データ保持ポリシー

Adobe Analytics で収集されたデータは、一定の期間保持されます。アドビがこのデータを保持する時間は契約ごとに異なります。詳しくは、組織のデータ保持ポリシーを参照してください。このポリシーはデータ自体に適用されるので、Analytics のすべてのレポート機能(Analysis Workspace、レポート API など)に影響します。

Adobe Analytics のデフォルトのデータ保持ポリシー期間は 25 ヶ月です。 ​契約によっては、データ保持ポリシーがこの期間とは異なる場合があります。

保持されるデータは、現在の日付と履歴データの日時に基づいています。ヒットに記録される日時は、アドビがヒットを受け取った日時とは異なる場合があります。

デフォルトのデータ保持期間を調整する

デフォルトのデータ保持期間を短縮または延長する場合は、担当のAdobeアカウントチームにお問い合わせください。

  • デフォルトのデータ保持期間を短縮する場合、追加料金は発生しません。
  • デフォルトのデータ保持期間である 25 ヶ月を超えてデータを保持したい場合は、エクステンションを購入する必要があります。エクステンションは 1 年ごとに 1 回ご利用いただけます。エクステンションは最大 8 回購入でき、合計 10 年 1 ヶ月(デフォルトの 2 年 1 ヶ月 + 追加の 8 年)ご利用いただけます。

データ保持とデータプライバシー

アドビは、お客様のデータ取扱者としての役割を果たし、データへのアクセスやデータの削除といったデータに関する個人の要求に対応するために、適切な措置を講じる義務を負います。この義務を履行するうえでは、適切かつ安全で迅速な削除をおこなうポリシーを適用することが重要です。GDPR は、EU 市民に販売する、または EU 市民の情報を処理するすべてのお客様に適用されます。CCPA は、カリフォルニア州民に販売する、またはカリフォルニア州民の情報を処理するすべてのお客様に適用されます。したがって、データプライバシーは、世界的な規制の変更です。

データの削除

データ保持ポリシー期間が過ぎると、アドビはデータを削除する権限を留保します。データの復元はできません。保持したいすべてのデータに対して、貴社のデータ保持ポリシー期間が有効であることを確認する必要があります。

現在のデータ保持ポリシーを表示/管理

管理 ツールのデータガバナンスダイアログには、データガバナンス用に設定されているレポートスイートの概要が示されます。また、これらが Experience Cloud 組織にマップされているかどうか、およびこのレポートスイートに対してデータ保持ポリシーが設定されているかどうかも示されます。詳細情報

よくある質問

自社のデータ保持期間について、どのようにして決めればよいですか。
会社は、データ管理者として、データ保持に関して決定権を持つ組織内の関係者(マーケティング、分析およびプライバシーチームなど)を特定することができます。会社は、Adobe Analytics のデータ保持期間について最適な意思決定をおこなうことが可能です。
データ保持期間の計算方法を教えてください。
データ保持ポリシーは、完全なデータを表示およびレポートできる、周期的なデータ保持時間枠を定義します。データ保持の開始日は、現在の日付からデータ保持期間を引いた日付です。データ保持の終了日は、現在の日付に応じて決定されます。データのタイムスタンプが開始日と終了日の間である場合、データはデータ保持時間枠に含まれます。
削除する前にデータのコピーをリクエストすることはできますか?
はい。アドビでは、ヒットレベルの生データの履歴ダンプを提供できます。詳しくは、エクスポートユーザーガイドの「データフィード」を参照してください。UI の範囲外のデータエクスポート要件がある場合は、担当のAdobeアカウントチームにお問い合わせください。 要件に応じて調整できる場合があります(費用は状況に応じて異なります)。
Adobeがデータを削除するのはいつですか?
データの削除がスケジュールされている特定の時間については、Adobeアカウントチームにお問い合わせください。 通常、データの削除は月次処理でおこなわれます。
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