DCS 応答からのユーザー ID と地域 ID の取得

この節では、DCS 応答を解析して、DCS へのリアルタイム呼び出しに必要な訪問者 ID と地域 ID を取得する方法について説明します。

ユーザー ID と地域 ID

DCS 応答には、サイト訪問者に関するデータが含まれています。DCS へのサーバー間呼び出しをおこなうには、訪問者 ID と地域 ID が必要です。

  • ユーザー ID は、データを識別し特定の訪問者に関連付けるのに必要になります。
  • 地域 ID が必要なのは、地域サーバー名に関連付けられているからです。地域サーバー名は DCS へのデータ送信に必要になります。DCS では、サイト訪問者に地理的に最も近いデータセンターに情報を保存します。DCS 地域 ID、場所、ホスト名を参照してください。

これらのパラメーターは次のとおりです。コードの​斜体​の部分には実際の情報が入ります。

パラメーター データタイプ

"uuid": user ID

文字列

"uuid":"123456789"

"dcs_region":region ID

整数

"dcs_region":9

レスポンスのサンプル

この単純な応答では、UUID と地域 ID を示しています。なお、これはサンプルデータにすぎません。実際のログファイルは、より長くより複雑になります。

{
    "stuff": [],
    "uuid": "22920112968019678612904394744954398990",
    "dcs_region": 7,
    "tid": "31ZpxW5bQGc="
}

次の手順

ユーザー ID と地域サーバー名が用意できたら、DCS データの送受信を開始できます。DCS API 呼び出しの実行を参照してください。

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