントで FDA から SOAP 同期メソッドに切り替えることができない問題を修正しました。
リリース 18.10.2 - ビルド 8978
2018 年 12 月 6 日
強化点
- FDA で MySQL を使用してワークフローを実行する際に発生していた様々な問題を修正しました。(NEO-11652)
- プッシュ通知を送信する際のパフォーマンスの問題を修正しました。(NEO-11787)
- 配信でシードアドレスを使用する際に ID が枯渇していた問題を修正しました。(NEO-11842)
- 複雑なワークフローを使用する際にクライアントがフリーズすることがあった問題を修正しました。(NEO-11847)
- 1:N リンクを含む値の配分を使用する際に発生していた表示の問題を修正しました。(NEO-11820)
- ワークフローヒートマップでの Oracle のエラーを修正しました。
- エンリッチメントアクティビティでオファーの提案を追加する際に発生していた権利の問題を修正しました。
- SQL データ管理接続の問題を修正しました。
- 負の ID の場合に一時的なワークフローテーブル名の生成で発生していた問題を修正しました。
- ワークフローヒートマップのワークフロー持続期間の計算で発生していた問題を修正しました。
リリース 18.10 - ビルド 8977
2018 年 11 月 5 日
新機能
機能 |
説明 |
プッシュ通知の強化点 |
プッシュ通知に関する以下の様々な機能強化を Adobe Campaign に実装しました。
Google の GCM 廃止予定に伴い、Android V2 コネクタは FCM サーバーにのみ接続可能になりました。 詳しくは、詳細ドキュメントを参照してください。FCM への手動アップグレードの詳細については、記事で説明しています。 |
SQL データ管理アクティビティ |
新しいデータ管理ワークフローアクティビティが追加されました。SQL データ管理アクティビティでは、作業用テーブルを作成および設定する独自の SQL スクリプトを記述したりコピー&ペーストしたりできます(FDA のみ)。 詳しくは、詳細ドキュメントを参照してください。 |
ワークフロー監視 |
新しい Adobe Campaign Workflow HeatMap では、プラットフォーム管理者はすべての並列ワークフローをグラフィカルにすばやく確認できるので、インスタンスの負荷を監視し、それに応じてワークフローを計画することができます。 詳しくは、詳細ドキュメントを参照してください。 8977 より前のビルド(開始ビルド 8700)について、ワークフローヒートマップパッケージもオンデマンドで使用できます。リクエストおよびインストールについて詳しくは、このページを参照してください。 |
セキュリティの機能強化
- SSRF(サーバーサイドリクエストフォージェリ)攻撃や DoS(サービス拒否)攻撃に対する脆弱性につながるセキュリティ上の問題を修正しました。(NEO-11453)
- X-Robots-Tag(nocache ヘッダー)を使用した場合に、Campaign からコンテンツ(トラッキングリダイレクト、ミラーページ、調査など)が提供されるようになりました。これにより、インターネット検索エンジンによるコンテンツのインデックス作成を防ぎます。(NEO-11101)
- 購読 API(nms:subscription:Unsubscribe および nms:subscription:Subscribe)の XTK 挿入の問題を修正しました。
- 購読解除 Web アプリケーションの XTK 挿入の問題を修正しました。
- 一部の SMS ログで不用意に表示されていたパスワードを削除しました。
強化点
- Campaign Classic API を専用ページから入手できるようになりました。jsapi.chm ファイルを使用していた場合は、新しいオンラインバージョンを参照する必要があります。
- PostgreSQL 10、Debian 9 および Teradata 16.20 がサポートされるようになりました。互換性マトリックスを参照してください。
- SFTP 接続を作成する際、プロキシ認証を使用できるようになりました。詳しくは、詳細ドキュメントを参照してください。(NEO-9868)
- ダイレクトメール配信テンプレートを使用して単一の配信を作成する際、配信プロパティで「日付計算式」オプションを使用できるようになりました。(NEO-9792)
- Cookie のトラッキングと Web アプリケーションで、ドメイン名管理が強化されました。詳しくは、以下の「技術面の変更点」の節を参照してください。
- 配信やランディングページでの Adobe Experience Cloud の共有アセットのインポートがセキュリティとパフォーマンスの面で強化されました。
- モバイルチャネルの外部アカウントで、ログファイルの詳細 SMPP トレースを有効にする新しいチェックボックスが使用可能になりました。これにより、Adobe Campaign インターフェイスから直接この出力にアクセスできます。
- broadLog で、接続の最大数と 1 時間あたりのメッセージの最大数が区別されるようになりました。限界値に達した場合、スループットが制限される理由を判別できます。これまでは、どちらの場合にも同じメッセージ(「割り当てに達しました」)が表示されていました。
