設定

この節は反応管理の設定担当者向けです。スキーマの拡張、ワークフローの定義および SQL プログラミングについて、ある程度の知識があることを前提としています。

個人のテーブルを使用して、標準データモデルを Adobe Campaign 外のトランザクションテーブルの特定の特性に合わせて調整する方法を説明します。この個人のテーブルは、Adobe Campaign 内の使用可能な個人のテーブルや他のテーブルと一致する場合があります。

測定の仮説は、オペレーションプロセスワークフロー(operationMgt)により開始します。各仮説は、特定の実行ステータス(編集中、保留中、完了、失敗など)で非同期的に実行される個々のプロセスを表します。プロセスは、優先順位の制約、シミュレーションプロセス数の制限、低アクティビティページおよび頻繁な自動実行を管理するスケジューラーによりコントロールされます。

スキーマの設定

注意

アプリケーションの標準スキーマは変更しないでください。その代わりに、スキーマ拡張メカニズムを使用します。標準スキーマを変更すると、今後アプリケーションのアップグレード時にスキーマが更新されなくなり、Adobe Campaign の使用中に誤作動が生じる可能性があります。

測定する様々なテーブル(トランザクション、トランザクションの詳細)に加え、テーブルと配信、オファーおよび個人間の関係を定義するには、反応モジュールを使用する前にアプリケーションを統合する必要があります。

標準スキーマ

組み込みの nms:remaMatch スキーマには、個人、仮説およびトランザクションテーブル間の関係を表す反応ログテーブルが含まれています。このスキーマは、反応ログの最終的な宛先テーブルの継承済みスキーマとして使用します。

nms:remaMatchRcp スキーマも標準スキーマで、Adobe Campaign の受信者(nms:recipient)用反応ログのストレージを含みます。このスキーマを使用するには、拡張してトランザクションテーブル(購入などを含む)にマップする必要があります。

トランザクションテーブルとトランザクションの詳細

トランザクションテーブルには、個人への直接リンクを含める必要があります。

必要に応じて、トランザクションの詳細を含むテーブルを追加することもできます。このテーブルは個人に直接リンクしません。

領収書を例にすると、トランザクションテーブルはコンタクト先(領収書テーブル)にリンクし、領収書ラインテーブルは領収書テーブル(詳細テーブル)にのみリンクします。この後、領収書ラインテーブルが領収書テーブルにリンクされているレベルで、仮説を直接設定できます。

メモ

仮説で予想される行動を表す領収書識別子を保持したい場合は、nms:remaMatchRcp テーブルテンプレートを拡張し、識別子を追加できます(この場合、これらのフィールドに ROI の計算はリンクされません)。

イベントの日付を追加することを強くお勧めします。

以下のスキーマは、設定完了後の複数テーブル間の結合を表します。

Adobe Campaign の受信者を使用した反応管理

この例では、Adobe Campaign の受信者テーブル(nms:recipient)を使用して反応管理モジュールに購入テーブルを統合します。

購入テーブルスキーマへのリンクを追加するために、nms:remaMatchRcp 受信者の反応ログのテーブルを拡張します。以下の例では、購入テーブルを demo:purchase と呼びます。

  1. Adobe Campaign エクスプローラーで、管理キャンペーン管理ターゲットマッピング​を選択します。

  2. 受信者​を右クリックし、アクションターゲティングディメンションのオプションを変更​を選択します。

  3. 次のウィンドウで「拡張名前空間」をパーソナライズできます。パーソナライズしたら、「次へ」をクリックします。

  4. 反応管理」カテゴリで、「反応のストレージスキーマを生成」ボックスがオンになっていることを確認します。

    その後、「追加フィールドを指定…」をクリックし、関連するトランザクションテーブルを選択して、nms:remaMatchRcp スキーマの拡張にフィールドを追加します。

