コントロールルールを使用すると、配信を実行する前に、メッセージの有効性と品質(文字の表示、SMS のサイズ、アドレスの形式など)を確認することができます。
デフォルトのルールセットでは、一般的なチェックを実行できます。以下のタイプのチェック(インターフェイスで太字で表示される)が用意されています。
必要に応じて、新しいコントロールルールを作成することができます。まず、コントロールタイポロジルールを作成し、次に「コード」タブに SQL 形式でコントロールの数式を入力します。
例:
次の例では、SMS オファーが 100 人を超える受信者に送信されないようにするルールを作成します。このルールは、まずキャンペーンタイポロジにリンクされ、その後オファーを送信する SMS 配信にリンクされます。
次の手順に従います。
コントロールタイポロジルールを作成します。アラートレベルとして、「警告」を選択します。
「コード」タブで、以下の図のように、しきい値を適用するスクリプトを入力します。
このスクリプトは、配信ターゲットが 100 人を超えると、警告を生成します。
if( delivery.FCP == false && delivery.properties.toDeliver > 100 ) { logWarning("Significant number of SMS to deliver (" + delivery.properties.toDeliver + "). Please make sure the target is correct.") return false; } return true
ルールをキャンペーンタイポロジにリンクし、該当する SMS 配信でこのタイポロジを参照します。
配信の分析時にルールが適用され、状況に応じて警告が生成されます。
ただし、このルールによって、配信が自動的に停止されることはありません。
アラートレベルをさらに引き上げると、配信は開始されません。
分析の最後に表示される「配信を確定」ボタンがクリックできなくなります。