マルチサンドボックスイベント転送のデータコレクションブループリント

マルチサンドボックスイベント転送のデータコレクションブループリントは、Adobe Experience Platform Web および Mobile SDK で収集されたデータを、単一のイベントを収集し、複数の AEP サンドボックスに転送するように設定する方法を示します。このブループリントは、Adobe タグのイベント転送機能を使用する特定のユースケースです。

イベントのレプリケーションに加えて、イベント転送機能を使用して、他のサンドボックスの要件を満たす、収集された元のデータの追加、フィルタリングまたは操作をおこなうことができます。例えば、サンドボックス A はすべてのイベントデータ要素を受け取り、サンドボックス B は PII 以外のデータのみを受け取る必要があります。

イベント転送は、データ要件に必要なデータ要素、ルール、拡張機能を含む個別のタグプロパティを使用します。受信イベントを使用すると、イベント転送プロパティでデータを収集し、転送の前に必要に応じて管理できます。

宛先サンドボックスには、イベント転送 HTTPS 拡張機能で使用する HTTP ストリーミングエンドポイントが設定されている必要があります。

ユースケース

  • グローバルデータレポート — 複数のサンドボックスを使用して操作環境を分離し、クロスサンドボックスレポート用にデータ収集を 1 つのサンドボックスに統合する必要がある場合。イベントをレポートサンドボックスに転送すると、各サンドボックス操作環境は、リアルタイムで収集されたデータをレポートサンドボックスに送信できます
  • サンドボックスの操作環境ごとに異なるデータルールに基づいて、サンドボックス全体のデータ収集を管理します。ヘルスケアや金融サービスなどの機密データをフィルタリングする必要があるこのようなオペレーティング環境

アプリケーション

  • Adobe Experience Platform コレクション

アーキテクチャ

マルチサンドボックスイベント転送のリファレンスアーキテクチャ
  1. タグ作成者は、タグプロパティとイベント転送プロパティの両方を定義します。ここでは、作成者がデータ収集を管理するデータ要素、ルール、アクションを定義します。タグプロパティコードはクライアント上で実行され、CDN ホストによって配信されることに注意してください。イベント転送のプロパティコードは、Adobe Edge Server で実行されます。

  2. クライアントで収集されたデータは Edge Server に送信されます。また顧客は、サーバー側の収集方法として最初に独自のサーバーにデータを送信することもできます。WebSDK は、サーバー間コレクション機能を提供することができます。ただし、この実装には別のプログラミングモデルが必要です。下の Edge Network Server API の概要​ドキュメントを参照してください

  3. Platform Edge Server は、データ収集ペイロードを受信し、Target や Analytics などの必要なシステムに対するデータのフローを調整します。

  4. イベント転送プロパティデータ要素は、ペイロードに到着したイベントデータにアクセスするために使用されます。また、転送の前に、必要に応じてイベントデータを操作する場合にも、ルールを使用することができます。ストリーミングデータ取り込みに必要な XDM へのデータの形式設定など

  5. イベント転送は、イベントデータを HTTPS エンドポイントに転送する機能を提供する HTTPS 拡張機能を提供します。

  6. サンドボックス 2 は、転送されたイベントを受信するストリーミングエンドポイントを使用して設定されます。

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