追加データ

インタラクションエンジンの呼び出し時には、コンテキストに関する追加情報を転送できます。このデータは、ワークフローの作業用テーブルに格納されたターゲットデータ(アウトバウンドチャネル)や、呼び出し時に Web サイトから送信された呼び出しデータ(インバウンドチャネル)などから取得できます。この追加データは、実施要件ルール、オファーのパーソナライゼーションなどに利用したり、提案テーブルに格納したりできます。

インバウンドチャネルの場合、例えば、オファーを検討している人々のブラウザー言語設定、コールセンター担当者の名前などの情報を復元するのに役立つことがあります。実施要件ルールにこの呼び出しデータを使用して、Web ページをフランス語や英語で閲覧している人々のみにオファーを提示できます。

ターゲティングワークフロー(アウトバウンドチャネル)では、エンジンの呼び出し中にターゲットデータを使用できます。例えば、FDA を使用して、受信者にリンクされたトランザクションや外部データベースのデータでターゲットをエンリッチメントできます。

追加データの設定

環境にリンクされた nms:interaction スキーマを拡張し、インタラクションエンジンの呼び出し中に使用される追加フィールドのリストを宣言する必要があります。実施要件ルールを作成したり、オファーをパーソナライズする場合、それらのフィールドには、インタラクション​ノードからアクセスできるようになります(追加データの使用を参照)。

インバウンドチャネルの場合、呼び出しデータのフィールドを​インタラクション​ノードに追加する必要があります。

<element label="Interactions" labelSingular="Interaction" name="interaction">
  <attribute label="Navigation language" name="navigationLanguage" type="string"/>
</element>
メモ

インバウンドチャネルでは、XML コレクションがサポートされていますが、他のスキーマへのリンクはサポートされていません。

アウトバウンドチャネルの場合、追加フィールドを含む targetData 要素を​インタラクション​ノードに追加する必要があります。

<element label="Interactions" labelSingular="Interaction" name="interaction">
  <element name="targetData">
    <attribute label="Date of last transaction" name="lastTransactionDate" type="datetime"/>
  </element>
</element>
メモ

アウトバウンドチャネルでは、コレクションはサポートされません。ただし、他のスキーマへのリンクを作成することはできます。

このデータを提案テーブルに格納するには、nms:propositionRcp スキーマも拡張し、これらのフィールドを宣言する必要があります。

<element label="Recipient offer propositions" labelSingular="Recipient offer proposition" name="propositionRcp">
  <attribute label="Last transaction date" name="lastTransactionDate" type="datetime"/>
  <attribute label="Navigation language" name="navigationLanguage" type="string"/>
</element>

追加データの実装

入力チャネル(Web ページ)

エンジンの呼び出し時に追加データを転送するには、Web ページの JavaScript コードに interactionGlobalCtx 変数を追加する必要があります。この変数に、呼び出しデータを含む​インタラクション​ノードを挿入します。その際、nms:interaction スキーマと同じ XML 構造に従う必要があります。追加データの設定を参照してください。

interactionGlobalCtx = "<interaction navigationLanguage='"+myLanguage+"'/>";

出力チャネル

nms:interaction スキーマと同じ XML 構造および内部名に従って、作業用テーブルの追加データを読み込むターゲティングワークフローを作成する必要があります。追加データの設定を参照してください。

追加データの使用

実施要件ルール

オファー、カテゴリ、重み付けに関する実施要件ルールに、追加データを使用できます。

例えば、Web ページを英語で閲覧している人々のみに対してオファーを提示できます。

メモ

ルールは、データが定義されているチャネルのみに制限する必要があります。この例では、インバウンド Web チャネルのみにルールを制限しています(「次の場合に考慮」フィールド)。

パーソナライゼーション

この追加データは、オファーをパーソナライズする際にも使用できます。例えば、ナビゲーション言語用の条件を追加できます。

メモ

パーソナライゼーションは、データが定義されているチャネルのみに制限する必要があります。この例では、インバウンド Web チャネルのみにルールを制限しています。

追加データを使用してオファーをパーソナライズしている場合、そのデータは、データベースで利用できないので、デフォルトではプレビューに表示されません。環境の「データ呼び出しの例」タブで、プレビューで使用するサンプルの値を追加する必要があります。nms:interaction スキーマ拡張と同じ XML 構造に従ってください。詳しくは、追加データの設定を参照してください。

プレビュー時に、「プレビュー用のコンテンツのパーソナライゼーションオプション」をクリックし、「データ呼び出し」フィールドで値を選択します。

ストレージ

エンジンの呼び出し中は、追加データを提案テーブルに格納して、データベースをエンリッチメントできます。このデータは、例えば、レポート、ROI 計算、後のプロセスなどで使用できる可能性があります。

メモ

追加データを格納するには、nms:propositionRcp スキーマを拡張し、格納するデータを含めるフィールドを宣言する必要があります。詳しくは、追加データの設定を参照してください。

オファースペースで、「ストレージ」タブに移動し、「追加」ボタンをクリックします。

ストレージパス」列で、提案テーブルのストレージフィールドを選択します。「」列で、インタラクション​ノードの追加フィールドを選択します。

呼び出しデータは、提案が生成される、または許可される(ユーザーがオファーをクリックする)際に取得できます。

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