- プールから接続を取得する際に実行する SQL スクリプトを指定できるようになりました。このスクリプトはデフォルトのスキーマを設定するために使用できます。このスクリプトは Query Banding の後に適用されます。(NEO-11256)
- PII(個人識別情報)の規制遵守のため、Campaign SDK ではユーザー ID を保存しなくなりました。データはハッシュとして保存されるようになりました。
- パッケージのエクスポート XML ファイルをインポートする際、ファイル内でエンコードが明確に宣言されていても、ファイル内に存在する BOM がサポートされるようになりました。
技術面の変更点
クライアントおよびサーバーのアップグレード
注意
サーバーを既に 18.10 に更新済みの場合、サーバーにアクセスするには 18.10 クライアントを使用する必要があります。18.10 クライアントは前のバージョンのサーバーにも接続できます。
ドメイン名管理
Cookie のトラッキングと Web アプリケーションで、ドメイン名管理が強化されました。
2 文字のセカンドレベルドメイン名(例:.aa.com)がデフォルトでサポートされるようになりました。より複雑なドメイン名(.com.au のような 3 文字のセカンドレベルドメイン名)の場合は、serverConf の cookieDomains オプション(リダイレクトタグ内)に追加する必要があります。次に例を示します。
<redirection cookiedomain="http://toureiffel.paris">
インデックスの機能強化
NmsRecipient のインデックスが修正されました。これにより、このテーブルを使用するクエリのパフォーマンスが向上します。NmsRecipient の拡張を既に実施している場合、新しいインデックスとの重複がないか確認することをお勧めします(データベースサーバー上のスペース使用量を最小化するため)。(NEO-8228)
PostgreSql で UTF-8 照合順序を使用する際、「LIKE 'string%’」(または「starts with」)の演算を最適化するインデックスを作成できるようになりました。同じ列に対して他の演算(order by や join など)を実行する場合は、別の標準的なインデックスが必要になります。スキーマにおいては、これはインデックス定義に「indexOption="searchFromStart"」を追加することで可能になります(標準的な btree インデックスの代わりに varchar_pattern_ops インデックスが作成されます)。次に例を示します(NmsRecipient の場合)。
<dbindex name="email2"> <!-- optimize order by/join (and startWith if not PostgreSql with an UTF-8 collation) operations -->
<keyfield xpath="@email"/>
</dbindex>
<dbindex name="email3" indexOption="searchFromStart"><!-- optimize startsWith operation on PostgreSql when a UTF-8 collation is used; create no index in other cases-->
<keyfield xpath="@email" />
</dbindex>
(「スケジュール済み」列で)NmsRtEvent および NmsEventHisto に新しいインデックスが追加されました。これにより、対応するフォームの表示時間が短縮されます。(NEO-11738)
これらのインデックスの変更により、アップグレード後のタスクの実行に時間がかかる場合があります。
パッチ
- Web ダウンロードワークフローアクティビティからファイルをダウンロードできないエラーを修正しました。(NEO-11105)
- 指標とキャンペーン属性の送信ワークフローが時折、失敗状態のままになるエラーを修正しました。(NEO-10820)
- ワークフローでリスト更新アクティビティを実行した後に作成された受信者リストが削除される問題を修正しました。(NEO-11696)
- (日本語インスタンスの)キャンペーンカレンダーでキャンペーンが誤って 1 ヶ月先に表示される問題を修正しました。(NEO-11445)
- 配信プロパティの「Web 分析」タブで分析設定の表示を妨げていた問題を修正しました。(NEO-11619)
- nms:delivery 入力フォームを編集および保存しようとするときに表示されていたエラーを修正しました。(NEO-10973)
- ファイル転送アクティビティを含むワークフローを実行しているときに発生していた外部アカウント設定の問題を修正しました。(NEO-11012)
- データの読み込みアクティビティで zcat 関数を使用してファイルを読み込むと空行が返されていた問題を修正しました。(NEO-11273)
- 配信の分析中に配信ログが重複して生成されていた問題を修正しました。(NEO-11360)
- ワークフローでエンリッチメントアクティビティを実行した後、外部リンクキーの欠如が原因で配信が失敗する問題を修正しました。(NEO-11537)
