Audience Manager で収集された IP アドレスを難読化するには、この機能を使用します。
グローバルプライバシー規制により、多くの国で IP アドレスの難読化が求められる場合があります。Audience Manager を使用すると、訪問者の IP アドレス全体または国ごとに難読化できます。
「プライバシーバイデザイン」の原則に従い、Adobe Audience Manager では、すべての地域に対してグローバルに、または特定の国に対して、UI からの IP 難読化を有効にすることができます。この設定を有効にすると、IP アドレスが Audience Manager に取り込まれると、IP アドレスの最後のオクテット(最後の部分)は即座に破棄されます。Audience Manager は、処理(オプションの IP アドレスの地域の参照またはログ作成を含む)に先立って、IP アドレスのこの部分を破棄します。例:
255.255.255.255
255.255.255.0
データプライバシーの節の「IP アドレスの収集と IP アドレスの難読化」も参照してください。
IP アドレスの難読化は、Audience Manager管理者アカウントでのみ使用できます。ユーザーに管理者権限を割り当てる方法については、ユーザーの作成を参照してください。
Audience Manager によって処理される大量のデータにより、IP 難読化の変更には、設定を更新時点からカウントして最大 4 時間かかることがあります。
IP アドレスの難読化を設定するには、次の手順に従います。
IP アドレスの難読化をグローバルに無効にするには、Administration/Privacy に移動し、「Do not obfuscate IP addresses」を選択して、「Save」をクリックします。
特定の国に対して IP アドレスの難読化を無効にするには、「Selected for Obfuscation」リストで国を探し、対応する X アイコンをクリックします。完了したら、「Save」をクリックします。