このプラグインはアドビコンサルティングによって提供されており、Adobe Analytics からより多くの価値を引き出すのに役立ちます。アドビカスタマーケアは、インストールやトラブルシューティングを含め、このプラグインに対するサポートをおこないません。このプラグインに関するヘルプが必要な場合は、貴社のアカウントマネージャーにお問い合わせになって、担当コンサルタントとのミーティングを手配してもらってください。
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プラグインは、Analytics 変数のリストで関数またはメソッドを実行します。例えば、clearVars
メソッドを毎回手動で呼び出すことなく、複数の変数に対して選択的に実行できます。その他のプラグインの一部は、正しく実行するために、このコードに依存しています。一度に複数の Analytics 変数に対して特定の関数を実行する必要がない場合や、依存するプラグインを使用しない場合は、このプラグインは必要ありません。
アドビでは、最も一般的に使用されるプラグインを使用できる拡張機能を提供しています。
プラグイン拡張機能を使用しない場合は、カスタムコードエディターを使用できます。
Analytics トラッキングオブジェクトをインスタンス化(s_gi
を使用)した後、AppMeasurement ファイルの任意の場所に次のコードをコピーして貼り付けます。実装時のコードのコメントとバージョン番号を記録しておくと、アドビが潜在的な問題のトラブルシューティングをおこなう際に役立ちます。
/******************************************* BEGIN CODE TO DEPLOY *******************************************/
/* Adobe Consulting Plugin: pt v2.01 */
s.pt=function(l,de,cf,fa){if(l&&this[cf]){l=l.split(de||",");de=l.length;for(var e,c=0;c<de;c++)if(e=this[cf](l[c],fa))return e}};
/******************************************** END CODE TO DEPLOY ********************************************/
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メソッドでは、次の引数を使用します。
l
(必須、文字列):cf
引数に含まれる関数が実行できる変数のリストです。de
(オプション、文字列):l
引数内の変数のリストを区切る区切り文字です。デフォルトはコンマ(,
)です。cf
(必須、文字列):l
引数に含まれる各変数に対して呼び出される AppMeasurement オブジェクトに含まれるコールバック関数の名前です。fa
(オプション、文字列):cf
引数内の関数が実行時に追加の引数を呼び出す場合は、ここに含めます。デフォルト値は undefined
です。このメソッドを呼び出すと、(cf
引数内の)コールバック関数が値を返す場合に値が返されます。
次のコードは getQueryParam プラグインの一部です。URL のクエリー文字列(fullQueryString)に含まれる各キーと値のペアに対して、getParameterValue ヘルパー関数を実行します。また、各キーと値のペアを抽出するには、fullQueryString をアンパサンド「&」で区切る必要があります。parameterKey は、プラグインがクエリー文字列から抽出しようとしているクエリー文字列パラメーターを参照します。
returnValue = s.pt(fullQueryString, "&", "getParameterValue", parameterKey)
上記の行は、次のようなコードを実行するためのショートカットです。
var returnValue = "",
parameters = fullQueryString.split("&"),
parametersLength = parameters.length;
for(var i = 0; i < parametersLength; i++)
{
returnValue = s.getParameterValue(parameters[i], parameterKey);
if(returnValue !== "") break;
}