- Adobe Campaign のインストールパスに GB18030 の特定の中国語文字が含まれている場合に、インストールや修正を正常に実行できなかった問題を修正しました。
- 一部のトラッキングログを誤った配信にリンクしていた問題を修正しました。(NEO-11412)
- 配信ログの一部が通常よりも長く保留中ステータスのままになることがある問題を修正しました。(NEO-11336)
- クエリを編集して配信にクーポンを追加する際に発生していたエラーを修正しました。(NEO-11037)
- どの集計演算子を選択しても、グラフでは常に値の合計が計算されるというレポートの問題を修正しました。(NEO-10913)
- 「request.scheme」関数は廃止されたので、JSAPI ドキュメントから削除されました。(NEO-10828)
- 特定のタイムゾーン設定を使用している一部のユーザーが Adobe Campaign にログインできない問題を修正しました。(NEO-10712)
- 拡張された汎用 SMPP コネクタを使用してモバイルチャネルの外部アカウントを設定する際に起きていた問題を修正しました(受信者に対して別のパラメーターを使用するよう指定した場合、トランスミッターがそれ自体のパラメーターではなく指定したパラメーターを誤って使用してしまうという問題)。
- 最初の判別後、配信は常に再計算されるので、頻度ルールに頻度を設定すると、スケジュールされた配信が失敗してしまう問題を修正しました。(NEO-10016)
- アプリケーションプールのリサイクルプロセス(nlsrvmod.dll ライブラリ内)中に IIS Web サーバーがクラッシュしてしまう問題を修正しました。(NEO-10862)
- プロファイルとターゲット画面で受信者を検索できない場合がある問題を修正しました。(NEO-8228)
- レコード数が多い場合、イベント履歴フォルダーにアクセスするとタイムアウトエラーが生じることがある問題を修正しました。(NEO-11738)
- LINE 配信受信者が誤って「未到達」と返される場合がある問題を修正しました。(NEO-10833)
- Oracle で列を追加してワークフロークエリを実行する際の問題を修正しました。(NEO-11615)
- 閉じられた接続が接続プールに長時間保持されないようにするための機能強化が実施されました。(NEO-11392)
- (テーブル名、フィールド名などに)UTF8 文字を含み、システムによって生成されたデフォルトの制限名を持つプライマリキー制限も含む外部の Oracle テーブルに FDA 経由で接続されたターゲティングワークフローアクティビティ(クエリ、データ読み込み(RDBMS)など)を使用する際の問題を修正しました。(NEO-10714)
- 配信の HTML コンテンツを削除できない場合がある問題を修正しました。(NEO-11327)
- キャンペーンの実行後、ダイレクトメール内の XML および CSV ファイルのプレビューの問題を修正しました。(NEO-11290)
- エンリッチメントワークフローアクティビティでデータを並べ替える際の問題を修正しました。(NEO-11394)
- カスタムレポートでデータを並べ替える際の問題を修正しました。(NEO-10896)
- Teradata で useVault 設定を使用したときにエラーが起きる問題を修正しました。(NEO-11399)
- 複数のクエリ行を削除すると、Adobe Campaign クライアントコンソールがクラッシュする問題を修正しました。(NEO-10744)
- ダイレクトメールを配信する際に頻度ルールが適用されないことがある問題を修正しました。(NEO-9004)
- データの読み込みアクティビティを使用して「時刻」データタイプの列をインポートする際に発生する、時間区切り記号を削除してもリセットされる問題を修正しました。(NEO-10743)
- 繰り返し配信を編集するときに配信プロパティの実行フォルダーリストから配信フォルダーを表示できない問題を修正しました。(NEO-11094)
- 母集団を表示ウィンドウで、ワークフロー内のクエリアクティビティの結果のターゲットとして 200 を超えるレコードを表示できない問題を修正しました。(NEO-11195)
- 1000 個を超える要素が選択されている状態で DELETE クエリを実行できない問題を修正しました。(NEO-11171)
- Android プッシュ通知配信の追加パラメーターで URL がトラッキングされる URL としてエンコードされる問題を修正しました。(NEO-11468)
- パラメーターを「1 日置き」および「開封数」に設定した場合にユーザーアクティビティレポートで発生するスクリプトエラーを修正しました。(NEO-11655)
- ミッドソーシングサーバーに接続するとき、または認証済み Web プロキシ経由で Message Center に接続するときに発生する問題を修正しました。(NEO-11309)
- SQL ビューに基づいた特定のスキーマの要素を選択した後に新しい配信コンポジションを保存すると発生する Oracle のエラーを修正しました。(NEO-11682)
- 「解凍」オプションを使用してファイルを読み込みアクティビティ経由で .csv ファイルを含んだ zip ファイルを処理すると、誤検出を含んだ却下ファイルが生成される問題を修正しました。
- xtkjoblog はクリーンアップでパージされるようになりました。