インタラクションでは、プレゼンテーションルールを使用してオファーの提案のフローを制御できます。インタラクションに特化したそれらのルールをタイポロジルールと呼びます。タイポロジルールを利用すると、既に受信者に送信された提案の履歴に基づいてオファーを除外できます。ルールは環境内で参照されます。
管理/キャンペーン管理/タイポロジ管理/タイポロジルールノードに移動します。
タイポロジルールを作成し、「オファーのプレゼンテーション」タイプを選択します。
ルールを適用するチャネルを指定します。
ルールの適用条件を設定します。詳しくは、プレゼンテーションルールの設定を参照してください。
管理/キャンペーンの実行/タイポロジ管理/タイポロジノードに移動し、オファーのプレゼンテーションタイプのルールをすべてグループ化するタイポロジを作成します。
タイポロジを作成したら、タイポロジルールにマウスカーソルを置いて、いま作成したタイポロジにグループ化します。
オファー環境で、ドロップダウンリストを使用してタイポロジを参照します。
「一般」タブの適用条件を使用すると、プレゼンテーションルールを適用するオファーを指定できます。それには、次に説明するように、クエリを作成して、該当するオファーを選択する必要があります。
タイポロジルール内で、「ルール適用条件を編集」リンクをクリックし、クエリを作成します。
クエリウィンドウでは、タイポロジルールを適用するオファーに対してフィルターを適用できます。
例えば、オファーカテゴリを選択できます。
「オファーのプレゼンテーション」タブで、環境内に設定されているのと同じディメンションをプレゼンテーションルールにも指定する必要があります。
「ターゲティングディメンション」は、オファーの提案を受け取る受信者のテーブル(デフォルトは nms:recipients)に一致します。「 ストレージディメンション」は、ターゲティングディメンションにリンクした提案履歴のテーブル(デフォルトでは :nms:propositionRcp)に一致します。
標準以外のテーブルを使用することもできます。特定のターゲティングディメンションを使用する場合、ターゲットマッピングを使用したテーブルおよび専用の環境を作成する必要があります。詳しくは、オファー環境の作成を参照してください。
これは、オファーのプレゼンテーション日から始まるスライドする期間です。これによって、オファーの提案が有効な期限が設定されます。この期間を過ぎると、ルールはオファーの提案に適用されなくなります。
期間は、提案日の n 日前に始まって n 日後に終わります(n には、「考慮する期間」フィールドに入力された数値が入ります)。
矢印ボタンを使用して日数を変更するか、期間を直接入力します(例:"2d 6h" で 2 日と 6 時間)。
オファーが除外されるまでに実行できる提案回数の上限を設定できます。
オファーの提案回数を変更するには、矢印ボタンを使用します。
「カウントする提案」セクションで受信者と提案の両方を指定すると、提案履歴にそれらが所定の回数出現した場合に、「一般」タブで定義されたオファーの除外が適用されます。
チャネル、該当するオファーの数、またはそれまでに割り当てられた提案のステータスに基づいて、提案を除外するためのフィルタリング条件を選択できます。
これらの条件には、プレゼンテーションルールのうち特に適用頻度が高いものが示されます。その他の条件を使用するには、「提案を制限」リンクを使用してクエリを作成できます。詳しくは、提案に関するクエリの作成の節を参照してください。
チャネルに対するフィルター
同じチャネル上のみ:「一般」タブで指定されたチャネルのオファー提案を除外します。
例えば、「一般」タブで、このルール用のチャネルとして E メールが指定されているとします。ルールを適用するオファーが、それまでに Web チャネルでしか提供されていない場合、インタラクションエンジンは、E メール配信でオファーを提示できます。ただし、一度 E メールで提示されると、インタラクションエンジンは別のチャネルを選択してそのオファーを提示します。
この説明は、スペースではなく、チャネルに関することである点に注意してください。ルールによって Web チャネルのオファーを除外すると、Web サイト内の 2 つのスペース(例:ページのバナーと本文)で提示されることになっているオファーは、一度これらの場所に提示された後は表示されなくなります。
オファープレゼンテーションに関するワークフローでは、ルールは、すべてのチャネルに対して設定されている場合にのみ正しく考慮されます。
オファーに対するフィルター
このフィルターを使用すると、カウントされるオファーの提案を、特定のセットのオファーのみに制限できます。
すべてのオファー:デフォルト値。オファーにフィルターは適用されません。
提供されているオファー:「一般」タブで指定されたオファーは、既に提示されたことがあれば除外されます。
同じカテゴリーのオファー:同じカテゴリに属するオファーが既に提示されているオファーは除外されます。
ルールが適用されるオファー:いくつかのオファーが「一般」タブで定義されている場合に、それらに基づく各オファーの提案が考慮され、提案しきい値に達するとすべてのオファーが除外されます。
例えば、オファー 2、3、5 が「一般」タブで定義されており、提案の最大回数が 2 に設定されているとします。オファー 2 とオファー 5 がそれぞれ 1 回ずつ提示されると、提案回数のカウントは 2 に達します。したがって、以後オファー 3 が提示されることはありません。
提案ステータスに対するフィルター
このフィルターを使用すると、提案履歴で考慮に入れる、オファーの提案で最も頻繁に使用されるステータスを選択できます。
提案のステータスとは無関係:デフォルト値。提案のステータスにフィルターは適用されません。
承認または却下された提案:以前に提案されたことがある承認済みまたは却下済みのオファーが除外されます。
承認された提案:以前に提案されたことがある承認済みのオファーが除外されます。
却下された提案:以前に提案されたことがある却下済みのオファーが除外されます。
受信者を指定するには、「ターゲティングディメンションからクエリを編集…」リンクをクリックし、そのルールに関係する受信者を選択します。
カウントする提案をクエリで指定するには、「提案を制限」リンクをクリックし、考慮に入れるための条件を指定します。
次の例では、Special offers カテゴリと Call center スペースに属し、重み付けが 20 未満である提案が、2 回のプレゼンテーションの後にカウント対象となります。