作成したスキーマは以下のようになります。

<srcSchema _cs="Reactions (Recipients) (cus)" entitySchema="xtk:srcSchema" extendedSchema="nms:remaMatchRcp" 
img="nms:remaMatch.png" implements="xtk:persist" label="Reactions (Recipients)" mappingType="sql"
name="remaMatchRcp" namespace="cus">  
 <element label="Reactions (Recipients)" name="remaMatchRcp">    
  <key internal="true" name="match">      
   <keyfield xlink="hypothesis"/>      
   <keyfield xlink="broadLog"/>      
   <keyfield xlink="proposition"/>    
  </key>    
  <attribute label="Quantity" name="quantity" type="long"/>    
  <element name="purchase" target="demo:purchase" type="link"/>    
  <element name="hypothesis" revLabel="Reactions (Recipients)" revLink="remaMatchRcp"/>    
  <element applicableIf="HasPackage('nms:coreInteraction')" label="Proposition" name="proposition" target="nms:propositionRcp" type="link"/>   
  <element desc="Message (Delivery log)" label="Message" name="broadLog" target="nms:broadLogRcp" type="link"/>    
  <element label="Respondent" name="responder" target="nms:recipient" type="link"/>  
 </element>  
 <createdBy _cs="Administrator (admin)"/>  
 <modifiedBy _cs="Administrator (admin)"/>
</srcSchema>

パーソナライズした受信者テーブルを使用した反応管理

この例では、Adobe Campaign で使用可能な受信者テーブル以外の、個人のテーブルを使用して購入テーブルを反応管理モジュールに統合します。

  • nms:remaMatch をもとに新しい反応ログスキーマを作成する。

    個人のテーブルは Adobe Campaign の受信者テーブルとは異なるので、nms:remaMatch スキーマを基に、反応ログの新しいスキーマを作成する必要があります。このスキーマに配信ログと購入テーブルへのリンクを入力します。

    以下の例では、demo:broadLogPers スキーマと demo:purchase トランザクションテーブルを使用します。

    <srcSchema desc="Linking of a recipient transaction to a hypothesis"    
    img="nms:remaMatch.png" label="Responses on persons" labelSingular="Responses on a person" name="remaMatchPers" namespace="nms">
      <element name="remaMatchPers" template="nms:remaMatch">
        <key internal="true" name="match">
          <keyfield xlink="hypothesis"/>
         <keyfield xlink="purchase"/>
        </key>
    
        <element name="hypothesis" revLabel="Response logs for persons" revLink="remaMatchPers"/>
        <element applicableIf="HasPackage('nms:interaction')" label="Proposition" name="proposition"
                 target="demo:propositionPers" type="link"/>
        <element label="Delivery log" name="broadLog" target="demo:broadLogPers" type="link"/>
      </element>
    </srcSchema>
    
  • nms:remaHypothesis スキーマの仮説フォームを修正する。

    デフォルトでは、反応ログのリストは受信者ログに表示されます。上述の手順で作成した新しい反応ログを表示するには、仮説フォームを修正する必要があります。

    次に例を示します。

     <container type="visibleGroup" visibleIf="[context/@remaMatchStorage]= 'demo:remaMatchPers'">
                  <input hideEditButtons="true" img="nms:remaMatch.png" nolabel="true" refresh="true"
                   toolbarCaption="Responses generated by the hypothesis" type="linklist"
                   xpath="remaMatchPers">
              <input xpath="[.]"/>
              <input xpath="@controlGroup"/>
            </input>
       </container> 
    

指標の管理

Response Manager モジュールには、事前定義済みの指標のリストが用意されていますが、この他にパーソナライズした測定指標を追加することもできます。

追加するには、新しい指標それぞれに 2 つのフィールドを挿入して仮説テーブルを拡張する必要があります。

  • 1 つ目のフィールドはターゲット母集団用、
  • 2 つ目はコントロール母集団用です。

次に例を示します。

<srcSchema entitySchema="xtk:srcSchema" extendedSchema="nms:remaHypothesis" label="Measurement hypothesis" 
md5="1D4DED54FF8EC2432AED6736EDE6F547" name="remaHypothesis" namespace="demo" xtkschema="xtk:srcSchema">  
    <element name="remaHypothesis">    
        <element name="indicators">      
            <!-- Quantity -->      
            <attribute label="Total contacted" name="contactReactedTotalQuantity" type="long"/>
            <attribute label="Total number of people in the control group" name="proofReactedTotalquantity" type="long"/> 
        </element> 
    </element>
</srcSchema>

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