このユースケースは、1 つのワークフローを複数実行する場合に同時更新を管理できるワークフローの作成の詳細を示します。
この目的は、別の更新操作を実行する前に、更新プロセスが終了していることを確認することです。そのためには、インスタンス変数を設定し、インスタンスが実行中かどうかワークフローに確認させて、ワークフローの実行を継続し、更新をおこなうべきか決定します。
このワークフローは次の要素から構成されます。
ワークフローを構築するには、以下の手順に従います。
スケジューラーアクティビティを追加し、必要に応じて頻度を設定します。
ワークフローが既に実行しているかどうかを確認するテストアクティビティを追加し、次のように設定します。
「isRunning」は、この例のために選択したインスタンス変数名です。これは、ビルトイン変数ではありません。
「いいえ」の分岐に終了アクティビティを追加します。これにより、既にワークフローが実行している場合は、何も実行されません。
「はい」の分岐に、必要なアクティビティを追加します。この例では、クエリアクティビティおよびデータを更新アクティビティです。
最初のアクティビティを開き、「詳細設定」タブで instance.vars.isRunning = true コマンドを追加します。これにより、インスタンス変数が実行中に設定されます。
終了アクティビティを「はい」の分岐の最後に追加し、「詳細設定」タブで instance.vars.isRunning = false コマンドを追加します。
これにより、ワークフローが実行している間は、何も実行されません。
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